同志社女子大学薬学部の対策方法・入試傾向は?偏差値や倍率、入試情報についても解説

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薬剤師を目指す多くの受験生にとって、女子大学でありながら高度な専門教育を提供する同志社女子大学薬学部は、非常に魅力的な進学先の一つです。
京都と奈良の中間に位置する緑豊かなキャンパスには、最新の設備が整った教育環境があり、医療薬学と基礎薬学の両面からバランスの取れた学びを提供しています。
さらに、国家試験対策や実践的な模擬実習、国際教育など、学びのサポートも充実しています。
本記事では、同志社女子大学薬学部の各科目における入試傾向や対策法について詳しく解説しています。
また、記事内では偏差値や倍率などの難易度や、試験科目や配点などの入試情報についても解説しているため、同志社女子大学薬学部の受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

同志社女子大学薬学部とは?

まず最初に、同志社女子大学薬学部の基本情報についてご紹介いたします。

基本情報・アクセス

京田辺キャンパス 〒610-0395 京都府京田辺市興戸
TEL 0774-65-8411(代表)
交通アクセス ・JR学研都市線「同志社前駅」から徒歩3分

・近鉄京都線「興戸駅」から徒歩10分

・近鉄京都線「新田辺駅」からバス10分

収容定員 745名
在学者数 女:6784名(2024年5月1日現在)

同志社女子大学薬学部は、京都府京田辺市に位置し、京都と奈良の中間にある自然豊かなエリアにキャンパスを構えています。
最寄り駅はJR学研都市線「同志社前」駅および近鉄京都線「興戸」駅で、大阪・京都・奈良の各都市からのアクセスも良好です。
キャンパス内には最新の教育・研究設備を備えたモダンな学舎が立ち並び、落ち着いた環境で学ぶことができます。
また、薬学部の収容定員に対して在籍者数も安定しており、教育体制がしっかりと整っています。
全国的に見ても女子大学に薬学部が設置されているケースは非常に限られており、関西圏では同志社女子大学と武庫川女子大学の2校のみとなっています。
女子学生にとっては、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる安心感のある学習環境が魅力です。
医療現場で求められる専門知識や実務能力に加え、女性ならではの視点を生かしたケアや対応力も磨ける教育が提供されています。
薬剤師を目指す女子学生にとって、非常に魅力的な進学先の一つと言えるでしょう。

どんな大学?

同志社女子大学薬学部は6年制課程を採用し、医療薬学と基礎薬学のバランスを重視したカリキュラムを展開しています。
薬剤師としての専門知識・技能を身につけるだけでなく、人間性や倫理観を育む教育にも力を入れています。
国家試験対策としては専用の対策室を設置し、教員による個別指導や学習サポートが充実しており、万全の体制で学生を合格へと導いています。
さらに、模擬薬局や模擬病室などを使った実践的な学習も取り入れており、実際の医療現場を意識した教育が行われています。
こうした実習は、即戦力として活躍できる薬剤師の育成を目指した取り組みの一環です。
また、国際的な視野を持った薬剤師の育成にも注力しており、語学教育や国際交流プログラムを通じて、グローバル社会での活躍を視野に入れた教育も提供されています。
このように、同志社女子大学薬学部は、専門性・実践力・国際性を兼ね備えた薬剤師を育てる環境が整っており、薬学を学びたい女子学生にとって非常に魅力ある学びの場となっています。

同志社女子大学薬学部の各科目の入試傾向と対策

次に、同志社女子大学薬学部の各科目の入試傾向と対策について詳しく解説します。

英語

同志社女子大学薬学部の英語の問題は、大問3題で試験時間は60分、解答方式は4択のマークシート方式です。
構成としては、読解問題が2つと文法・語彙の問題が1つです。
読解問題に関しては、問われているところを本文中から探して選択肢の真偽をはやく見分ける必要があります。
文法・語彙問題に関しては空所を埋める問題となっていて、単語の正確な意味や語彙力を問う問題も多いです。
難易度は、標準的ですが、選ぶのに迷う選択肢が含まれていることが多いので、少し難しく感じられることもあるでしょう。
対策としては、読解問題に関しては段落ごとの内容を把握し、全体の論点を把握できるようにしましょう。
時間に余裕がないので、速読を練習することも重要です。
文法・語彙問題に関しては、正しく暗記しておく必要があるので、単語集や文法の問題集を繰り返し勉強することが必要です。

数学

数学の問題は、大問4題で試験時間は60分、全問マークシート方式で数字や符号を答える問題です。
出題範囲は「Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B(数列)、数学C(ベクトル)」です。
難易度としては、基本的~標準レベルですが、出題範囲は各分野から隔たりなく構成されているため、数学の実力を試される問題となっています。
試験時間に対し、問題数が多いので試験時間内に全問解くとなると難易度があがります。
大問1問当たり15分程度で解けるように練習しましょう。
対策としては、基礎的な問題も多く出題されるので、苦手分野がないように学習して重要な公式や典型的な解法のパターンを身につけておくことが重要です。
また2次関数や平面図形など、グラフや図を描く習慣もつけておきましょう。

化学

化学の問題は、大問4問で試験時間は60分です。
解答個数は例年25個程度となっています。
全問マークシート方式です。
出題範囲は、「化学基礎・化学(高分子化合物の性質と利用を除く)」です。
難易度はその年度により多少異なりますが、おおよそ半分が基本、半分が標準的という割合ですので、基礎的な理論や計算、物質の性質や反応に関しては、きっちりと学習しておきましょう。
グラフや図の読み取りなど時間を費やす問題が多いので、時間配分に注視しておくことが大切です。
対策としては、約半分は基礎的な問題ですので、教科書中心の学習をし、教科書に載っている部分に関しては完全に理解しておきましょう。
また化学反応式を理解していることを前提とした計算問題も出題されるので、化学反応式のマスターも必須です。
マークシートの解答に関しては、まずはすぐに答えられる問題から解いていき、時間のかかる問題、苦手な問題に関しては後回しにするなど、過去問を解くことで実践的な学習もしておくことが大切です。

同志社女子大学薬学部の入試概要

続いて、同志社女子大学薬学部の入試概要をご紹介いたします。

試験科目・配点

2026年度一般選抜入試の試験科目・配点についてまとめました。

入試種別 教科・科目 配点
前期(3科) 英語(英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ) 100点
数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B(数列)、数学C(ベクトル) 100点
化学(化学基礎・化学)、⽣物(⽣物基礎・⽣物)のいずれかを選択

「化学基礎・化学」

「化学基礎」は全範囲から出題、

「化学」は「(1)物質の状態と平衡、(2)物質の変化と平衡、(3)無機物質の性質、(4)有機化合物の性質(高分子化合物は除く)」から出題。

「生物基礎・生物」

「生物基礎」は全範囲から出題、

「生物」は「(1)生物の進化、(2)生命現象と物質、(3)遺伝情報の発現と発生、(4)生物の環境応答」から出題

100点
前期(2科) 英語(英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ) 100点
化学(化学基礎・化学)、⽣物(⽣物基礎・⽣物)のいずれかを選択

「化学基礎・化学」

「化学基礎」は全範囲から出題、

「化学」は「(1)物質の状態と平衡、(2)物質の変化と平衡、(3)無機物質の性質、(4)有機化合物の性質(高分子化合物は除く)」から出題。

「生物基礎・生物」

「生物基礎」は全範囲から出題、

「生物」は「(1)生物の進化、(2)生命現象と物質、(3)遺伝情報の発現と発生、(4)生物の環境応答」から出題

100点
後期 英語(英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ) 100点
化学か生物のいずれか選択

「化学基礎・化学」

「化学基礎」は全範囲から出題、

「化学」は「(1)物質の状態と平衡、(2)物質の変化と平衡、(3)無機物質の性質、 (4)有機化合物の性質(高分子化合物は除く)」から出題。

「生物基礎・生物」

「生物基礎」は全範囲から出題、

「生物」は「(1)生物の進化、(2)生命現象と物質、(3)遺伝情報の発現と発生、(4)生物の環境応答」から出題。

100点

同志社女子大学薬学部の試験科目と配点は上記の表の通りとなっています。
また、この他に共通テスト利用の入学試験などもありますので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。

合格最低点

過去3年間の同志社女子大学薬学部の一般選抜入試合格最低点を以下の表にまとめました。

入試種別 2024年度 2023年度 2022年度
前期日程(1日目) 205/400 222/400 235/400
前期日程(2日目) 217/400 207/400 230/400
後期日程(午前) 193/300 202/300 166/300
後期日程(午後) 205/300 151/300 178/300

2024年度の同志社女子大学薬学部一般選抜では、前期(1日目)の合格最低点が、年々低下しています。
特に2024年度は合格最低点が前年から比べて222点から205点に下がり、得点率も55.5%から51.3%へと下落しました。
これは試験の難化や受験者層の変動、あるいは他大学への受験者の流出などが影響している可能性があります。
一方、後期日程(午後)では前年151点から205点にあがり、得点率は、50.3%から68.3%に18%も上がりました。
このように、年度によって変動があるため、どの程度の得点率を目指せば良いかは指標となるものはありませんが、受験倍率を見てみると、前期日程は、2023年度1.9から2024年度1.7へ減少、後期日程は2023年度4.0から2024年度5.6へと上昇しているので、後期日程の方が合格するのに難しくなっているといえるでしょう。

入試日程

2026年度の一般選抜入試日程を以下の表にまとめました。

入試区分 出願期間 試験日 合否発表日
前期(3教科) 2026年1/4(日)~1/14(水)17:00まで 2026年1/26(月)

2026年1/28(水)

2026年2/10(火)
前期(2教科) 2026年1/4(日)~1/14(水)17:00まで 2026年1/27(火)

2026年1/29(木)

2026年2/10(火)
後期日程 2026年2/16(月)~2/26(木)17:00まで 2026年3/9(月) 2026年3/13(金)

同志社女子大学薬学部の2026年度の入試日程は、上記の通りです。
昨年度と比べて2教科日程が増え、一般選抜の前期の試験日が実質1日増えて4日間となりました。

同志社女子大学薬学部の難易度・レベルは?

同志社女子大学薬学部の難易度とレベルについて詳しく解説します。

偏差値

入試方式 偏差値
前期3科目型 45.0
前期3科(共テ利用) 45.0

同志社女子大学薬学部の最新の偏差値は45.0となっています。
どの方式もほぼ同等の難易度水準と考えられ、大きな差はありません。

倍率

2025年度 2024年度 2023年度
入試日程 受験者 合格者 倍率 受験者 合格者 倍率 受験者 合格者 倍率
前期3科 277 193 1.4 387 227 1.7 357 190 1.9
後期 27 5 5.4 56 10 5.6 64 16 4.0

上記の表に示した過去3年間における倍率をみてみると、2025年度は受験者が昨年に比べて110人減っていることがわかります。
その主な理由としては、薬学部への進学を希望する学生の減少や、他の学部への関心の高まりなどが考えられます。

他の薬学部との比較

同志社女子大学と近畿における私立大学の薬学部を比較した表を以下に示します。

大学名 偏差値 共通テスト得点率
同志社女子大学 45.0 64~65%
神戸薬科大学 47.5 66%
兵庫医科大学 40.0 40%
京都薬科大学 52.5~55.0 68%
武庫川女子大学 45.0~50.0 54~60%
摂南大学 42.5~45.0 56~73%
神戸学院大学 35.0~37.5 52~59%
立命館大学 52.0~55.0 78~82%
大阪大谷大学 37.5 56%
近畿大学 52.5~55.0 68~72%
大阪医科薬科大学 47.0~50.0 68%

同志社女子大学薬学部は偏差値45.0、共通テスト得点率64~65%であり、他大学の薬学部と比較すると比較的入試難易度は低く位置していることがわかります。
入試科目も標準的であり、薬剤師国家試験の受験資格を目指す学生にとって、現実的かつ手の届きやすい進学先といえるでしょう。
大学ごとに特色があるため、志望者は自身の学力や将来像に応じて、最も適した進学先を選ぶことが重要です。

同志社女子大学薬学部対策をするなら個別の会

ここまで、同志社女子大学薬学部について詳しくご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
薬剤師国家試験に向けた対策体制も充実しており、学内には対策室が設置され、専門スタッフによる手厚いサポートを受けることができます。
また、英語教育や国際交流の機会にも力を入れており、将来的にグローバルな舞台で活躍したいと考える学生にとっても魅力的な環境が整っています。
入試難易度は近畿圏の私立薬学部の中では比較的易しめですが、油断は禁物です。
薬学部は学習範囲も広く、専門性も高いため、独学だけで合格を目指すのは難しいケースも少なくありません。
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まとめ

本記事では、同志社女子大学薬学部の入試傾向や対策法、試験科目や配点、偏差値・倍率といった難易度の情報まで詳しく解説しました。
同志社女子大学は、キリスト教主義に基づいた人間教育を重視し、薬剤師としての知識・技術だけでなく、人間力の育成にも力を入れています。
薬学部では国家試験対策やグローバル教育も充実しており、学びやすい環境が整っています。
受験を目指す方は、ぜひ本記事を参考に効果的な対策を進めてください。