大阪歯科大学の入試傾向や受験対策・勉強方法は?難易度や偏差値・入試情報について解説
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今回は大阪歯科大学についてご紹介したいと思います。
本記事では、大阪歯科大学の各科目の入試傾向や対策、入試日程、倍率について詳しく解説しています。
また、キャンパスなど大阪歯科大学の特徴についても解説しているため、大阪歯科大学について少しでも気になっている方や受験を考えている方は是非参考にしてみてください。
目次
大阪歯科大学の入試で求められる・問われる力とは?
まず、何よりも第一に基礎学力の理解が求められるのではないでしょうか。
特に理系科目である化学、物理、数学などの基礎学力が重視されます。
また、論述問題や小論文では論理的思考力や問題解決能力が試されます。
大阪歯科大学が求めている学生とは?
専門的な「知識・技能」の習得だけでなく、建学の精神である「博愛」と「公益」に努め、思いやりの心・使命感・奉仕的人生観の体得といった総合的な「人間力・チームワーク」を備えた人材を求めています。
また、大阪歯科大学では基礎学力のみでなく、学問への探究心であったり多様な価値観、そして社会貢献ができる高い人間性などを重んじています。
大阪歯科大学の入試傾向と対策
大阪歯科大学の各科目の入試傾向と対策方法についてご紹介します。
英語の傾向と対策
読解問題1題、文法・語彙問題3題の大問4題の構成となっています。
年度によっては発音問題や会話文問題が出題されることもあります。
出題範囲としては、「英語コミュニケーション I、英語コミュニケーション II、英語コミュニケーション III、論理・表現 I、論理・表現 II、論理・表現 III」となっています。
試験時間は60分で、リスニングの試験はなしとされています。
設問内容・英文は標準レベルであり、日頃から基本構文や熟語・語彙などの習熟に努めていれば、十分解答可能だといえます。
対策としては、英文和訳が例年出題されているため、参考書を使って構文をきちんと押さえ、自然な日本語訳を書く練習をしておきましょう。
語彙力は、日頃から問題を解く中で分からない単語が出てきたら、その都度辞書を引いて確認し、自分で単語帳を作成するとよいでしょう。
その際、発音や派生語・同意語・反意語・主なイディオムについてもチェックすることが大切です。
語句整序も例年出題されているため、基礎的な文法事項と重要構文を総復習し、重要構文の対策をまとめた問題集を1冊完成しておくとよいでしょう。
数学の傾向と対策
数学の出題範囲としては、「数学ⅠⅡABC(ベクトルのみ)」が範囲となっています。
出題形式は、大問3題で、試験時間は60分です。
小問4問で構成されており、〔1〕は整数の性質、図形と方程式、数列などが頻出です。
また、選択問題でベクトル、確率分布が出題され、さまざまな分野から偏りなく出題されるため、出題範囲については全てしっかりと勉強しておく必要があります。
〔2〕〔3〕では、図形問題や微・積分法がよく出題されています。
難易度は年度によって差はありますが、計算量がやや多く、基本事項をもとに考え、解答をまとめる力が重視されています。
問題そのものは標準的なレベルだといえます。
対策としては、教科書などで基本事項、定理、公式をしっかり整理・理解をし、状況に応じて使いこなせるようにしましょう。
計算力を要する問題に対応するためには、日頃から基本的な計算の練習をしっかり積み、かつ少しでも計算が簡単になるような技術も身につけていくことが大切です。
実戦形式に慣れ、自分の弱点を知ることも重要であるため、過去問を試験時間内に解くことも有効です。
物理の傾向と対策
出題形式は、大問3題で解答のみを書かせる問題がほとんどですが、グラフや図を描く問題も出題されています。
試験時間は60分です。
力学、波動、電磁気からの出題が続いていましたが、2023・2024年度は力学、熱力学、電磁気からの出題となっていました。
全体的に基本~標準レベルで、各分野の重要な部分が多く出題されており、教科書の例題や章末問題の組み合わせに近いといえます。
しかし、計算問題や融合問題もあるため、少し難しく感じられるかもしれません。
対策として、標準的な問題ばかりだからこそ、基本的な事項をしっかり理解しておくことが大切です。
そのため、基本~標準レベルの問題集を繰り返し解いて、完全に仕上げておくとよいでしょう。
また、公式の丸暗記だけでは通用しないため、物理現象とそれに関係する法則や原理を用いて論理的に考える態度を、普段から養成しておきましょう。
計算力をつけるためには、面倒でも自力で計算し、思考過程が明確になるよう筋道を立てて丁寧に書く習慣をつけることが大切です。
化学の傾向と対策
化学の試験時間は60分で、毎年大問3題の出題となっています。
理論分野、無機分野、有機分野の内容から出題され、解答は全て記述形式で論述問題も出題されています。
また、化学反応式を書かせる設問が毎年出題されています。
理論分野では、基礎事項から幅広く出題されており、特に酸化・還元が頻出しています。
無機分野では、教科書の記載に基づいた空所補充形式の問題が多く、主な元素とその化合物の性質と反応などを中心に出題されています。
有機分野では、総合的な知識が求められるため、断片的に覚えるよりも反応経路として総合的にとらえておくとよいでしょう。
計算問題が毎年出題されているため、物質量や反応量の計算は最重要だといえます。
熱化学、中和滴定、酸化還元滴定、電気分解、気体の法則などが頻出しているため、原理を理解しながら問題を解く練習をしておきましょう。
化学反応式も求められることが多いので、教科書に記載されている反応式は、必ず書けるようにしておきましょう。
有機分野では、製法や性質に加えて、構造式まで書けるようにしておくことが望ましいです。
生物の傾向と対策
大問数は3題で、試験時間は60分です。
空所補充形式の問題や用語を解答する問題が多く、計算・描図・論述問題も出題されています。
体内環境、生殖・発生、遺伝情報の出題頻度が高く、人体に関する問題が多いのが特徴です。
大部分は高校の教科書の範囲からの出題であり、問題数も多くはなく解答時間は十分にあるといえるでしょう。
基本的な知識を固めるためには、教科書の文章を繰り返し読み、生物用語は正確に漢字で書けるようサブノート式問題集などを利用するとよいでしょう。
詳しい事柄を問われる場合があるので、図説などに普段から目を通し、生物事象の変化や流れ、しくみなどの全体像を視覚的に把握しておくことが大切です。
論述問題のレベルはそれほど高くはありませんが、断片的な知識では対処しにくいです。
そのため、題意を的確にとらえる、必要な用語を選択する、まとめて表現するということに気をつけながら、多くの論述問題にあたってみましょう。
人体に関する問題では、高度な教養が必要な問題が含まれていることもあるため、医学・生物学に関する話題に普段から意識を向け、教養や考察力を高めておくと役に立つでしょう。
特に、人体マップや、図説に掲載されているヒトに関連した図などは発展的内容までよくみて、視覚的に構造を把握するようにしておきましょう。
小論文の傾向と対策
小論文は40分間で400字以内となっています。
歯科医師・歯学部の未来についてのテーマが頻出です。
小論文では自分の意見をしっかりと字数内でまとめきる力が必要です。
また、テーマに沿って自分の意見を論理的に伝えられなくてはいけません。
その際には専門知識などを交えて、論点を明確に伝えることが重要です。
普段から本や新聞などを読んでおきましょう。
そして、文章の構成力も重要です。
文章の構成は序論、本論、結論となっている場合が多く、まとめやすいためお勧めです。
それぞれ役割があるためそれも理解して文章を構成しましょう。
対策としては、何度も練習をすることです。
先生に見せて添削を行ってもらったり、模範解答を見て自分でやり直してみたり継続的に取り組みましょう。
面接の傾向と対策
面接では、面接カード(自己PR・志望動機)を記入する時間10分が与えられます。
面接形式は個人面接・段階評価となっています。
解答時間が短いため、基本的な問いには事前にまとめて答えられるようにしておきましょう。
特に、歯学部の志望理由や理想としている歯科医師の像など基本的な問いが中心となっています。
対策としては、模擬面接を行い、落ち着いて質問の受け答えができるよう何度も練習しておきましょう。
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大阪歯科大学の入試の種類・特徴
大阪歯科大学の入試の種類や特徴についてご紹介します。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜では指定校制・公募専願制・公募併願制があります。
公募制であれば1浪までであれば評定の規定もなく誰でも受験することが可能です。
2025年度入試から指定校制にも理科が追加されました。
そのため、公募制・指定校制どちらであっても科目は英語・数学・理科1科目・小論文・面接となっています。
歯学部の公募併願型では、調査書、基礎学力試験、面接試験により合計が高い順番で合否を判定します。
医療保健学部の公募制は調査書、基礎学力試験、面接によって合否を判定します。
ただ、面接試験での評価が悪すぎると学力試験の結果に関わらず不合格となる場合があります。
看護学部の公募制は調査書・志望理由書・自己PR書・学力検査・面接を行います。
ここでは大学教育を受けるために必要な能力があるのかを総合的に評価して合否判定が行われます。
一般選抜
一般選抜は前期・全学部日程・後期となっています。
歯学部は「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」「思考力・判断力・表現力」「知能・技能」という3つの学力の三要素を確認します。
そのため、出願書類は調査書、大学が実施する試験に加えて小論文・面接があります。
チョイス1・2という独自の前期・後期の一般選抜の制度があります。
チョイス1・2は、一般選抜で受験した外国語(英語)・数学・理科のうち、高得点の1科目か2科目を使用して合否を判定する選抜方式です。
医療保健学部は、学力試験・面接試験・調査書で合否が判断されます。
ただ、面接試験での評価が悪いと不合格になる可能性もあります。
看護学部では、調査書・志望理由書・学修計画書・学力検査・面接を行います。
大学入学共通テスト利用選抜
大学入学共通テスト利用選抜は大学入学共通テストを利用した入試です。
大学入学共通テストの成績に合わせて調査書等の出願書類や面接により合否が判定されます。
歯学部ではプラス1(前期・後期)という独自の試験があります。
プラス1とは、一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜の両方を出願した方に、一般選抜の得点・大学入学共通テストの最も高い得点1科目(数学は2科目)の得点を合計し面接と小論文の総合評価を行います。
大阪歯科大学の受験概要
続いては、大阪歯科大学の受験の概要についてご紹介します。
入試日程
ここでは大阪歯科大学の2025年度の入試日程をまとめました。
各選抜の出願期間、試験日、合格発表日、入学手続き締切日は以下の表の通りです。
選抜区分 | 出願期間(締切日消印有効) | 試験日 | 合格発表日 | 入学手続締切日(学納金納付期限) |
---|---|---|---|---|
総合型選抜 | (医療保健学部、看護学部)9/2(月)~9/22(日) | (医療保健学部、看護学部)9/29(日) | (医療保健学部、看護学部)11/1(金) | (医療保健学部、看護学部)11/15(金) |
学校推薦型選抜 | (医療保健学部、看護学部)11/1(金)~11/10(日)(歯学部)11/1(金)~11/17(日) | (医療保健学部、看護学部)11/17(日)(歯学部)11/24(日) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)12/2(月) | (歯学部)12/9(月)(医療保健学部、看護学部)12/16(月) |
一般選抜(前期) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)12/2(月)~1/26(日) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)2/1(土) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)2/12(水) | (歯学部)2/19(水)(医療保健学部、看護学部)2/21(金) |
一般選抜(全学部日程) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)12/2(月)~1/26(日) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)2/2(日) | ||
一般選抜(後期) | (歯学部、看護学部)2/12(水)~2/23(日)(医療保健学部)2/12(水)~3/11(火) | (歯学部、看護学部)3/2(日)(医療保健学部)3/14(金) | (歯学部、看護学部)3/10(月)(医療保健学部)3/17(月) | (歯学部、看護学部)3/17(月)(医療保健学部)3/21(金) |
大学入学共通テスト利用選抜(前期) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)12/2(月)~1/26(日) | (歯学部)2/1(土) | (歯学部、医療保健学部、看護学部)2/12(水) | (歯学部)2/19(水)(医療保健学部、看護学部)2/21(金) |
大学入学共通テスト利用選抜(後期) | (歯学部、看護学部)2/12(水)~2/23(日)(医療保健学部)2/12(水)~3/11(火) | (歯学部)3/2(日) | (歯学部、看護学部)3/10(月)(医療保健学部)3/17(月) | (歯学部、看護学部)3/17(月)(医療保健学部)3/21(金) |
一般選抜の試験日は、前期が2/1(土)、全学部日程が2/2(日)です。
後期は歯学部と看護学部が3/2(日)で、医療保健学部が3/14(金)です。
医療保健学部と看護学部の大学入学共通テスト利用入試は共通テストの成績のみで行うため、個別試験を実施しません。
詳細は大学HPをご確認ください。
出願資格
出願資格は各選抜によって異なります。
総合選抜・学校推薦型選抜の出願資格は、高校卒業もしくは同等の教育課程の修了年度が前年度と今年度の者で、調査書の評定平均値が3.0以上の者、合格した場合の入学の確約ができる者です。
各出願方式の出願資格の詳細は大学HPでご確認ください。
各科目の配点・入試科目
一般選抜(前期)の入試科目・配点についてまとめました。
学部 | 教科・科目・出題範囲等 | 配点 | |
---|---|---|---|
歯学部 | 外国語(英語) | 「英語コミュニケーションⅠ」、「英語コミュニケーションⅡ」、「英語コミュニケーションⅢ」、「論理・表現Ⅰ」、「論理・表現Ⅱ」、「論理・表現Ⅲ」 | 100 |
数学 | 「数学Ⅰ」、「数学A」、「数学Ⅱ」、「数学B」、「数学C(ベクトルのみ)」 | 100 | |
理科 | 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」から1科目選択 | 100 | |
小論文 | 400字以内で解答 | 段階評価 | |
面接 | 個人面接 1人約5分 | 段階評価 |
学部 | 教科・科目・出題範囲等 | 配点 | |
---|---|---|---|
医療保健学部 | 外国語(英語) | 「英語コミュニケーションⅠ」、「英語コミュニケーションⅡ」、「英語コミュニケーションⅢ」、「論理・表現Ⅰ」、「論理・表現Ⅱ」、「論理・表現Ⅲ」 | 100 |
数学 | 「数学Ⅰ」、「数学A」 | 100 | |
理科・国語 | 理科:「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」国語:「現代の国語」、「言語文化」(古文、漢文を除く)から1教科選択 | 100 | |
※英語・数学・理科・国語より2教科選択(受験する教科の時間帯に受験)
学部 | 教科・科目・出題範囲等 | 配点 | |
---|---|---|---|
看護学部 | 外国語(英語) | 「英語コミュニケーションⅠ」、「英語コミュニケーションⅡ」、「英語コミュニケーションⅢ」、「論理・表現Ⅰ」、「論理・表現Ⅱ」、「論理・表現Ⅲ」 | 100 |
数学 | 「数学Ⅰ」、「数学A」 | 100 | |
理科・国語 | 理科:「生物基礎・生物」国語:「現代の国語」、「言語文化」(古文、漢文を除く)から1教科選択 | 100 | |
※2教科型の場合、数学・理科・国語より1教科選択(受験する教科の時間帯に受験)
歯学部のみ小論文と面接が課せられます。
配点はどの学部も同じ配点となっています。
出願者数・合格者数
2024年度入試の一般前期の出願者数・合格者数についてまとめました。
学部・学科 | 出願者数 | 合格者数 |
---|---|---|
歯学部・歯学科 | 309名 | 119名 |
医療保健学部・口腔保健学科 | 13名 | 13名 |
医療保健学部・口腔工学科 | 2名 | 2名 |
看護学部・看護学科 3教科型特待生チャレンジ | 51名 | 47名 |
看護学部・看護学科 2教科型 | 47名 | 37名 |
歯学部が圧倒的に出願数が多く、その次に2024年より新設された看護学部の出願者数が多い結果となりました。
大阪歯科大学の偏差値・倍率
大阪歯科大学の偏差値・倍率について解説していきます。
偏差値
まずは、偏差値についてです。
学部・学科 | 偏差値 |
---|---|
歯学部・歯学科 | 50.0 |
医療保健学部・口腔保健学科 | 40.0 |
医療保健学部・口腔工学科 | 40.0 |
看護学部・看護学科 3教科型 | 47.5 |
看護学部・看護学科 2教科型 | 47.5 |
最も偏差値が高かったのは歯学部、続いて看護学部、そして医療保健学部となっています。
歯学部の偏差値は17校ある私立大歯学部のうち2番目に高い偏差値であり、入試難易度も高いといえます。
倍率
次に、2024年度入試の一般選抜の倍率についてまとめました。
学部・学科 | 試験区分 | 募集人数 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
歯学部・歯学科 | 前期 | 約60名 | 309名 | 293名 | 119名 | 5.2 |
後期 | 約10名 | 92名 | 87名 | 13名 | 9.2 | |
医療保健学部・口腔保健学科 | 前期 | 約10名 | 13名 | 13名 | 13名 | 1.3 |
後期 | 約5名 | 6名 | 6名 | 6名 | 1.2 | |
医療保健学部・口腔工学科 | 前期 | 約7名 | 2名 | 2名 | 2名 | 0.3 |
後期 | 約3名 | 2名 | 2名 | 2名 | 0.7 | |
看護学部・看護学科 3教科型特待生チャレンジ | 前期 | 15名 | 51名 | 51名 | 47名 | 3.4 |
看護学部・看護学科 2教科型 | 前期 | 15名 | 47名 | 47名 | 37名 | 3.1 |
看護学部・看護学科 | 後期 | 5名 | 10名 | 9名 | 0名 | 2.0 |
※歯学部・歯学科の募集人数には前期、後期ともにチョイス1・2選抜も含みます。
※医療保健学部の募集人数には前期、後期ともに共通テスト利用選抜も含みます。
歯学部の倍率は5.2~9.2倍、医療保健学部の倍率は0.3~1.3倍、看護学部の倍率は2.0~3.4倍でした。
歯学部の倍率が最も高く、後期では9.2倍と競争率が高いことが分かります。
大阪歯科大学の特待生制度
ここからは、大阪歯科大学の特待生制度についてご紹介します。
大阪歯科大学では、「入学者選抜成績優秀者特待生制度」が設けられています。
各学部の選出方法は、歯学部では学校推薦型選抜(公募併願制)または一般選抜(前期)および大学入学共通テストにおいて、成績優秀な受験者に対し、6年間の学納金(入学金を除く)を免除。
医療保健学部では一般選抜(前期)と大学入学共通テスト利用選抜(前期・後期)の成績優秀者に対し授業料を免除。
看護学部では一般選抜(前期)の3教科型において、成績優秀な受験者に対し、初年度授業料を全額免除または初年度授業料の前期を免除されます。
そして、歯学部と看護学部では入学後も学業成績優秀者に対し授業料を免除する「特待生制度(歯学部)」、「在学生特待生制度(看護学部)」があります。
大阪歯科大学を目指すにあたって、少しでも経済的負担を軽減したいという方は、非常に難易度は高いですが、特待生制度を活用してみるとよいでしょう。
大阪歯科大学の基本情報
大阪歯科大学の基本情報についてまとめてみました。
キャンパス
大阪歯科大学は、大阪府枚方市にキャンパスを構える歯学教育の専門大学です。
最新の設備を備えた教育施設が整い、実習や研究が充実しています。
また、附属病院が併設されており、学生は臨床現場での実践的な学びが可能です。
アクセスも良好で、大阪市内から電車で約30分程度の距離にあり、学業と生活の両立がしやすい環境が整っています。
校風や特徴
大阪歯科大学は、実践的な歯学教育を重視し、臨床現場での実習を通じて技術力と医療人としての倫理観を育む校風が特徴です。
附属病院を活用した臨床教育が充実しており、最新の医療設備を活かした実践的な学びが得られます。
また、少人数制を採用しており、教員との距離が近いアットホームな雰囲気が学生生活を支えます。
さらに、歯科医療を通じた地域貢献活動にも力を入れており、地域社会と連携した教育が展開されています。
まとめ
この記事では、大阪歯科大学ついて解説しました。
大阪歯科大学は、歯学部を中心に実践的な歯科教育を提供する大学で、臨床実習を重視し、最新の医療設備を活用した学びが特徴です。
入試は一般選抜、共通テスト利用、推薦入試、社会人・帰国生向けの特別入試など多様な形式があり、歯学科の定員は約120名です。
学力試験のほか、面接や書類審査を重視し、志望動機や適性も評価されます。
少人数制によるきめ細やかな指導と、附属病院での臨床教育が魅力の一つです。
大阪歯科大学にご興味がある方はぜひこの記事を参考にしてください。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。