大阪教育大学附属池田中学校の入試傾向や対策方法や?偏差値や倍率についても徹底解説
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カテゴリ:学校情報
今回は大阪教育大学附属池田中学校についてご紹介したいと思います。
大阪教育大学附属池田中学校の入試情報や勉強方法、対策の仕方について詳しく解説しています。
記事内では基本情報や偏差値や倍率などの難易度についても解説しているため、気になる方や大阪教育大学附属池田中学校の入試を検討している方は是非参考にしてください。
目次
大阪教育大学附属池田中学校とは
大阪教育大学附属池田中学校は大阪府池田市にある男女共学の中高一貫校です。
一般生徒のほかに、帰国生や外国籍生徒も受け入れ、国際バカロレア中等教育プログラムを行うワールドスクールとして認定されています。
社会の平和と安全に貢献する資質や能力の育んでいくことと国際性を得られることを目指し、国際社会の難題に対しても立ち止まってよく検討し、世界の人々と共に生きていく豊かな心をもった人間を育てるため、教育を実践しています。
教育目標としては「自主・自立の精神の育成」です。
知識と感情と意志を調和させ、責任のある行動を自分で考え価値判断する生徒を養成します。
学習の進度については高校の教育内容を過度に先取りするのではなく、3年生の12月までは中学校の学習内容をしっかりと学習しながら、実社会で活用できる学力を養う教育を目指しています。
大阪教育大学附属池田中学校の入試情報
大阪教育大学附属池田中学校の入試情報について解説します。
試験日程 | 合格発表日 | 選抜方法 | |
---|---|---|---|
出願期間 | 令和6年12月7日(土)~22日(日)12:00まで | ||
第1次選考 | 1月25(土)9:20~12:20 | 1月27日(月) 16:00 | 検査Ⅰ<筆記>「国語」検査Ⅱ<筆記>「算数」 |
第2次選考 | 1月28日(火)8:30~13:00 | 1月30日9:00 | 検査Ⅲ<筆記>「社会」「理科」から1科目を選択検査Ⅳ<筆記>「音楽」「図工」「体育」「家庭」から1科目選択 |
2025年度の募集要項は上記の通りとなっています。
募集人数は連絡進学枠(大阪教育大学附属池田小学校からの進学)、国際枠(帰国生徒・外国籍生徒)、学校災害特別研究枠の合格者を合わせて144名です。
応募資格としては、小学校卒業見込み者であることと在学中は保護者と同居し、90分以内で通学可能な方となっています。
詳しくはホームページをご覧ください。
大阪教育大学附属池田中学校の入試傾向や対策方法
大阪教育大学附属池田中学校の入試傾向や対策方法について科目毎に解説します。
国語の入試傾向と対策
国語は長文2題・作文1題が出題される傾向にあります。
試験時間は算数と合わせて180分です。
基礎知識というよりは、長文を理解する必要があります。
慣用句などはあまり出題されません。
漢字は読みと書きが3問ずつ各長文ごとに出題され、長文は比較的短いものが多くなっており、読みやすい文章となっています。
作文はあるテーマに対して自分の考えを述べる問題、自分の立場を明確にして、その立場を選んだ理由を記述する問題の2つが主に出題されています。
難易度は易しめですが、細かい内容理解が問われるため日頃から長文に慣れておく必要があるでしょう。
また、自分の考えを文章化できるようにしておけると作文問題は安心できるでしょう。
算数の入試傾向と対策
算数は国語とあわせて180分です。
以前は個性的で解きにくい問題が出題されていましたが、近年ではあまり大きなひねりもなく、基本的な問題が出題される傾向があります。
そのため大阪教育大学附属池田中学校と同じくらいの難易度の学校の過去問を解いておくと練習になって良いでしょう。
その際にはよく出題されている分野などはしっかりと解けるようにしておきましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は大問5題構成で、物理・化学・生物・地学からそれぞれ出題される傾向があります。
難易度は全体的に標準レベルですが、一部に難易度が高い問題も見受けられます。
対策として、教科書の範囲はしっかりと学習して正確な知識をつけること、得意分野は伸ばし、苦手な分野を克服して満遍なく点数にできると良いでしょう。
また、総合的な理科への理解度が計られるため、過去問などで演習を重ねて、盤石な基礎を築きましょう。
大阪教育大学附属池田中学校の偏差値や倍率
大阪教育大学附属池田中学校の偏差値や倍率についてまとめてみました。
偏差値
大阪教育大学附属池田中学校は、大阪府にある国立の中学校で、その偏差値は例年60前後とされています。
附属学校という特色を活かし、教育水準の高さと、質の高い授業内容が特徴です。
また、同校は教育大学の附属校であるため、大学との連携を通じて実践的な教育研究が行われています。
学力だけでなく、生徒の主体性や創造性を重視した教育を行っており、入試では高度な学力とともに、思考力や表現力が求められます。
教育環境や進学実績においても高い評価を受けており、多くの生徒や保護者から支持されています。
倍率
大阪教育大学附属池田中学校は、国立の中学校であり、その人気の高さから毎年非常に高い倍率が見られます。
直近の入試では、例年4倍から5倍程度の倍率となっており、受験者にとっては厳しい競争となります。
特に大阪府内外からも受験者が集まるため、受験層の幅が広く、優秀な生徒が数多く挑戦することが背景にあります。
この高倍率の理由の一つには、国立ならではの質の高い教育内容が挙げられます。
同校では、学力の向上のみならず、生徒の自主性や創造力を育むことを重視しており、大学附属校ならではの実践的な教育研究を取り入れたカリキュラムが特徴です。
また、進学実績においても高い評価を得ているため、保護者の期待も大きく、その結果として入試の倍率が高まっていると考えられます。
このような状況下で合格を勝ち取るためには、学力だけでなく、思考力や表現力を養うことが求められ、バランスの取れた受験対策が必要となります。
大阪教育大学附属池田中学校の対策をするなら個別の会
大阪教育大学附属池田中学校の入試対策をする際に「個別の会」を利用するのは非常に効果的です。
「個別の会」は一人ひとりの学力や課題に応じた個別指導を提供しており、受験生が自分に必要な対策を集中的に進められる環境を整えています。
特に、大阪教育大学附属池田中学校の入試では、高度な学力だけでなく、思考力や表現力が求められるため、それに対応したカリキュラムが重要です。
「個別の会」では、入試の傾向を踏まえた緻密な指導が行われており、過去問演習や面接対策も取り入れたカスタマイズされた授業が特徴です。
また、少人数制の指導を通じて、理解度や進捗に合わせたきめ細かな指導を受けられる点が、受験生にとって大きなメリットとなります。
特に、学習のペース配分や苦手科目の克服、個別のニーズに応じた対応を重視することで、志望校合格への近道が期待できるでしょう。
まとめ
大阪教育大学附属池田中学校は、大阪府にある国立中学校です。
100を超える小学校から生徒が集まっており、帰国生や外国籍生徒など、様々な文化圏で暮らしてきた生徒も共に同じクラスで学ぶのが特徴であり、質の高い教育内容と進学実績から非常に高い人気を誇ります。
毎年、倍率は4〜5倍と競争が激しく、受験生には高い学力だけでなく、思考力や表現力も求められます。
大学附属校ならではの実践的なカリキュラムや生徒の主体性を重視した教育が特徴です。
合格には、バランスの取れた受験対策が必要で、個別指導や過去問対策などを通じた準備が効果的とされています。
本記事を通して興味を持たれた方は、ぜひ検討してみて下さい。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹
関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。