愛知学院大学歯学部の対策方法や入試傾向は?偏差値や倍率、受験情報、入試難易度について解説

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カテゴリ:学校情報

この記事では愛知学院大学歯学部の入試情報や傾向と対策についてまとめています。偏差値や倍率についても解説していますので、愛知学院大学歯学部を志望している方やご興味がある方はぜひこの記事を参考にしてください。

愛知学院大学歯学部の入試傾向と対策

ここでは愛知学院大学歯学部の入試傾向と対策についてまとめました。

英語の傾向と対策

愛知学院大学の英語入試は試験時間60分で大問は4題です。問題形式はマークシートと記述式です。大問1は語彙と文法問題でマーク式となっています。大問2は長文問題で会話文が出題され解答形式はマーク式です。大問3もマーク式の長文問題です。大問4は記述式の空所補充問題と英作文です。難易度はかなり易しめといえるでしょう。対策としては基本的な文法や単語をしっかりと頭にいれておきましょう。共通テストの英語よりも難易度は低く、長文の文章も読みやすいため、全問正解を狙えるレベルです。選択問題ではやや紛らわしい選択肢が見られますが、2択まではすぐに絞れる問題です。記述式の大問4は英単語のスペルミスに気を付けましょう。

数学の傾向と対策

愛知学院大学の数学入試の出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Aです。
大問が4題で、各分野から基礎レベルの問題が出題されます。
各分野から満遍なく出題されますが、特に場合の数、確率、2次関数、三角関数、指数対数、微分積分が頻繁に出題されております。
対策としては、易しい問題が多いため教科書をしっかり学習した上で教科書用問題集で応用レベルの問題演習もしっかりと行いましょう。
また、各分野の融合問題が出題されることもあるため過去問での学習がおすすめです。数多くの過去問を解き、愛知学院大学の入試問題に慣れていきましょう。
答案が記述式ですので、答案を速く正確に書く練習も行うようにして記述式の答案に慣れておくことも大切です。

物理の傾向と対策

愛知学院大学の物理の出題範囲は「物理基礎・物理」です。基礎から応用まで幅広い範囲が出題されます。頻出として力学・波動・電磁気の分野が頻出となっています。問題の難易度は標準で、計算力と物理の基本原則を理解しているかを重視する傾向があります。具体的には、運動方程式やエネルギー保存則、電場と磁場の問題がよく出題されます。対策としては、まず教科書や参考書で基本的な部分を固め、過去問を通して問題形式に慣れておきましょう。また、時間配分も重要ですので、制限時間内に解答する習慣をつけておきましょう。さらに、公式をただ暗記するだけでなく、物理現象の背後にある理論を理解することが、応用問題に対応する力を養うため、役立ちます。

化学の傾向と対策

愛知学院大学の化学の出題範囲は「化学基礎・化学」です。基礎的な知識の定着を重視しながらも応用力を問う問題が出題される傾向にあります。特に理論化学(化学反応、熱化学、平衡)、無機化学(元素、化合物の性質)、有機化学(官能基、反応機構)といった幅広い分野から出題されるため、バランスよく対策することが必要です。難易度は標準的ですが、計算問題や化学式、反応式の記述を求める問題が多いです。対策としては、教科書や基礎対策問題集を用いて、基本的な概念や反応の理解を確実にしましょう。過去問を通して出題傾向や時間配分を確認し、間違えた問題は解説を読み込み、理解を深めることが重要です。

生物の傾向と対策

愛知学院大学の生物の出題範囲は、「生物基礎・生物」です。基礎的な知識を理解しているかを問う問題が中心で、特に細胞生物学、遺伝、生態系などが頻出で幅広い分野から出題されます。人体や生理学的な内容も出題されるため、歯学に関連する分野に重きを置いて対策することが有効です。難易度は標準的で、図やグラフを用いた問題や、用語の正確な理解を求める問題も出題されます。対策としては、教科書や基礎問題集で重要概念を正確に把握し、特に図表を活用して理解を深めましょう。また、過去問を解くことで出題傾向や時間配分になれることも重要です。正確さとスピードを意識して演習を積むことが得点アップに繋がります。

愛知学院大学歯学部の対策をするなら個別の会

愛知学院大学歯学部の対策をするなら個別の会がお勧めです。個別の会では、私立大学歯学部を目指す方向けのコースがございます。コースでは受験科目について基本から標準レベルの問題を確実に理解できるようにする力を養い、応用問題にも対応できるようにします。歯学部の問題の特徴や対策についてしっかりと理解しているプロ講師が1対1で指導します。その際には一人一人の学力を把握し、オーダーメイドの個別カリキュラム・オリジナルテキストで理解を深めます。無料体験授業や無料面談を随時行っておりますので、少しでも気になられた方はぜひお問い合わせ下さい。

愛知学院大学歯学部の入試情報

愛知学院大学歯学部の入試情報についてご紹介します。

入試日程

まず入試日程です。

入試区分 募集人数 入試日程
前期試験A 50 2/2・2/3
中期試験 5 2/14
後期試験 3 3/8
公募推薦A・B 25 11/9
指定校制推薦 18 11/10

試験が行われる入試区分のみ記載しております。

入試科目・配点

前期試験A・中期試験・の入試科目・配点です。

後期試験の入試科目・配点です。

科目 試験内容 試験時間 配点 合計
選択科目 数学

理科

「数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)」

「生物基礎・生物」「化学基礎・化学」「物理基礎・物理」

2科目選択

2科目で120分 各100 200
必須科目 面接 個人面接 10₋15分

共通テストプラス試験の入試科目・配点です。

科目 試験内容 配点 合計
共通テスト 外国語

数学

理科

「英語(リスニングを含む)「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1

「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」

「生物」「化学」「物理」

から高得点2科目(数学2科目は✕)

各100 300
前期試験A 高得点1科目 100

共通テスト利用入試Ⅰ期(3科目型)の入試科目・配点です。

科目 試験内容 配点 合計
必須科目 外国語 「英語(リスニングを含む)「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1 100 300
選択科目 数学

理科

「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」

「生物」「化学」「物理」

から高得点2科目(数学2科目は✕)

各100
必須科目 面接 個人面接(オンライン)

共通テスト利用入試Ⅰ期(4科目型)の入試科目・配点です。

科目 試験内容 配点 合計
必須科目 外国語 「英語(リスニングを含む)「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1 100 400



選択科目 数学 「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」

から高得点1科目

各100
理科 「生物」「化学」「物理」から2
必須科目 面接 個人面接(オンライン)

共通テスト利用入試Ⅱ期(2科目型)の入試科目・配点です。

科目 試験内容 配点 合計
選択科目 数学

理科

「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」

「生物」「化学」「物理」から高得点の2科目(数学2科目選択は✕)

各100 400
必須科目 面接 個人面接(オンライン)

この他にも学校推薦型選抜や総合型選抜があります。

合格者数・受験数

合格者数や受験数について表にまとめてみます。

入試区分 受験者数 合格者数
前期試験A 140 112
共通テストプラス試験 69 61
中期試験 12 9
後期試験 20 16
共通テスト利用試験Ⅰ期

(3科目型)

36 32
共通テスト利用試験Ⅰ期

(4科目型)

15 13
共通テスト利用試験Ⅱ期 4 4
公募制推薦入試A 2 2
公募制推薦入試B 36 36
AO入試 1 1

2023年度の入試結果となります。

入試の種類

次に入試の種類についてご紹介します。

共通テスト利用入試

共通テスト利用入試は、共通テストプラス試験、Ⅰ期(3科目型・4科目型)があります。併願が可能です。Ⅱ期は2科目型で共通テスト後に出願することができます。外国語の試験がないことが特徴です。

学校推薦型選抜

公募制推薦A(専願)・B(併願)と指定校推薦があります。公募推薦型選抜ではA・Bともに1浪までは出願可能です。専願では合格すると、入学することが条件となります。評定の条件などもありますので、詳しくは大学のHPをご覧ください。指定校推薦を考えている場合は高校に指定校があるのかを確認しておきましょう。

総合型選抜(AO)

総合型選抜はAO入試とも言われています。専願で自己推薦をする形ですので、高校からの推薦は必要ありません。1次選考・2次選考と分かれています。

編入学試験

編入学試験は合格すると、2年次に編入することができます。対象の条件は「大学に2年以上在学し、54単位以上取得または見込みの者」となっています。

一般選抜

一般選抜は、前期・中期・後期と分かれています。特に前期試験Aは最も募集定員が多い入試となっています。先ほど紹介した共通テストプラス試験という大学入学共通テストと前期試験を混ぜている方式もあります。

愛知学院大学歯学部の入試難易度

次に愛知学院大学歯学部の入試難易度についてご紹介します。

偏差値

偏差値は以下の通りです。

入試区分 偏差値
前期入試A 3科目型 37.5
中期入試 3科目型 37.5

偏差値は37.5とそこまで高くはありません。共通テスト利用方式でも65%あれば安心して合格できるでしょう。

倍率

続いて倍率です。

入試区分 倍率
前期試験A 1.25
共通テストプラス試験 1.13
中期試験 1.33
後期試験 1.25
共通テスト利用試験Ⅰ期

(3科目型)

1.13
共通テスト利用試験Ⅰ期

(4科目型)

1.15
共通テスト利用試験Ⅱ期 1.0
公募制推薦入試A 1.0
公募制推薦入試B 1.0
AO入試 1.0

2023年度の入試倍率です。
基本的に倍率が2.0を超えることはどの入試方式でもないようです。

愛知学院大学歯学部とは?

愛知学院大学歯学部のアクセスや求める学生像についてご紹介します。

アクセス

アクセスは以下の通りです。

キャンパス名 住所 TEL アクセス
楠元キャンパス 〒464-8650 

名古屋市千種区楠元町1-100

 052-751-2561 地下鉄東山線「本山駅」から徒歩5分

駅から近くアクセスが非常に良いです。

求める学生像

愛知学院大学歯学部が求める学生像は以下の通りです。
➀人としての基本的モラルを身につけている人。
②感謝と思いやりの精神を持っている人。
③歯学教育を受けるために必要とされる十分な理系の基礎学力を持っている人。
④論理的思考に優れ、豊かな自己学習能力を涵養しようとする人。
⑤医療人としての強い使命感と高い志を持ち、社会に貢献することを希望する人。
⑥グローバルな視野と主体性を持ち、協働して歯科保健・医療を実践しようとする人。

これらにあてはまっているかを面接などでは見られますので、自分の経験や考えなどを言葉で伝えられるよう練習しておきましょう。

まとめ

本記事では、愛知学院大学について偏差値や倍率などの入試情報から、入試の傾向・対策まで詳しく解説してきました。愛知学院大学は中部地区では有数の大きさを誇る総合大学です。歯学部に入学したとしても、サークルや学校行事等も活発なため他の学部の方とも交流でき、充実した大学生活を送ることができるでしょう。愛知学院大学歯学部に興味のある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。