塾には行かない方がいい?無駄になる場合や必要がない子・意味がない子について解説
- 公開日
カテゴリ:塾
塾にはほとんどの子が通っていると思われがちですが、そうでないこともあります。
塾は無駄であったり、行かない方がいいと言われている場合もあります。
本記事では塾に行く必要がない子や意味がない子はどのような子なのかについて解説しています。
記事内では塾や予備校に通うメリットについても詳しく解説しているため、塾に行こうか迷っている方や学力を上げる方法を探している方は是非参考にしてください。
塾は無駄・塾に行かない方がいいといわれる理由
ここでは塾に行くことは無駄・塾に行かない方がいいといわれる理由について説明していきたいと思います。
成績が上がることが保証されていないから
多くの人にとって、塾に通うということは成績を上げることが目的です。
しかし、塾に行ったからと言って、努力なしでは成績が上がるわけではないのです。
その子の努力次第で結果は大きく変わってきます。
自主的な学習が不足していたり、復習をしない子は成績が上がるわけがありません。
ですので、努力する気がないのであれば、塾に行く必要はないということです。
授業料が必要で成績が伸びないと無駄になるから
塾の夏期講習や冬期講習などの長期休暇中の受講料は、授業料が高額になることがほとんどです。
高額の授業料を払ったのに、子供の成績が伸びないと感じると、授業料がとても無駄に思えることがあります。
お金をかけるからには、効果を実感したいという方が多いと思いますが、そのためには、塾の指導内容や自分との相性をしっかり見極めたり、良い講師に良い環境で教えてもらい、努力・復習をしっかりしていけば、少しづつですが、成績は上がっていくでしょう。
人間関係が大変だから
塾に通うと、講師・事務スタッフ・他の生徒と関わりを持つことになるので、人間関係に悩む場合があります。
成績を競い合う環境では、他の生徒との関係が緊張したり、プレッシャーを感じたりすることがあります。
また、塾の講師との相性も大切であり、講師との相性が合わないと、学ぶ意欲が低下する恐れがあります。
新しい場所で新たに人間関係を築くのが負担になる生徒もおり、他人との関わりが苦手な人にとっては、それが嫌で塾に行きたくないとなってしまう可能性もあります。
それでは塾に行かない方がいいの?
上記の理由から塾に行かなくてもいいのかということについて、説明していきたいと思います。
結論:「塾が無駄」は間違いなことがほとんどである
「塾は意味がない」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「高い授業料を払っているのにも関わらず、成績が伸びない」というような意見もあります。
同じことをしているのに、成績が伸びる子もいれば、成績が伸びない子もいるというのが現実です。
面倒見のよい塾で良い講師から勉強を教わり、本人が毎回復習し努力すれば、確実に成績は上がります。
しかし、実感できない子は、「塾や講師と合わない」または「勉強時間が足らない」のどちらかになるでしょう。
特に勉強量が足りない場合は、成績アップはなかなか期待することができません。
塾の選び方を正しく理解しておくことが大切
進学塾か補習塾のどちらにいくのかという自分の目的に合わせて塾を選ぶと無理なく学習を続けることができます。
またその中でも集団指導なのか個別指導なのかというのも慎重に選ばなければならないポイントになります。
そしてほぼ毎日通うことになるであろう塾ですので、通いやすさは最も重要なところになります。
塾で勉強していれば、すぐに成績アップに繋がるというわけではありません。
毎日コツコツの積み重ねで成績は伸びるものです。
継続して通塾する必要がありますので、費用面を考えて、塾選びをしていきましょう。
塾・予備校に通うメリット
ここまで述べてきたように塾や予備校に通うことによるデメリットはたしかにあります。
しかし、適切な塾・予備校選びを知っていることで、デメリットよりも大きなメリットを得ることができます。
ここからは、塾および予備校に通うことで得られるメリットについていくつか紹介していきます。
最新の受験情報をもとに受験対策ができる
まず最初に、「最新の受験情報をもとに受験対策ができる」ということが挙げられます。
塾や予備校には、受験や進学についての情報やスキル、知見が多く集まっています。
情報を収集することに長けているので、情報戦とも呼ばれる受験を制するためには心強い味方であると言えます。
また、入試の出題傾向や適切な参考書選びなどは、受験勉強の合理化に直接的に結びつくため、受験勉強に有効に時間を使うことができるでしょう。
勉強時間や学習時間を増やすことができる
次に、「勉強時間や学習時間を増やすことができる」という点が挙げられます。
塾や予備校に通うと、勉強する時間を自然に確保することができます。
また、学習時間だけでなく、勉強する習慣も同時に身につけることができます。
自宅や自習室など、自分自身の意思があれば確かに学習時間は確保することができますが、強固な意思と行動力がなければ継続することはできません。
その点において塾や予備校に通えば、自分の意思とは関係なく、固定した時間を確保することが可能になります。
わからない問題や解けない問題について質問できる
また、「わからない問題や解けない問題について質問できる」ということもメリットの一つです。
学校の授業を受ける中で、自分ひとりではわからない問題や解けない問題に直面することがあると思います。
しかし、学校の先生は授業以外にも多くの仕事を抱えているため、質問があったとしても時間を取ってもらうことが難しい場合があります。
そのようなときでも塾や予備校の講師の先生は対応が可能です。
気兼ねなく質問ができる環境が塾や予備校にはあるといえるでしょう。
成績UPや合格率UPを期待できる
さらに、「成績UPや合格率UPを期待できる」ということもメリットとして挙げられます。
上記で述べたように塾や予備校に通うと、勉強時間を増やしたりわからない問題について質問できる機会が得られたりします。
そうすることによって、必然的に学校の定期テストや模試の成績は向上するといえるでしょう。
また、情報網を駆使し、受験に特化したカリキュラムを組んでくれるので、合格率の向上も期待できます。
無理に独学で勉強させなくて済む
加えて、「無理に独学で勉強させなくて済む」のも大きなメリットの一つです。
独学で勉強することが必ずしも悪いことではありませんが、重要な情報やノウハウを知らないと受験において不利に働く可能性があります。
また、独学での勉強はモチベーションを保つのも大変であるため、塾や予備校を有効に活用する方が得策かもしれません。
塾・予備校に通う必要がない生徒
続いて塾・予備校に通う必要のない生徒について説明していきたいと思います。
学校の授業でテストの点数が90点以上取れる生徒
毎回の学校のテストで90点以上が取れる生徒は、自分で学ぶ力が備わっていることが多く、基礎知識がしっかりしていて、理解力も高い可能性があります。
自分で計画を立てて学ぶことができ、また、自分に合った勉強方法を分かっているため、塾に頼らなくても自身の勉強ペースを保ち、90点以上を取ることができます。
そのため、学校の授業内容だけで理解ができるため、塾に行って追加の勉強をする必要がないと考えられます。
受験を全くする予定がない生徒
一人で学習できてわからない問題を自分で解決できる生徒一人で学習できてわからない問題を自分で解決できる生徒も塾・予備校に通う必要がないでしょう。
このような生徒は自分で調べたり、考えたりする力があるため、塾のサポートがなくても学習を進められます。
分からない問題が出てきても自力で解決できる力があれば、塾に通わなくても十分に学力を伸ばすことができるといえるでしょう。
塾をお探しの方には個別の会がおすすめ
前述で塾に通うメリットについて説明しましたが、塾を選ぶ際は自分の目標に合った塾を選ぶことや自分に合った学習環境を見つけることが大切です。
まずは塾の体験授業や相談を通じて、実際に授業の雰囲気を体験してみることをおすすめします。
実際に足を運んで確認することも大切ですので、現在、塾・予備校に通うか迷っておられる方はぜひ個別の会へお越しください。
まとめ
この記事では、塾・予備校に通うメリットや塾に行く必要がない子、意味がない子はどのような子なのかについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
塾に通うべきかどうかは人それぞれ違います。
子供の学習状況を見たり、子供の意見を聞いて判断することが大切ではないでしょうか。
お子様が塾に行く必要があるかどうか、悩まれている方や塾に通うメリットがなにか分からない方にとって本記事が少しでも参考になれば幸いです。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹
関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。