中学受験のメリットやデメリットは?受けさせるべきか、保護者が知っておくことも解説

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カテゴリ:勉強・対策

近年、中学受験の熱が高まっています。
地域によってその割合は大きく違ってきますが、中学受験をするご家庭が周りに多いと「わが子も受験させるべき?」と悩む保護者の方も多いでしょう。
中学受験は、ご家庭の教育の方針、お子さんの性格によって異なる場合があります。
ここでは、私立中学受験のメリットとデメリットや、中学受験に向いているお子さんの性格を解説していきます。
中学受験の際に気を付けることや、中学受験の対策方法についても解説しているため気になる方は是非参考にしてください。

私立中学に進学するメリット

メリット
中学受験を通じて私立中学を選ぶ家庭が年々増えています。その背景には、単なる学力向上を目的とするだけでなく、「子どもの個性を尊重し、可能性を最大限に伸ばせる環境を求める」という明確な理由があります。
私立中学には、公立では実現しにくい多様な教育プログラムや特色あるカリキュラムが整備されており、探究学習や英語教育、ICT教育などを先進的に取り入れている学校も少なくありません。さらに、少人数制や充実したサポート体制によって、学力だけでなく自主性・思考力・社会性といった「生きる力」を育む教育が行われています。
このような環境への投資は、単なる”進学対策”にとどまらず、将来の進路選択や人生の土台を築くための長期的な価値ある選択といえます。ここでは、私立中学受験の具体的なメリットを通して、多くの家庭がこの道を選ぶ理由を詳しく見ていきましょう。

お子さんにピッタリな学習環境を選べる

私立中学を選ぶ家庭が増えている理由のひとつに、「子どもの個性や将来の目標に合わせた教育環境を選べる」という点があります。公立校が基本的に画一的な教育方針に基づいて運営されているのに対し、私立中学では学校ごとに明確な教育理念や特色あるカリキュラムを持ち、独自の学びを展開しています。その多様性こそが、私立中学の最大の魅力と言えるでしょう。以下に5つの例を挙げていきます。
1つ目は、語学教育特化型です。英語の4技能教育を徹底し、海外研修や留学プログラムを充実させる学校(例:関西学院千里国際中等部や大阪女学院中学校、同志社国際中学校など)では、早い段階から国際感覚と発信力を磨くことができます。
2つ目は、STEAM・探究教育重視型です。プログラミングやロボティクス、課題解決型学習(PBL)を通して、理科・科学分野への好奇心を育てる学校(例:大阪星光学院中学校や洛南高等学校附属中学校、甲南中学校)。知識を「使って考える力」を重視しています。
3つ目は、宗教・理念教育を基盤にした人間形成重視型です。キリスト教や仏教の価値観をもとに、礼拝やボランティア活動を通して豊かな人間性を育む学校(例:大阪桐蔭中学校やプール学院中学校、同志社女子中学校など)道徳観や思いやりを重視する教育方針です。
4つ目は、スポーツ・芸術特化型です。運動部活動や音楽・美術教育に力を入れ、才能を伸ばすための専門設備や指導者を備える学校(例:上宮学園中学校や相愛中学校、甲南女子中学校など)。将来のプロや芸術家を目指す生徒にも道が開かれています。
5つ目は、国際バカロレア(IB)認定校やグローバル教育推進校です。世界基準のカリキュラムを採用し、論理的思考・探究・多文化理解を重視する学校(例:大手門学院大手前中学校や関西学院千里国際中等部、立命館宇治中学校など)。大学入試や海外進学に直結する教育を行っています。
こうした私立中学の多様な取り組みは、子どもの得意分野や興味関心を尊重し、一人ひとりの「好き」や「強み」を育てる学びの場を提供しています。

中学以降の進学が有利

中学受験のメリットの一つは、中学以降の進学が有利になることです。
ほとんどの私立校が中高一貫校なので、高校受験をせずにそのまま併設の高校へ進学することができます。
また、大学附属中高に入学すると、エスカレーター式に大学まで進学できる学校もあるため、中学以降の受験勉強の負担は軽いというメリットがあります。
また高い教育水準や、充実したプログラムを提供しています。
大学受験を見据えた私立中高では、早めの段階から大学受験に向けた独自のカリキュラムを組んでいる学校も多いため、大学受験に対して有利な点もあると考えられます。
そのため、中学校を卒業することで高校や大学進学の際に有利な位置に立つことができます。
中学入試を体験しておくことで入試対策や、学習方法の習得など学習能力や、適応力が高まることがあります。
これらの要素が組み合わさり、中学受験をすることで将来の進路やキャリアに対する選択肢が広がると言えます。

教育や周りのレベルが高い

受検のない公立中学の場合、特定の学区内から生徒が集まるため、学力のレベルにばらつきがあります。
しかしその点、私立中学であれば入試によって一定以上の学力を持った生徒が入学してきます。
その入学者達のレベルを前提としてカリキュラムが組まれているので、より難度の高く応用を求められる内容も授業の中に組み込まれています。
内容によっては公立校の授業では扱わないものもあるでしょう。
さらに、入試によって学校の特色や方針に納得している生徒が集まるため、意識のレベルや方向も揃いやすく、友人たちと切磋琢磨できる環境に身を置けるという利点もあります。

高校募集停止の背景と中学受験の重要性

近年、私立高校が「高校からの募集を停止し、完全中高一貫性へ移行する」動きが全国的に広がっています。その背景には、2020年度から本格的に始まった大学入試改革の影響があります。この改革では、従来の「知識の暗記」中心の学力評価から、「思考力・判断力・表現力」や「主体的に学ぶ至誠」を評価する方向へと大きく舵が切られました。英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)や探究活動など、より総合的な力が求められるようになったのです。
こうした変化により、各学校は高校3年間だけでは十分に対応できないと考えるようになり、中学段階から6年間を一体化した教育カリキュラムを構築する動きが強まりました。この6年一貫教育では、早期から探究型学習やプレゼンテーション教育、海外研修、論理的思考訓練などを計画的に行うことが可能です。そのため、多くの私立校が高校募集を縮小・停止し、中学受験を経て入学した生徒を中心に教育を展開する体制へとシフトしています。
この流れは、結果的に中学受験の重要性を大きく押し上げる要因となりました。かつては「高校からでも十分に間に合う」と考えられていた大学受験準備が、今では「中学から始めておくことが理想」と認識されつつあります。
つまり、中学受験は異なる早期進学ではなく、大学入試改革に対応した6年間の学びを確保するための戦略的な選択へと位置づけが変わっているのです。

洗練されたカリキュラムで学習を受けられる

ほとんどの場合、私立中学は高校までの中高一貫6年制となっています。
そのため、カリキュラムもその6年を効率よく使って組まれており、基礎力の定着に十分な時間が設けられている他、授業内容を早め早めに進めることで大学入試の演習に1年もの期間をあてられるようになっています。
これは大学受験では有利な影響をもたらすと言えるでしょう。
さらに、カリキュラムを組む自由度が高いため、地域や企業との企画や商品開発や海外研修など、実践的な思考や判断力を養える仕組みが散りばめられていることも多いです。
知識を身につけるだけでなく、それを活用する、発信するという部分の学習も重視されていて、これは公立校では手が届かない場合も多い部分です。

私立中学に進学するデメリット

デメリット
ここまではメリットについて触れてきましたが、逆に私立中学に進学する場合のデメリットはあるのでしょうか。
具体的にまとめましたので見ていきましょう。

受験対策の負担が大きい

中学受験で求められる知識などは、小学校での学習とはまた異なる面が多くあります。
難易度が高かったり、教科書にない内容を知っておく必要がある場合も珍しくありません。
そのため、普段の学習に加えて受験対策の勉強が必須となります。
特に学年が上がっていけば勉強に割く時間も必然的に増えていくので、受験しないお子さんに比べると、お子さんのやりたい事や家族でのイベントに使える自由な時間は減ってしまいます。
また、受験に向けて真剣であればあるほど、ストレスが増えたり上手くいかない時に親子間の雰囲気に悪影響を及ぼすおそれもあります。
そこまでの悪影響が出なかったとしても、体力面でも精神面でも消耗が大きくなる可能性は高いでしょう。
あるいは、受験問題の難易度の高さから、お子さんが自信を失ってしまったり、受験後にいわゆる「燃え尽き」状態になって弊害が出てしまうケースもあり得るでしょう。

経済的負担が大きい

中学受験を考える上で、多くの家庭が気にするのが経済的な負担です。
受験準備では、小学4年から6年の3年間で塾に通うのが一般的で、授業料や模試・講習費などを含めると総額200〜300万程度かかります。受験学年の小6では、年間80〜100万円に達することもあります。
入学後の費用も、公立と私立で大きく異なります。文部科学省の調査によると、公立中学校の年間費用は約54万円、私立中学校は約145万円前後で、およそ3倍の差があります。
3年間で比較すると、公立が約160万円、私立は約450万円程です。さらに、私立は入学金や施設費として20〜40万前後が初年度に必要になります。
私立中高一貫校に6年間通う場合、総額700〜800万円に達することもあります。一方、公立中高ルートでは塾費用を含めても6年間で250〜300万円程度に収まるケースが多く、差額は数百万円に上ります。
このように、中学受験と私立進学は教育的価値が高い一方で、家計にとって大きな投資です。授業料だけでなく、教材費・交通費・部活動費なども含めて早めに見積もり、奨学金や教育ローンの活用も視野に入れながら、無理のない計画を立てることが大切です。

高校受験や大学受験でさぼり気味になる

通常の中学校に進学した生徒は、高校受験のために受験勉強をしますが、ほとんどの私立中学は中高一貫校であるため高校受験がありません。
高校卒業まで環境が変わらず、受験に伴う緊張感もないため、入学後は気が緩みさぼり気味になる傾向にあります。
その結果、受験生時代より勉強がおろそかになってしまい、大学受験にも大きく響く恐れがあります。

中学受験組と高校受験組の進路比較

中学受験組と高校受験組は、学習スタートのタイミングや環境が異なるため、学力形成や進学の選択肢にもそれぞれ特徴があります。一概にどちらが優れているかではなく、メリット・デメリットを理解することが大切です。
中学受験組は、小学校高学年から受験勉強を始め、学習習慣を早期に確立します。私立・国立の中高一貫校では、大学入試を見据えた体系的な6年間のカリキュラムが整備され、先取り学習や探究型授業、英語や理数教育に重点を置く学校も多くあります。その結果、中学卒業時点で高校内容の先取りが進むこともあります。一方、幼少期から受験準備に時間を割くため、学習負担が大きく、ストレスや多様な体験の機会が制限されることもあります。
高校受験組は、公立中学で義務教育を終えた後、自分の志望に合わせて高校進学を選択します。受験時点で精神的に成熟しており、自分の得意分野や進路志向を反映した選択が可能です。高校に進学後、進学校では高度な学習や受験対策を経験でき、中学受験組と同等の学力を身につける生徒も少なくありません。ただし、公立中学では一貫したカリキュラムがないため、短期間での詰め込み学習が中心になる傾向があります。
子どもの性格や学習スタイル、家庭の方針に合った環境かどうかが重要です。早く学ぶかどうかより、「どんな環境で、どのような目的で学ぶか」が学力や成長に大きな影響を与えます。

新たな人間関係を作る必要がある

中学受験をした生徒は、新たに人間関係を作っていく必要があります。
中学受験では、地元の友人や近隣の子ども達と比べて、異なる地域からの生徒と出会う機会が増えるため、友人関係や新しい人間関係を作る必要が生じます。
これにより、適応期間や新たな友人との信頼関係の構築に時間がかかる場合があります。

中学受験の後悔を避ける心構え

中学受験後は、燃え尽き症候群や親子関係の悪化、学校とのミスマッチなどで後悔するケースもあります。長時間の受験勉強で疲労やモチベーション低下が生じることがあり、入学後に学校の方針や校風が子どもに合わないこともあります。
こうしたリスクを避けるには、日常的な親子の対話で子どもの意見や体調に配慮すること、カリキュラムや校風を事前に確認して子どもに合った学校を選ぶことが大切です。受験後も家庭での学習サポートや部活動・友人関係の相談、必要に応じて塾やカウンセラーのフォローを活用することで、後悔のリスクを減らせます。

家から遠い学校に通う可能性がある

中学受験をする場合、家から遠い学校に通う場合があります。
合格して実際に通うとなると、遠くて大変な場合があります。
遠い学校に通うことで、通学時間が長くなり、朝早く起きなければいけない等の負担が生じる事があります。
また、通学にかかる交通費や、通学の安全性なども考慮する必要があります。

私立中学が向かないケース・必要ないケース

向かない
私立中学は多彩な教育環境や進学実績が魅力ですが、すべての家庭に最適とは限りません。公立中学でも十分な学習環境や進学支援を受けられる場合があります。家庭の教育方針や子どもの性格と学校の方針が合わない場合や、学費・塾代などの負担が大きすぎる場合も、無理に受験する必要はありません。
こうした場合は、公立中学での学びや家庭学習、習い事を通じて子どもに合った教育環境を整えることが有効です。私立のメリットだけでなく、自宅の環境や子どもの適性を踏まえて総合的に判断することが大切です。

中学受験の判断基準と迷った時の考え方

判断基準
中学受験を検討する際は、子どもの性格や学習スタイル、家庭の教育方針、経済状況、通学距離、将来の目標などを総合的に考えることが重要です。受験勉強の負担に耐えられるか、学校の教育内容が子どもに合うかも判断材料になります。
迷った場合は、学校説明会や見学、在校生・保護者の声を確認して情報収集を行いましょう。学習塾や教育相談の専門家に相談することで、子どもの適性や家庭の状況に合った選択肢を客観的に把握できます。最終的には、子どもにとって無理なく学べる環境かどうかを基準に判断することが、後悔のない決断につながります。

勉強するのが好き・楽しいお子様の場合

中学受験は勉強が好きで学習を楽しむことができるお子様に向いています。
受験生活は時間と労力を要するものですが、勉強が楽しいと感じる子どもは、それに対して、積極的に取り組むことができます、また、中学受験は一般的に教育水準が高く、様々な学びの機会が提供されるため、学習意欲の高いお子様に取っては魅力的な環境となるでしょう。

目標があり、やりたいことがあるお子様の場合

中学受験は目標があり、やりたいことがあるお子様に向いています。
受験を通して、自分の目標や夢に向かって努力する経験を積むことができます。
また中学受験は多様な教育プログラムや課外活動を提供しており、自己成長や、興味のある分野に関する探究を深める機会が豊富です。
目標に向かって努力し、成果を出すことができるお子様に取って中学受験は良い選択となります。

自分から学びたい気持ちがあるお子様の場合

中学受験は、自分から学びたい気持ちがあるお子様に向いています。
このようなお子様は、学習意欲が高く自発的に知識やスキルを身につけようとする傾向があります。
中学受験では、自己主導的な学びや探究が奨励されることがありますので自分の興味や好奇心に基づいて学習が行いやすい環境です。
そのため、自分から学びたい気持ちがあるお子様にとっては、中学受験は良い選択となります。

中学受験をするうえで大切なこと・注意点

注意点
中学受験をする上で、大切なことや注意点がいくつかあります。
今回は倍率、お子様の意思の尊重、入試のレベルに分けて、ご紹介します。

倍率が高い場合がある

中学受験をする際に注意すべき重要な点の一つは、倍率です。
倍率は、受験をする学校や地域によって異なりますが、志望する学校の倍率を事前に把握しておくことが大切です。
高い倍率の学校では競争率が激しくなり、合格率が低くなる傾向にあります。
したがって自分の子供の実力や志望校の条件を考慮しながら、適切な受験戦略を立てる必要があります。
倍率が高い学校への受験を検討する場合は、十分な準備と対策が求められます。

お子様本人の意思を尊重してあげる

中学受験をする際に大切な点の一つは、お子様本人の意思を尊重することです。
受験はお子様の人生に関わる重要な選択であり、彼ら自身が受験に意欲を持っているかどうかは非常に重要です。
親は子どもの希望や興味を理解し、彼らの受験意思を尊重することが重要です。
お子様が本当にその学校で学びたいと思っているかどうかを確認し、その気持ちを支援する事が重要です。

学校の授業と入試はレベルが違う

中学受験における重要な注意点の一つは、学校の授業と入試のレベルが異なることです。
一般的に中学受験の入試は、公立中学よりも難易度が高く、試験範囲も広いという場合があります。
そのため、受験生は学校の授業内容だけでなく、追加の学習や対策を行う必要があります。
入試対策を十分に行うことで、受験生は入試の難関を乗り越える準備ができます。

中学受験をするなら塾で対策

対策
中学受験をする際は塾で対策をするべきです。

志望校に最適なカリキュラムで学習できる

中学受験のために塾で対策する際には、志望校に最適なカリキュラムで学習することが重要です。
志望校の入試内容や、傾向を十分に理解したうえでその学校に合わせたカリキュラムを提供している塾を選ぶことが重要です。
志望校の過去問題や模試試験を用いて、実際の入試と同様の問題に対処できる力を身につけることが重要です。
さらに塾のカリキュラムは一律ではなく、個々のレベルや進捗にあわせて柔軟に調整されます。
そのため生徒一人一人のニーズに合ったカスタマイズされた指導を提供してくれる塾を選ぶことが重要です。
これにより、生徒は自分の弱点を克服し、志望校合格に向けて最適な準備ができるでしょう。

個別に苦手分野を対策できる

中学受験のために塾で対策をする際には、個別に生徒の苦手な分野を対策できる点が重要です。
生徒一人一人のレベルや進捗状況に合わせた指導や学習プランを提供してくれる塾を選ぶことが大切です。
このような塾では、生徒が苦手とする科目や問題タイプに焦点を当て、その分野を強化するための個別指導を受けることが可能です。
さらに、定期的な進捗チェックやフィードバックを通して、生徒の理解度や成績の向上状況を確認し、必要に応じて対策を調整していきます。
このような個別対策型の指導体制がある塾を選ぶことで、生徒は自分の弱点を克服し、中学受験にむけてより効果的に準備することができるでしょう。

中学受験なら個別の会

中学受験をする際に塾で対策するのであれば、個別指導がおすすめです。
個別の会では中学受験に特化した様々なコースを提供しています。
最難関の私立中学や国立中学受験対策から、進学校受験、そして頻出問題や、苦手科目の特訓など生徒のニーズに合わせた多彩なクラスが用意されています。
さらに各クラスは対象学年や期間が設定されており、生徒の状況に応じて最適なクラスを選択することができます。
個別の会では、一対一の個別指導が特徴であり、生徒一人一人に合わせた指導が行われます。
これにより、生徒の志望校にあわせて最短距離で合格まで導くことが可能です。
さらに進路に関して迷っていることがあれば、長年の経験をもつ講師が情報提供も行っています。
お子さまに合った学習スタイルを見つけたい方や進路で迷っている方は、ぜひ一度、個別の会の無料新規面談にお越しください。
きっと、お子さまの可能性を引き出す指導を実感していただけます。

【Q&A】よくある質問

質問
それではよくある質問に答えていきます。

Q.公立中学と比較した場合、私立中学に進学する最大のメリットは何ですか?

「公立中学と比べて私立中学に進学する最大のメリットは、子どもの個性や学力に合わせた教育環境の幅広さです。私立中学では、英語や理数教育の先取り、探究型授業、芸術やスポーツなど特色あるカリキュラムが充実しており、学校の方針に沿って計画的に学べます。公立ではどうしても画一的になりがちな学習内容も、私立なら子どもの得意・興味に応じて深められるのが大きな強みです。さらに、中高一貫教育により高校進学まで一貫した指導を受けられるので、大学受験への準備も効率的に進められます。」

Q.中高一貫校ならではのメリットについて具体的に教えてください。

「中高一貫校の最大のメリットは、高校受験がないため、6年間を見通した計画的な学習ができることです。公立中学のように3年間で詰め込み型の学習をする必要がなく、じっくり理解を深めながら学べます。また、大学進学を見据えたカリキュラムや模試、進路指導が整っている学校が多く、早い段階から志望大学に合わせた学習計画を立てられるのも特徴です。結果として、精神的な余裕を持ちながら学力を伸ばせる環境が整っています。」

Q.私立中学の独自の教育方針や学習環境は、子どもの将来にどのような良い影響を与えますか?

「私立中学の独自の教育方針や学習環境は、子どもの個性や興味を伸ばしながら、学力と社会性をバランスよく育てる点で大きなメリットがあります。例えば、英語や理数教育の先取り、探究学習、芸術・スポーツ特化プログラムなど、学校ごとの特色あるカリキュラムを通して、好奇心や問題解決能力、協調性を育てられます。また、中高一貫教育により高校受験を意識せずじっくり学べるため、学習の基礎がしっかり固まり、将来の進学やキャリアの選択肢を広げることにつながります。」

まとめ

まとめ
今回は私立中学受験についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
私立中学受験には様々なメリットやデメリットがあります。
しかし一番大切なことは親が無理やり受験させるのではなく、子どもの意思を尊重してあげる事です。
中学受験はお子様の人生が大きく変わることとなります。
今回の記事を参考にしながら、中学受験を行うかお子様と慎重に検討してみてください。
受験をすると決めた場合には早めに学習に臨むようにしましょう。

この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
講師として希学園や浜学園、四谷学院や医学部受験予備校やプロ家庭教師センターなどで中学受験・高校受験・大学受験の集団授業や個別授業で延べ2000人以上の指導に関わり、圧倒的な成績向上と高い志望校の合格率を誇ってきた。
関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。