白陵中学校の偏差値は?学費や難易度・倍率・入試情報についても徹底解説

  • 公開日
  • 更新日

カテゴリ:学校情報

白陵中学校は兵庫県高砂市にある中高一貫校を提供する私立中学校です。
本記事では、白陵中学校の偏差値や倍率、入試情報について徹底解説しています。
また、入試傾向・対策についても各科目ごとに丁寧に解説していますので、白陵中学校を受験しようとお考えの方は必見のコラムです。
是非参考にしてください。

白陵中学校の学校情報


まずは、白陵中学校の学校情報について以下に詳しくまとめてみました。

白陵中学校の部活動

部活動については、柔道部・剣道部・バスケットボール部・サッカー部・ソフトテニス部・放送部・書道部・将棋部・C.P.Cなどが白陵中学校・高等学校の代表的な部活動です。
ソフトテニス部は部員数が中高男女合わせて100人を超える白陵最大級の部活動です。
また放送部はNHK杯や総合文化祭でも好成績で、将棋部は全国大会にも多数出場し、文化系部活動が特に強いようです。
また、珍しい部活動として、C.P.Cがあります。
ここではプログラミングやパソコン自体の学習を行うことができ多くの大会に出場しているようです。
白陵中学校ではさまざまな部活があり、中高一貫校ならではで一緒の部活として励むことが出来る環境が揃っています。
また、上記以外にも部活動があり、合計27個の部活動があります。
優秀な成績を収めている部活も多く、生徒の大半は日々部活動に励んでいるようです。
勉強だけでなく部活動も通して人間的に成長していくことができるようです。

白陵中学校のイベント

白陵中学校では、各学年に宿泊を伴うイベントがあります。
中学一年生の5月には校外オリエンテーションがあり、中学二年生の2月には校外学習があります。
どちらも二泊三日で行うようです。
中学三年生の5月には三泊四日で修学旅行があります。
また、全学年対象のイベントは、6月に球技大会があり、9月に運動会と文化祭があります。
そして、1月には中学部百人一首大会が開催されます。
白陵中学校では、校内だけでなく校外に出て学習することも多いようです。
年間を通してイベントがあるため、学校生活がより豊かなものとなるでしょう。
校外イベントでは白陵中学生としてしっかりと学び、校内イベントでは例年賑わいを見せるようです。
イベントにおけるメリハリの良さは白陵中学生の魅力と言えるでしょう。

白陵中学校の学費

授業料 月額34,000円
校費 月額18,000円
育友会費 月額3,000円
同環境整備費他 月額3,700円
生徒会費 月額600円

こちらは令和6年度の学費になります。
白陵中学校では、学費を毎月納入する方法を取っているようです。
銀行の自動振替システムによって、自動で毎月引き落とされますが、4月と5月の学費は5月にまとめて納入になるようです。
そのため、5月は合計118,600円の引き落としがあるようですのでご注意ください。
また、別途で旅行積立金と学級費等が必要となります。

白陵中学校の偏差値・倍率


続いて、白陵中学校の偏差値・倍率についてご紹介します。

白陵中学校の偏差値

学校名 偏差値 順位(兵庫県内) 順位(全国)
白陵中学校 59-65 4位/198校中 81位/3578校中

白陵中学校の偏差値は前期入試が59で、後期入試が65と高い水準にあります。
また、兵庫県内の中学校198校の中でも1桁の順位に入り、全国の中学校3578校でも2桁に入るほど高い実力を誇る中学校のようです。

近所の中学校との偏差値比較

学校 偏差値
賢明女子学院中学校 40-42
淳心学院中学校 49-58
東洋大学附属姫路中学校 45-54

白陵中学校と近所の私立中学校として、賢明女子学院中学校と淳心学院中学校と東洋大学附属姫路中学校の三校が挙げられます。
それでは、白陵中学校と三校の偏差値を比べてみましょう。
まず、賢明女子学院中学校の偏差値は40から42です。
兵庫県内では124位で、全国では2384位になります。
続いて、淳心学院中学校の偏差値は49から58です。
兵庫県内では24位で、全国では417位になります。
最後に、東洋大学附属姫路中学校の偏差値は45-54です。
兵庫県内では45位、全国では772位になります。
やはり白陵中学校は近所の中学校と比べても偏差値が高いようです。

白陵中学校の倍率

募集人員 志願者数 合格者数 倍率
前期 175 365 204 2.1
後期 若干名 178 37 4.8

上記の表に令和6年度の入試倍率をまとめてみました。
前期入試と後期入試を比べてみると、前期入試の方は志願者数の内、約半数が合格しているため倍率は2.1になっています。
後期入試では、前期入試に比べると志願者数は少ないものの、合格者数も少なくなっているため、倍率は前期入試の2倍以上の4.8となっているようです。

白陵中学校の入試情報


続いて、2025年度の白陵中学校の入試情報をご紹介します。

【前期】入試情報

前期入試情報をまとめた表は以下になります。

前期入試
募集人数 男女175名
学力試験科目 国語 算数 理科
試験時間
配点
70分
120点
70分
120点
70分
100点
出願方法 Web出願(志願者サイトでの申込および必要書類の提出)
出願期間 令和6年12月21日(土)から令和7年1月9日(木)まで
試験期日 令和7年1月18日(土)
合格発表 令和7年1月19日(日)
出願費 受験料20,000円
入学金 150,000円

前期入試は国語・算数(各70分、各120点満点)と理科(70分、100点満点)の試験になります。
国語と算数の配点が少し高く設定されているようです。
理科は国語と算数と試験時間は同じため、少し時間に余裕を持って受けることができるでしょう。
白陵中学校のホームページから出願をする形式で、令和7年1月9日(木)までに出願する必要があります。
また、試験日は令和7年1月18日(土)で、翌日の令和7年1月19日(日)に合否の判定が出ます。
合格者は入学の際、別途施設整備費(250,000円)を納入する必要があります。

【後期】入試情報

後期入試情報をまとめた表は以下になります。

後期入試
募集人数 男女若干名
学力試験科目 国語 算数 面接
試験時間
配点
60分
100点
60分
100点
20点
出願方法 Web出願(志願者サイトでの申込および必要書類の提出)
出願期間 (Ⅰ)令和6年12月21日(土)から令和7年1月9日(木)まで
(Ⅱ)令和7年1月19日(日)から令和7年1月20日(月)まで
※出願期間(Ⅰ)の場合は提出書類は郵送、(Ⅱ)の場合は窓口へ持参
試験期日 令和7年1月21日(火)
合格発表 令和7年1月22日(水)
出願費 受験料20,000円
入学金 150,000円

後期入試は国語・算数(各60分、各100点満点)及び面接(20点)の試験になります。
前期入試よりも国語と算数の配点が下がり、試験時間も10分短く設定されているようです。
面接時間は不明ですが、配点は20点となっています。
白陵中学校のホームページから出願をする形式で、令和7年1月9日(木)または1月20日(月)までに出願する必要があります。
また、試験日は令和7年1月21日(火)で、翌日の令和7年1月22日(水)に合否の判定が出ます。
合格者は入学の際、別途施設整備費(250,000円)を納入する必要があります。

白陵中学校の入試傾向・対策


次に、白陵中学校の入試傾向・対策について解説します。

国語の入試傾向・対策

大問3題の構成になっており、内容は評論文と小説の読解問題が各1題出題され、知識問題で1題出題されます。
年度によって随筆文も出題されているため、幅広く学習しておきましょう。
全体的に記述問題が非常に多い傾向にあり、読解問題は大半が記述で解答する形式になっています。
そのため、記述問題の対策が合否を分けるといっても過言ではありません。
対策方法はとにかく数をこなし、記述問題の形式に慣れることです。
過去問を数年分何度も繰り返し解きましょう。
文章をまとめる力や自分が知っている言葉で表現する力も必要なため、語彙力を身につけておくことも大切です。
知識問題では出題される内容は標準レベルのため、確実に点をとれるようにしましょう。
普段から漢字や日本の習慣についての勉強に触れておくことが望ましいです。
しかし、近年は独特な知識問題が問われる傾向にあります。
初見の知識問題が出題されることがよくありますが、過去問を繰り返し解き、傾向を掴んでおくと良いでしょう。
問題の文章量が多いため、普段から難しめの文章に読み慣れておき、読解力と速読力を身につけておきましょう。

算数の入試傾向・対策

大問6~7題構成で、内容は計算問題が1題と応用問題が5~6題出題されます。
大問3以降はほとんどの問題に解答過程の記述が求められています。
計算問題は、純粋な計算問題が多めで小数点や分数を含む四則計算が中心に出題されます。
比較的容易な計算なので、ケアレスミスをしないよう確実に点にしたいところです。
問題量と時間配分を考えると、計算問題であまり時間を取られないように、問題を解くスピードにも気をつけて解きましょう。
応用問題では、図形の複合問題がよく出題されます。
そのため、図形の複合問題を制した者が合格できると言っても良いくらいです。
図形の複合問題を入試で取り扱う中学校は非常に多いので、白陵中学校の過去問に限らず、様々な中学校の過去問を解きながらいろいろな形式に慣れておくことが望ましいです。
また、知識よりも思考力を問われる内容が多い傾向にあるため、基本が定着できたら、思考力を鍛える学習も入念に行いましょう。
特殊算も例年出題され、特につるかめ算や旅人算などが頻出となっていますが、年度によって幅広く出題されているため、それぞれ苦手分野を作らず対策をとる必要があります。

理科の入試傾向・対策

各分野から例年まんべんなく出題されています。
問題数は多くなく、問題の難易度もそれほど高くないです。
全体的に記号選択問題が多い傾向にあり、出題内容は単なる知識問題だけではなく、初見のテーマをもとに教科書程度の知識で考えるものが多いです。
試験時間は70分と余裕があるため、1問ずつ丁寧に解答し、ミスがないか見直しを行うことが大切です。
地学と生物は知識問題が中心で、化学と物理は計算問題や応用問題が多くなっています。
知識問題はスピーディーに解き、確実に点数がとれるようにして、計算問題・応用問題に時間を割きケアレスミスがないよう気をつけましょう。
過去問を解いて出題傾向を把握したり、問題形式に慣れておくことも大切ですが、「なぜそうなるか?」を意識して普段から学習をすることも重要です。

まとめ


今回は白陵中学校の偏差値や倍率、入試情報、入試対策などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
白陵中学校は毎年、東大や京大など難関大学への合格者を多数輩出し、兵庫県内でもトップクラスのレベルを誇っている進学校です。
質の高い授業を受けることができ、先生方も丁寧に親身に相談に乗ってくれるなど学習環境に関して生徒からの評判も高いようです。
また、白陵中学校には男子寮があるため、県外など遠方からの受験生も多く人気のある学校となっています。
本記事を通して興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてください。
白陵中学校まとめはこちら
公式サイト:白陵中学校・高等学校