西大和学園中学校の偏差値は?基本情報、口コミ、教科別対策ポイントについても徹底解説!
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カテゴリ:学校情報

西大和学園中学校は奈良県河合町に位置する私立の中高一貫校です。
本記事では西大和学園中学校の基本情報や入試情報、入試傾向や対策についてまとめています。
気になる偏差値・倍率、口コミについても徹底解説しているため、西大和学園中学校に入学を考えている方におすすめのコラムです。
その他に、他校との比較などもしているので、是非参考にしてください。
西大和学園中学校の基本情報
所在地 | 〒636-0082 奈良県河合町薬井295 |
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アクセス | ・近鉄田原本線「大輪田駅」から徒歩8分 ・JR大和路線「王寺駅」/ 近鉄生駒線「王寺駅」/ 近鉄田原本線「新王寺駅」の場合 駅から徒歩18分、もしくは奈良交通バス「南口バスターミナル」 2番乗り場~約5分で「星和台 1丁目」 ・近鉄大阪線「五位堂駅」で降車後、奈良交通バス「北出口バスターミナル」2番乗り場~「王寺駅」行き~約20分で「星和台 1丁目」 |
公式HP | https://www.nishiyamato.ed.jp/ |
学費
初年度のみ納入金 | 年学費 | ||
---|---|---|---|
入学金 | 200,000円 | 授業料 | 576,000円 |
施設費 | 60,000円 | 施設費 | 60,000円 |
教育充実費 | 120,000円 | 教育充実費 | 120,000円 |
その他 | 19,200円 | その他 | 19,200円 |
初年度のみ納入金計 | 399,200円 | 年学費計 | 775,200円 |
初年度納入金合計 | 1,174,400円 |
西大和学園中学校の偏差値・倍率
西大和学園中学校の偏差値と倍率について解説します。
偏差値
西大和学園中学校の偏差値について表にまとめてみました。
入試方式・会場 | 偏差値 |
---|---|
本校3科女子 | 69 |
本校3科男子 | 64 |
本校4科 | 63 |
県外・岡山 | 66 |
県外・広島 | 66 |
県外・札幌 | 66 |
県外・東京 | 67 |
県外・東海 | 66 |
県外・福岡 | 66 |
西大和学園中学校の偏差値は最新2023年のデータでは63-69程度となっています。
西大和学園中学校には、本校で受験するだけでなく多くの試験会場が設けられていますが、偏差値は本校3科女子が比較的高くなっています。
偏差値の順位は全国の中学校では2,162校中13位、奈良県内の中学校の中では66校中1位となっており、かなりハイレベルな中学校です。
倍率
続いて、西大和学園中学校の2023年度の入試の倍率についてご紹介します。
女子 | 男子 | |
---|---|---|
募集人数 | 40名 | 180名 |
志願者数 | 262名 | 1002名 |
受験者数 | 246名 | 903名 |
合格者数 | 91名 | 398名 |
実質倍率 | 2.70倍 | 2.27倍 |
西大和学園中学校の倍率は2~3倍程度となっています。
女子と男子で募集人数から分けられているのが特徴で、男子は1000名以上の志願者がいますが、女子の方が倍率は高くなっています。
また、女子は2019年は6倍近くあり、過去に比べて倍率は下がってきており、男子は2019年は1.85であったため、徐々に上がってきています。
西大和学園中学校の入試情報
西大和学園中学校の2023年度の入試情報についてご紹介します。
募集定員 | 男子 約180名 女子 約40名 ※他会場の募集定員を含みます。 |
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出願期間 | 2023年 12月4日(月)10:00~2024年1月4日(木)18:00 |
受験料 | 20,000円 |
試験日 | 1月14日(日) |
試験会場 | 西大和学園 |
時間割 | ・4科・3科 国語(60分)15:00~16:00 (150点) 算数(60分)16:10~17:10 (150点) 理科(40分)17:20~18:00 (100点) 社会(40分) 18:10~18:50 (100点) ※社会は4科受験のみ ※4科受験は、4教科合計と国語・算数・理科の5/4倍の高い方を総合点とする。 ※3科受験は、国語・算数・理科の5/4倍を総合点とする ・帰国生・外国人のための入学試験 【提出書類】 ➀国籍を証明する書類のコピー ②小学校の在籍期間を証明する書類 算数(60分) 16:10~17:10 (100点) 英語(筆記試験)(40分)17:20~18:00 (100点) 英語(エッセイ)(30分)18:00~18:30 (70点) 面接(英語) 18:30~ (30点) ※算数は4科・3科入試の問題と異なります。 ・英語重視型A 国語(60分) 15:00~16:00 (150点) 算数(60分) 16:10~17:10 (150点) 英語(筆記試験)(40分)17:20~18:00 (100点) 英語(エッセイ)(30分)18:00~18:30 (70点) 面接(英語) 18:30~ (30点) ※算数は4科・3科入試の問題と異なります。 ・英語重視型B 国語(60分) 15:00~16:00 (150点) 算数(60分) 16:10~17:10 (150点) 面接(日本語) 17:20~ ※算数は4科・3科入試の問題と異なります。 ※英検2級以上に相当する外国語検定試験結果証明書のコピーを提出してください。 |
合格発表 | 1月15日(月) 10:00 ホームページにて発表 |
入学手続期間 | 1月15日(月)・1月16日(火) |
入学説明会 | 1月20日㈯ 予定 |
出願資格など詳しいことはホームページをご覧になってください。
西大和学園中学校の科目別傾向と対策
西大和学園中学校の入試問題について、傾向と対策を科目別にまとめました。
算数の傾向と対策
大問は4題の構成です。
大問1は計算問題などの小問集合です。
計算ミスなどが無いよう丁寧かつすばやく解答し、点を落とさないようにしましょう。
また、頻出は図形問題で難問も出題されることがあるため、深く学習しておく必要があります。
他の分野では「場合の数」も頻出です。
場合の数はある程度解法が決まっているので、多くの問題に触れ、練習しておきましょう。
大問の後半には、かなりハイレベルな問題も出題されるため、問題を見極めたく順番や取捨選択が必要です。
そのためには、過去問に取り組み、難易度や問題形式に慣れておくとよいでしょう。
国語の傾向と対策
大問は3題の構成です。
物語文と論説文の読解問題2題に加えて知識問題1題となっています。
大半は選択問題で構成されており、記述式はあまり多くありません。
記述式は、文中の根拠となる部分を理解し、丁寧に字数にあわせてまとめる能力が必要になる。
選択式問題は選択肢が5つあるなど多いため、本文の内容をしっかりと理解したうえで、選択肢と照らし合わせ、確実に選ぶ必要があります。
さらに、記述問題では字数で制限があり、知識問題では、段落整序問題が頻出となっています。
対策としては、指示語や節是供御に注目しながら本文を理解し、過去問を複数年分解き、しっかりと慣れておきましょう。
理科の傾向と対策
大問は4題の構成です。
化学・物理・生物・地学から偏りがないようバランスよく出題されます。
計算が必要な問題が多く、解答時間は40分と時間があまりないため、はやく丁寧に正解するため、問題量をこなしましょう。
特に、化学・物理分野は難易度が高く、点数が取りにくいため深く学習しておきましょう。
また、過去問で傾向を掴み、本番の時間配分で解いてみることも大切です。
社会の傾向と対策
社会は地理・歴史・公民からの出題です。
特に、地理・歴史の出題が多く、比較的易しい難易度の問題で構成されています。
しかし、長い記述問題の出題があるため、過去問などや問題集で記述の練習をしておくことが必要になります。
また、解答では漢字で書くように指定されている場合も多いため、普段の練習問題から漢字で書くよう心がけ、正しい漢字で覚えるようにしましょう。
また、時事問題が出題されることもあるので、日頃からニュースなどを見て知識をつけておきましょう。
西大和学園中学校の口コミ
続いて、西大和学園中学校の口コミをご紹介します。
口コミ
進学校らしく、日々の学習では課題や小テストも多く、クラスや学年単位で順位がしっかり出るので自分の位置や課題点も分析しやすいです。
学習面だけではなく、イベント等がとても多いので、入学してすぐ沢山の友達と仲良くなれるようですし、優秀な生徒さんが多いので良い刺激を受けて楽しい学校生活を送らせていただいているようです。
(2019/保護者)
男子は真面目で気持ちの優しい生徒が多いです。
女子は精神力の高い自己実現力を持つ生徒が多いです。
外国人もいます。
帰国生も多いのでネイティブスピーカーが多い学校だと思います。
(2021/保護者)
例年、東大京大への進学者が多く、卒業後は各界で活躍するOBOGが多い。
政治や医学、官僚をはじめ、国際社会等、多方面で活躍している。
大学入試について子供たち同士または先輩後輩で話し合う機会も多いようです。
(2018/保護者)
(参考:みんなの中学情報 https://www.minkou.jp/junior/school/review/13468/)
口コミから読み取れる西大和学園中学校像
西大和学園中学校は関西でもトップ層の中学校であることもあり、進学先としては東大・京大・国公立医学部などで近年さらに実績を伸ばしているようです。
また、そのために学校では、補講や小テストなどの手厚いフォローがあります。
また、イベントも充実しており、魅力的なポイントです。
さらに、入試場所が各地にあり、全国から集まってくるため寮があったり、外国人や帰国生向けの入試や英語特化型があることでネイティブスピーカーや英語が得意な子が集まっており、普段から英語に触れる機会も多そうです。
まとめ
今回は西大和学園中学校の偏差値や倍率・口コミ・入試情報などについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
西大和学園中学校は東大や京大などのへの合格を目指す環境があることで、近年実績を挙げていたり、共学化されて、さらに注目度の高い進学校です。
また、イベントなども多く実施されており、学校生活を楽しむことができそうです。
本記事をご覧になって興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてください。