仁川学院中学校の偏差値や倍率はどのくらい?学費やイベント、偏差値も徹底解説
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カテゴリ:学校情報

本記事では仁川学院中学校の偏差値や倍率、学費について解説しています。
記事内では進学実績や進路指導について解説しているため、中学受験を検討している方や入学を検討している方は必見のコラムです。
各コースやカリキュラムの特徴についてもまとめていますので、是非参考にしてください。
仁川学院中学校とは?
まずは仁川学院中学校の基本情報についてご紹介します。
仁川学院中学校の基本情報
学校名 | 仁川学院中学校 |
---|---|
ふりがな | にがわがくいんちゅうがっこう |
所在地 | 〒662-0812 兵庫県西宮市甲東園2丁目13−9 |
交通アクセス | 阪急電鉄今津線「甲東園駅」もしくは「仁川駅」下車 |
仁川学院中学校は兵庫県西宮市に位置する、中高一貫校私立の学校です。
キリスト教カトリック校では数少ない、男女共学の学校のひとつでもあります。
大阪梅田や神戸三宮から電車で約30分とアクセスも非常に良いです。
仁川学院中学校のカリキュラム
仁川学院中学校にはコースが設置されています。
探求型、協働型、体験型の学習を実現する選択コース制で、個々の能力やそれぞれの希望進路に合わせたきめ細やかなコース制に2019年度より改編しました。
ここでは各コース独自のカリキュラムについてご紹介します。
アカデミアαコース
難関国公立大学合格を目指したレベルの高いカリキュラムを組んでいます。
どの科目に関しても、基礎基本の土台の上に、「思考」「判断」「表現」を重視した授業が展開されています。
生徒一人ひとりの自律的で主体的な学びが助長されるような雰囲気づくりを大切にし、人間性豊かな魅力ある生徒を育てます。
アカデミアβコース
国公立大学合格を目指すコースで、大学受験に必要な学力の養成を図ります。
生徒たちの志望校に応じて細かい教員のサポート体制も充実しています。
アカデミアαコースの生徒達とも競い合いながら、第一志望の合格へ向けて学びをさらに深めていきます。
カルティベーションαコース
関関同立をはじめとする難関私立大学に向けて特化した授業を繰り広げ、難関大受験をサポートします。
また、授業時間に加えて、関関同立の入試対策や総合型選抜対策など様々な特別講座を放課後に実施しています。
カルティベーションβコース
各自の大学進学に必要な基礎学力の徹底を図ることに加え、地元の企業と連携し体験学習やたボランティア活動といった取り組みへの参加を通じて社会の中での自分を見つめ、総合的な人間力を養成します。
学校推薦選抜や総合型選抜などの大学入試に対応できる力を育成していきます。
仁川学院中学校・高等学校の難易度は?
次に仁川学院中学校・高等学校の難易度についてご紹介します。
仁川学院中学校
偏差値
仁川学院中学校の偏差値はコースにより異なりますが、36-44程度となっています。
ファイナル入試のアカデミアコースの偏差値が44程度と最も高く、兵庫県内の私立中学校の順位では140校中73位、全国では2,164校中963位に位置しています。
倍率
2023年度の仁川学院中学校の倍率について表にまとめました。
入試日程 | コース | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
1次 | アカデミア | 22 | 7 | 3.14 |
カルティベーション | 37 | 40(11) | 1.28 | |
2次 | アカデミア | 43 | 19 | 2.26 |
カルティベーション | 49 | 60(22) | 1.29 | |
3次 | アカデミア | 31 | 11 | 2.82 |
カルティベーション | 9 | 11(10) | 9.00 | |
ファイナル | アカデミア | 10 | 2 | 5.00 |
カルティベーション | 6 | 2(1) | 6.00 | |
2023年度合計 | 207 | 152(44) | 1.92 |
1次の募集定員は60名、2次からファイナルの募集定員はそれぞれ15名となっています。
仁川学院中学校の倍率は入試日程やコースによって大きく差がありますが、1.28~9.00倍とたいへん人気のある学校になっています。
※()内の数字は廻し合格者の数です。
倍率には含まれていません。
仁川学院高等学校
続いて仁川学院高等学校の偏差値・倍率についてご紹介します。
偏差値
コース | 偏差値 |
---|---|
普通科カルティベーションコース | 52 |
普通科カルティベーションSコース | 57 |
普通科アカデミアコース | 63 |
仁川学院高等学校の偏差値52-63程度となっています。
兵庫県内の私立高校の順位では122校中10位、全国では9,797校中906位と上位に属しており、非常にレベルが高いです。
倍率
2023年度の仁川学院高等学校の倍率について表にまとめました。
入試日程 | コース | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|---|
1次 | 普通カルティベーションコース | 専願 | 50 | 44 | 1.14 |
併願 | 467 | 463 | 1.01 | ||
普通科カルティベーション Sコース |
専願 | 73 | 36 | 1.09 | |
併願 | 1,213 | 908 | 1.34 | ||
普通科アカデミアコース | 専願 | 20 | 15 | 1.33 | |
併願 | 1,121 | 581 | 1.93 | ||
1.5次 | 普通カルティベーションコース | 専願 | 3 | 3 | 1.00 |
併願 | 5 | 4 | 1.25 | ||
普通科カルティベーション Sコース |
専願 | 7 | 4 | 1.75 | |
併願 | 19 | 14 | 1.36 | ||
普通科アカデミアコース | 専願 | 4 | 1 | 4.00 | |
併願 | 22 | 14 | 1.57 | ||
2023年度合計 | 3,004 | 2,087 | 1.44 |
※普通カルティベーションコース、普通科カルティベーションSコースは廻し合格者も含む。
それぞれのコースの募集人員は、1次入試普通カルティベーションコース160名、普通科カルティベーションSコース80名、普通科アカデミアコース40名であり、このうち内部進学者も含まれています。
1.5次入試は各コースとも若干名です。
仁川学院高等学校の倍率は1.00~4.00倍で、全体でみると1.44倍となっています。
偏差値が高いため、入試難易度としては非常に高いといえます。
仁川学院中学校・高等学校のイベント・学費
仁川学院中学校・高等学校のイベント・学費についてまとめました。
仁川学院中学校
イベント
2023年度の仁川学院中学校のイベントをご紹介します。
イベント | 開催日時・詳細 |
---|---|
第1回入学試験説明会 | 令和5年7月9日(日)10:00~12:00 |
第2回入学試験説明会 | 令和5年10月14日(土)14:00~16:00 ※第2回のみ、希望者を対象に授業体験会を実施 |
第3回入学試験説明会 | 令和5年11月23日(木祝)9:00~11:00 ※プレテストを同時開催 |
第1回オープンスクール | 令和5年6月18日(日)10:00~12:00 |
第2回オープンスクール | 令和5年8月26日(土)14:00~16:00 |
個別相談会・学校見学会 | 第1回:5月10日(水)・11日(木)・12日(金)10:30~16:30 第2回:9月12日(火)・13日(水)・14日(木)10:30~16:30 ※各回共通:12:30~13:30は除く |
プレテスト | 令和5年11月23日(木祝)8:00~12:00 ※入学試験説明会を同時開催 |
入試直前相談会 | 令和5年12月9日(土)9:00~12:00 |
中高学院祭 | 令和5年9月23日(土祝)9:00~15:00 |
中学運動会 | 令和5年10月21日(土)9:00~15:00 |
※既に終了しているイベントもあります。
学費
仁川学院中学校の学費について表にまとめました。
入学金 | 300,000円 |
---|---|
施設費 | 250,000円 |
制服・制靴等費用 | 約100,000円 |
新入生オリエンテーション (2泊3日)費用 |
約28,000円 |
授業料 | 595,200円 |
冷暖房費 | 12,000円 |
生徒会費 | 8,500円 |
父母の会費 | 15,000円 |
副教材、行事経費などの 諸経費(年額) |
70,000円 |
ICT教育費 | 初年度:約110,000円 2・3年次:約21,000円 |
仁川学院中学校の初年度納入金合計額は約1,488,700円です。
学費は兵庫県の私立の共学校の中では2番目に高く、私立校全体でみても割高だといえます。
仁川学院高等学校
イベント
仁川学院高等学校のイベントをご紹介します。
イベント | 概要 |
---|---|
入学試験説明会 ※要予約 |
10/21(土) 10:00~12:00 11/4(土) 10:00~12:00 11/11(土) 10:00~12:00 12/2(土) 10:00~12:00 12/9(土) 10:00~12:00、14:00~16:00 12/16(土) 14:00~16:00 【主な内容】 歓迎演奏 学校長挨拶 学校紹介・入試説明 校内見学・入試個別相談 |
オープンハイスクール ※要予約 |
2023年度は終了 【定員】 各日400名 【主な内容】 吹奏楽部や聖歌合唱部による歓迎演奏 生徒会による学校紹介 体験授業・校内自由見学・クラブ見学 生徒スタッフとの座談会 【体験授業一覧】 ・国数英 入試対策講座 ・英語 GO・KA・Nで味わう文字(読解問題対策付き) ・数学 高校数学とパズル ・社会 全ての道は歴史に通ず! ・理科 お家でできる!物理実験室 ・理科 ミジンコの観察 ※2023年度の実施内容 |
学院祭 | 学院祭を見学する中学生・高校生は、制服での来校。 受付で生徒証明書の提示が必要。 在校生紹介の「友人券」がなければ入場不可。 ※小学生・中学生および保護者の方で、当校の受験を考えて学校見学を希望する場合は、受付で申告。 その際、中学生は必ず制服着用、生徒証明書持参。 |
学費
仁川学院高等学校の学費をまとめました。
入学金 | 250,000円 |
---|---|
施設費 | 250,000円 |
制服・体操服・制鞄等 | およそ100,000円 |
教科書代 | およそ14,000円 |
新入生オリエンテーション費用 | およそ33,000円 |
授業料(4回分納) | 450,000円/年 486,000円(アカデミア) |
教育充実・拡充費(4回分納) | 85,200円/年 |
冷暖房費(4回分納) | 12,000円/年 |
父母の会会費(年度初めに一括納付) | 15,000円 |
生徒会会費(年度初めに一括納付) | 8,500円 |
副教材・行事経費等(年3回の分納) | 70,000円/年 |
ICT教育費(年度初めに一括納付) | およそ110,000円(1年次) およそ20,000円(2.3年次) |
仁川学院中学校・高等学校の進路指導・進学実績
仁川学院中学校・高等学校の進路指導・進学実績についてご紹介します。
進路指導
仁川学院中学校は中高一貫校として、その後の高校のさらに先の大学・社会人としての将来を見据え、少しでも今後の手がかりをつかんでもらうためにキャリアプログラムを実践しています。
お世話になっている方を講師として招待し、学年ごとにグループワークや大学選びの基礎知識を教わったり、職業研究など様々な進路講演会を実施しています。
仁川学院高等学校では、多様化する大学入試であったり、職業選択に向け、将来について考える進路プログラムが大変充実しています。
約20種の職業の方々による「職業別説明会」、受験生としての意識づけを図る「大学別説明会」、約15大学の担当者を招き、入試のポイントなどを伺う入試特化の「大学別入試説明会」などを実施しています。
進学実績
2023年度の進学実績についてまとめました。
(※一部抜粋)
国公立大学 | 私立大学 | ||||
---|---|---|---|---|---|
大阪大学 | 1 | 関西大学 | 37 | 甲南大学 | 28 |
神戸大学 | 1 | 関西学院大学 | 31 | 龍谷大学 | 84 |
大阪公立大学 | 2 | 同志社大学 | 25 | 神戸学院大学 | 45 |
兵庫県立大学 | 1 | 立命館大学 | 21 | 大阪医科薬科大学 | 4 |
京都工芸繊維大学 | 1 | 近畿大学 | 141 | 兵庫医科大学 | 11 |
国公立大学に進学する生徒は少なく、大半の生徒が関西圏にある私立大学に進学しているようです。
仁川学院高等学校には近畿圏を中心とした130を超える大学の指定校推薦枠があるため、多くの生徒が活用し、志望校への進学を目指しています。
関西圏以外にも上智大学、法政大学、学習院大学への合格者を輩出するなどの実績があります。
仁川学院中学校・高等学校受験をするなら個別の会
個別の会には中学受験や高校受験など、どんな生徒にも合う多くのコースを設置しています。
中学受験コースでは勉強の習慣や土台となる基礎力が身につくように指導し、応用・発展的な内容まで学習をどんどん進めていきます。
また、問題の解法を教えるだけではなく、知識をいかに使い、解法を導くかを指導します。
そして生徒1人1人に合った弱点補強に力を注ぎ、入試対策を徹底します。
高校受験コースでは私立・国立・公立高校入試において豊富な指導経験と、他の個別塾より圧倒的にレベルの高い指導力を併せ持った超一流のプロ講師が授業を担当します。
難しい問題の演習解説などを個別授業で組み込み、難しい問題への適応力を高めていきます。
個別の会の授業は完全オーダーメイドの個別カリキュラムで、学校の宿題の管理も手取り足取りの指導で丁寧にサポートし、授業以外の自習時間においても質問対応のチューターがフォローするなど、万全なフォロー体制となっていますので、仁川学院中学校・高等学校受験をするにあたって、最適な個別塾だといえます。
まとめ
今回は仁川学院中学校の偏差値・倍率、学費やイベント、偏差値などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
仁川学院中学校は希望進路を実現させるためにコース制や学習面に関して力を入れています。
基礎学力を向上させ、教科を超えて学ぶ特色授業が展開されていたり、放課後には補習や自学自習を実施し、担任や教科担当者が徹底的にサポートしてくれます。
本記事を通して興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてください。