神戸海星女子学院中学校の偏差値・倍率は?傾向や入試対策・難易度について解説
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カテゴリ:学校情報
神戸海星女子学院中学校は兵庫県神戸市に位置する私立の中高一貫校です。
本記事では神戸海星女子学院中学校の基本情報や入試傾向・対策・難易度についてまとめています。
気になる偏差値・倍率、評判・口コミについても徹底解説しているため、神戸海星女子学院中学校に入学を考えている方におすすめのコラムです。
その他にも、他校と比較などもしているので、是非参考にしてください。
神戸海星女子学院中学校とは?
神戸海星女子学院中学校の住所や交通アクセスについてまとめてみました。
所在地 | 〒657-0805 兵庫県神戸市灘区青谷町2丁目7−1 |
---|---|
交通アクセス | 阪急神戸線「王子公園駅」から徒歩15分 JR神戸線「灘駅」から徒歩15分 |
神戸海星女子学院中学校の特徴
神戸海星女子学院中学校は、興味をもって自ら進んで学ぶ意識・姿勢を育てる事を大切にしています。
そのため、学校では体験や出会いの機会を与えるようにしています。
中学1・2年では基礎学力と家庭学習の習慣をつけるため、学校では毎日の宿題や小テストがあります。
小テストの結果では、補修や追試があり、サポートもしっかりと行っています。
中学3年では、5教科の中で無理のないように高校の内容を学習しています。
6日制授業では、学習内容に費やすことのできる時間を増やすと同時に、部活動や自由に使える時間も取れるようにしています。
週に1回、ホームルームの時間を6時間目に設けており、クラスや学年の活動を行っています。
また、合宿や体験学習などの心を育てるプログラムや高校進学説明会などのキャリアプログラムを通して自分の将来・生き方を自身で決める人間へと養成します。
また、神戸海星女子学院中学校では「自らを見つめ祈る心」「自分を人のために役立たせる心」「異文化を理解する心」を育てることを目標としており、礼拝朝礼や福祉教育、異文化理解合宿といった様々な取り組みを行っています。
神戸海星女子学院中学校の学費
神戸海星女子学院中学校の学費について表にまとめてみました。
初年度納入金 | |
---|---|
入学金 | 400,000円 |
授業料 | 660,000円 |
父母の会会費 | 3,600円 |
積立金(合宿、教材費等) | 約130,000円 |
合計 (年額) | 約790,000円 |
兵庫県の私立女子中学校の中でも上位になる高めな学費ではありますが、しっかりと学生生活に還元されているようです。
神戸海星女子学院中学校のコース
神戸海星女子学院中学校ではコース分けは行っていません。
高等学校からの募集もなく、完全中高一貫制の学校です。
中高一貫教育であることを活かして、5教科において中学3年生から無理のない範囲で高校の学習内容を取り入れています。
そうすることで、高校の基礎を固めることができ、応用力の養成につながります。
中学3年生からは英語・数学の授業で習熟度クラスが編成されます。
神戸海星女子学院中学校の難易度は?
神戸海星女子学院中学校の難易度についてみていきます。
神戸海星女子学院中学校の偏差値
神戸海星女子学院中学校の偏差値を表にまとめてみました。
入試方式 | 偏差値 |
---|---|
A | 55 |
B | 60 |
神戸海星女子学院中学校の偏差値は49-59で兵庫県内では198校中12位で全国では3,578校中位269位と上位に位置しています。
次に神戸海星女子学院中学校と同じ兵庫県内で偏差値が近い学校を比較します。
学校名 | 偏差値 |
---|---|
六甲学院中学校 | 58-63 |
白陵中学校 | 59-65 |
神戸海星女子学院中学校 | 55-60 |
甲南女子中学校 | 50-60 |
夙川中学校 | 53-61 |
滝川中学校 | 42-58 |
六甲学院中学校と白陵中学校は神戸海星女子学院中学校のB方式と同程度の偏差値で甲南女子中学校、夙川中学校、滝川中学校は神戸海星女子学院中学校のA方式と同程度の偏差値となりました。
滝川中学校と甲南女子中学校は入試方式が多くあり、偏差値が学校内でも開いています。
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神戸海星女子学院中学校の倍率
次に、神戸海星女子学院中学校の倍率についてご紹介します。
2024年度の結果を参考にしています。
入試方式 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
A日程 | 146 | 110 | 1.33倍 |
B日程 | 127 | 50 | 2.54倍 |
神戸海星女子学院中学校の倍率は1.33倍-2.54倍となりました。
A日程では募集人数が100名なのに対し、B日程では20名になっていることから倍率が上がったといえるでしょう。
また、A日程は3教科もしくは4教科受験なのに対し、B日程では算数と国語の2教科になることから難易度も上がるため、しっかりと対策が必要です。
神戸海星女子学院中学校の大学への合格実績
神戸海星女子学院中学校の過去3年間の大学合格実績をまとめてみました。
大学名 | 2024年 | 2023年 | 2022年 |
---|---|---|---|
大阪大学 | 9 | 7 | 11 |
滋賀大学 | - | - | - |
北海道大学 | 2 | 1 | 1 |
神戸大学 | 12 | 8 | 9 |
京都府立大学 | - | - | - |
大阪府立大学 | - | - | - |
大阪市立大学 | - | - | - |
京都工芸繊維大学 | 1 | 3 | - |
大阪公立大学 | 3 | 6 | 4 |
慶應義塾大学 | 3 | 2 | 0 |
関西大学 | 29 | 23 | 39 |
関西学院大学 | 57 | 72 | 75 |
同志社大学 | 48 | 42 | 35 |
立命館大学 | 38 | 20 | 42 |
青山学院大学 | 4 | 1 | 0 |
関西を中心とした全国の難関大学への合格実績があります。
その中でも、関西大学や関西学院大学、立命館大学などの関西の私立大学への合格者が多いようです。
大学受験をしなくても系列校である神戸海星女子学院大学に進学ができますが、大半の生徒が外部の大学に進学しているようです。
また、関西以外では東京大学や一橋大学など関東の名門国公立大学への合格者も多数輩出しています。
医歯薬系への進学希望者も多く、2024年度の医学部医学科の合格者数は国公立大学7名、私立大学18名という実績を残しています。
神戸海星女子学院中学校の入試対策・傾向
神戸海星女子学院中学校の各科目の傾向と対策についてまとめました。
国語の入試対策・傾向
論理的文章が1題、文学的文章が1題の計2題の構成となっています。
設問の特徴としては、記号問題・抜き出し問題が多く、少なくなっています。
B日程では、例年長めの記述問題が出題されていますが、その文字数は年々減少傾向にあります。
両日程ともに抜き出し問題の出題が多く、答えとなる箇所を文章の中からいかに素早く見つけ出せるかが重要となります。
また、その大半が本文の内容を整理する問題のため、過去問などで文章整理の練習をしておくことが大切です。
ことわざ・慣用句といった知識問題も頻出となっているので、日頃から意味や使い方まで学習するように意識しましょう。
算数の入試対策・傾向
大問は6題の構成となっており、大問1は答えのみを記入する形式で、大問2~6は答えのみならず途中式や考え方、答えの単位まで記入する形式となっています。
分野別でみると、文章題と図形の出題が占める割合が大きくなっています。
文章題では、「速さ」「割合と比」からの出題が多くなっており、頻出かつ標準レベルの問題のため確実に解答できるようにしておきましょう。
図形では、角度・面積・体積を求める問題が頻出となっています。
「図形と規則性」・「図形と規則性」に表・グラフを併せた問題の出題が今後予想されるので、しっかりと対策をしておきましょう。
理科の入試対策・傾向
生物2題、物理・化学・地学が各1題ずつの計5題の構成となっています。
分野別でみると、生物の割合が4割とかなり高くなっています。
生物の名前や特徴などは細かい所まで問われるため、教科書に載っている資料は正確に覚えるようにしましょう。
過去問の演習で出題傾向に慣れておきましょう。
社会の入試対策・傾向
地理2題、歴史2題、公民1題の計5題の構成となっています。
出題の特徴として、グラフ・統計・図表といった資料問題の出題が多いため、過去問などを活用して資料やグラフの読み取り問題の練習をしておきましょう。
組み合わせや並び替え問題も頻出のため、知識を点で覚えるのではなく、時代の流れを線で覚えることを意識して学習しましょう。
また、時事問題も出題されているため、普段から新聞やニュースで社会情勢を把握しておくことが大切です。
神戸海星女子学院中学校の口コミ・評判は?
礼儀正しいお嬢様学校で、女子校ならではの魅力が詰まっていると思います。
生徒思いで優しい先生が多く、放課後や休み時間に質問し、1問1問分かるまで丁寧に教えてくれます。
校舎はプール以外は全て綺麗だと思います。
図書館は広々としていて、静かです。
テスト前の図書館はほとんどの人が自習をしています。
(在校生 / 2020年入学)
皆さん適度な距離感を保ちながら接しているようで、優しい生徒が多い印象です。
いじめは聞いたことがありません。
先生方もとても穏やかで、落ち着いている印象があります。
学習面については再テスト、補習はきっちりやるようです。
中高一貫校なので、校則は高校よりですがあまり細かい決め事はないです。
(保護者 / 2022年入学)
穏やかな方が多くて、学校生活はとても楽しいです。
部活や施設も充実していて、勉強面では苦手なところを徹底的に教えてもらえるので安心です。
小学校からの内部生は最初怖かったですが、半年ほどすればほとんどの人は馴染むのでいじめはあまり起きないです。
先輩も優しくて、信頼できる方が多いです。
(在校生 / 2019年入学)
生徒と先生について、穏やかでお上品な方が多いという意見が多数見受けられました。
いじめについても聞いたことがないという人がほとんどで、楽しい学校生活が送れそうです。
校則に関して、スマホの持ち込み制限などはあるが、とても厳しいというわけではありませんでした。
学習面のサポートや食堂のごはんが美味しいなど、全体的に評価が高く満足している方が多いようでした。
(引用元:「みんなの中学情報」https://www.minkou.jp/junior/school/review/12686/)
まとめ
今回は神戸海星女子学院中学校の偏差値・倍率、傾向や入試対策・難易度などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
神戸海星女子学院中学校は国公立大学や関関同立以上を目指している生徒が多く、県内でも有数の合格実績を誇っています。
学習進度も早く、レベルの高い学習が求められますが、大半の生徒が勉強熱心であるため切磋琢磨して学んでいける環境にあるといえるでしょう。
本記事を通して神戸海星女子学院中学校に興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてください。
神戸海星女子学院中学校まとめはこちら
公式サイト:神戸海星女子学院 中学校・高等学校