①授業のスピードが速く、復習が追いつかない
SAPIXの授業はスピードが非常に速く、理解しきれないまま次の単元に進んでしまうことが多々あります。テキストは授業当日に初めて手にするため予習もできず、授業中に理解できなかった内容を家庭で復習しようとしても、お子様一人では何をどうやり直せばいいかわからないケースがよくあります。この「復習の質」が低いまま放置すると、スパイラル式カリキュラムの利点を活かしきれず、同じ単元が再登場しても「前回もわからなかった」という状態が続きます。
SAPIX
SAPIXに通いながら、個別の会のプロ講師を併用して成績を上げているお子さんがたくさんいらっしゃいます。SAPIXの授業の特徴から成績を上げるためのポイントを中心に、併用のメリットをお伝えします。
| 設立 | 1989年(平成元年) |
|---|---|
| 特徴 | 首都圏を中心に展開する中学受験専門の進学塾。開成・桜蔭・筑駒をはじめとする最難関校への合格実績で圧倒的な実績を誇る。関西にも校舎を展開(上本町校等)。 |
| 授業形式 | 集団授業。テキストは授業当日に配布される「その日持ち帰り方式」。復習主義・スパイラル式カリキュラムで同じ単元を繰り返し深めていく。 |
| 主な校舎 | 東京校、自由が丘校、渋谷校、白金高輪校、横浜校、大宮校、上本町校 他 全国48校舎 |
| クラス編成 | マンスリーテスト・組分けテストの成績でクラス替え。最上位はα(アルファ)クラスで、α1が頂点。 |
SAPIXは首都圏の中学受験において最も知名度と実績がある進学塾です。開成・桜蔭・筑駒への合格者数は毎年全国トップを維持しており、最難関校を目指すご家庭から圧倒的な支持を得ています。関西にも上本町校などを展開しており、個別の会との併用がしやすい環境です。
SAPIXの最大の特徴は、テキストが授業当日に配布される「その日持ち帰り方式」です。予習は不要で、授業後の復習が学力定着のカギを握ります。さらに宿題を明確に出さない方針のため、家庭学習の計画は保護者に委ねられており、この家庭学習の質と量が成績を左右する最大のポイントになります。
SAPIXの授業はスピードが非常に速く、理解しきれないまま次の単元に進んでしまうことが多々あります。テキストは授業当日に初めて手にするため予習もできず、授業中に理解できなかった内容を家庭で復習しようとしても、お子様一人では何をどうやり直せばいいかわからないケースがよくあります。この「復習の質」が低いまま放置すると、スパイラル式カリキュラムの利点を活かしきれず、同じ単元が再登場しても「前回もわからなかった」という状態が続きます。
SAPIXでは毎回の授業で新しいテキスト(プリント)が配布されるため、1年間で段ボール箱がいっぱいになるほどの量になります。テキストの整理・ファイリングは保護者の仕事であり、必要なプリントがすぐに見つからない、復習したい単元のテキストがどこにあるかわからないという状態に陥りがちです。このテキスト管理の負担が、家庭学習の効率を大きく下げている原因の一つです。
SAPIXのクラス替えはマンスリーテストと組分けテストの成績で決まります。α(アルファ)クラスへのステップアップを目指す方は多いですが、αクラスに上がると授業の難易度・スピードがさらに上がるため、上がった直後にまた落ちてしまうケースが頻発します。αクラスに上がるだけでなく、そこで定着するための継続的な実力養成が欠かせません。
SAPIXは宿題を明確に出さない方針のため、「何を・どの順番で・どれくらい」復習するかを保護者が判断しなければなりません。中学受験の経験がない保護者にとってこの判断は非常に難しく、「とりあえず全部やらせる」か「何をすればいいかわからず手つかず」の両極端に陥りがちです。デイリーサポートやデイリーサピックスの使い方が不明確なまま、学習効率が上がらない家庭が多くあります。
SAPIXの良質なスパイラル式カリキュラムを最大限活かすために、以下のポイントを意識してください。
SAPIXの「その日持ち帰り方式」では、授業当日に学んだ内容をいかに早く復習するかが成績を左右します。理想は授業当日の夜か翌日中に、授業で扱った問題を自力で解き直すことです。「解き方を見て写す」のではなく「なぜその解法になるのか」を理解することが重要です。この「理解する復習」をマンツーマンで行うのがプロ講師の個別指導の強みです。
SAPIXのテキストはデイリーサポート(算数)・デイリーサピックス(理社)など複数あり、すべてを完璧にこなすのは現実的ではありません。志望校や現在の学力に応じて「星1つの問題を確実に」「星3つは後回し」など、取り組む問題の優先順位を明確にすることで、同じ勉強時間でも成果は大きく変わります。個別の会の講師はSAPIXのテキスト体系を熟知しているため、最適な優先順位をアドバイスできます。
SAPIXではマンスリーテストが約月1回実施され、直近の授業内容の定着度を測ります。マンスリーテストで間違えた問題は、お子様の弱点を正確に映し出しています。テスト後に正答率表と照らし合わせ、「正答率50%以上なのに落とした問題」を優先的にやり直すことで、効率的に弱点を克服できます。
SAPIXはクラスによって授業内容・扱う問題のレベルが異なります。αクラスの授業を受けることで入試レベルの問題に触れる機会が増え、開成・桜蔭・筑駒などの最難関校合格に直結する力が養われます。できるだけ早い段階でαクラスに上がり、そこに定着することを目標にしましょう。
SAPIXのカリキュラムを活かしながら、個別の会のプロ講師が弱点をピンポイントで補強する併用スタイルが成果を上げています。
SAPIXの授業がない曜日に週1コマから受講可能。塾のスケジュールに合わせた柔軟な時間割を組めます。