奈良県立奈良高等学校の入試対策!偏差値や倍率・入試概要についても解説
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カテゴリ:学校情報
今回は、奈良県立奈良高等学校についてご紹介したいと思います。
本記事では、奈良県立奈良高等学校の偏差値と入試対策を徹底解説します。
教育方針や施設、入試概要、科目別対策、学習計画、進学実績まで幅広く紹介します。
- 奈良県立奈良高等学校の概要
- 奈良県立奈良高等学校の入試システム
- 奈良県立奈良高等学校の科目別対策
奈良県立奈良高等学校の概要

奈良県立奈良高等学校は、1924年に開校した奈良県奈良市にある男女共学の県立高校です。
奈良県立奈良高等学校の概要について詳しく解説します。
学校の特徴と教育方針
奈良高等学校は、公立学校としては奈良市内で唯一全日制普通科の単科高校です。
2004年度からスーパーサイエンスハイスクールの指定を4期連続で受けています。
また、2024年度より、共通テストを受験する生徒が7割以上おり、奈良県教育委員会より「進学教育重点校」の指定を受けています。
スクールミッションとして、自主的な想像力を養う学びを通じて、日本および世界の未来に貢献するグローバルリーダーの育成を目指します。
教育方針としては、3本の柱を上げており、まずグラデュエーション・ポリシーとして、「自主創造」の精神で「自ら学び、自ら考え、自ら開拓する」姿勢を身につけ、日本や世界のより良い未来に貢献していく人材を育成を目指しています。
次にカリキュラム・ポリシーとして未来に生きる生徒の能力や個性を最大限に伸ばすため、「自主創造」の学びを通して、深い思考力や豊かな知識を育てる教育を行います。
最後に、アドミッション・ポリシーとして、高い理想と目標に向けて、知性を磨き、自主的な判断と行動によって真面目に自らの成長を目指す生徒を求めています。
進学実績や部活動
奈良高等学校の進学実績は、2024年入試で東京大学4名、京都大学27名、大阪大学38名を始めとして全国国立大学合格者は184名。
公立大学合格者は88名で、関西の私立大学の関関同立合格者は674名で、県下でもトップレベルの進学実績を誇ります。
部活動は、文化系で22種類、体育系で15種類、研究会が4種類あり、生徒の9割が部活動に参加しています。
奈良県立奈良高等学校の偏差値と入試倍率

次に奈良高等学校の偏差値と入試倍率について詳しく解説します。
最新の偏差値
奈良高等学校の最新の偏差値は、おおむね70〜72とされています。
県内の公立高校の中でもトップクラスの学力レベルであり、入学を希望するには高い学力が求められます。
偏差値はあくまで目安であり、年度や情報源によって若干の変動がありますが、難関校であることは間違いありません。
過去3年間の入試倍率推移
過去3年間の奈良高等学校の入試倍率を見てみると、令和5年度は募集378人に対して出願者が418人で倍率は1.11倍、令和6年度は募集360人に対して受験者423人で1.18倍、令和7年度は同じく募集360人に対して受験者434人で1.21倍となっています。
これを見ると、年々倍率が上昇しており、入試の競争が徐々に厳しくなっていることがわかります。
奈良県立奈良高等学校の入試システム

次は、奈良県立奈良高等学校の入試システムについて詳しくご紹介していきます。
一般選抜と特色選抜
奈良県立奈良高等学校では特色選抜は実施せず、一般選抜のみとなっております。
一般選抜は、学力試験と調査書を基に合否が決定されます。
内申点の計算方法
これまで奈良県の高校入試では、中2と中3の成績が合否判定の資料となっていましたが、2026年度入試からは制度の変更により中1から中3までの成績が対象になります。
内申点の計算方法は、中1と中2は「主体的に学習に取り組む態度」を3段階評価で評価し、9教科分を合計した各27点満点、中3は5段階評価の通知表を9教科分評価し、これを2倍して加算した90点満点となります。
そして、これらを合算し、合計144点満点となります。
学力検査の特徴と配点
奈良高等学校の学力検査は国語、社会、数学、理科、英語の5教科が実施され、これらの科目が標準的に出題され、各科目の学力を基に選抜が行われます。
配点は各科目50点満点です。
奈良高等学校は県内でも難関の学校であり、学力検査の問題も一定の難易度を誇ります。
基礎的な内容だけでなく、応用力や思考力を問う問題も多く、計画的な学習が求められます。
奈良県立奈良高等学校の科目別対策

次は、奈良高等学校の科目別対策についてご紹介していきます。
国語
令和6年度の奈良高等学校入試の国語は、随筆17点、論理的文章15点、古典(古文)6点、行書・楷書2点、会話発表10点で構成されていました。
随筆や論理的文章では内容の読み取りが中心で、特に論理的文章では文章中の手がかりを見つけて答えを導く力が求められます。
効率よく読解するためには、重要な部分に線を引いたり接続詞に印をつけたりするとよいでしょう。
古文は触れる機会が少ないため苦手意識を持つ人が多いですが、慣れるまでは文章を音読する練習が効果的です。
数学
令和6年度の入試問題は、小問集合20点、数と式・平面図形10点、関数10点、平面図形10点で構成されていました。
数と式の計算問題、関数の基本問題やグラフと図形の融合問題、平面図形の基本問題や円周角の定理に関する問題、データの活用の確率・標本調査の問題は過去3年出題されているため、しっかりと抑えておきましょう。
数学で大事な計算力に自信がない方も多くいるのではないでしょうか。
まずは、基礎的な計算をたくさん解いて、計算ミスを減らしていきましょう。
また、途中式をしっかりと書くことで、見直しするさいにどこで間違えたか見つけやすくなります。
英語
令和6年度の入試問題は、リスニング12点、長文読解12点、長文読解9点、長文読解17点で構成されています。
英語は長文読解が3つあり、リスニングも含めて50分で解くため、スピードが大切になってきます。
長文読解に大切なことは同じ文章を何度も読み、復習することです。
新しい問題ばかり解くのではなく、復習に時間をかけていると英文を読む力が身につきます。
また、文法問題に関しては、学校のワーク1冊を完璧になるまで解きなおし、文法力を身につけましょう。
理科
令和6年度の入試問題は、化学・生物(融合問題)5点、地学(火山、地震)8点、化学(化学変化と物質の質量)11点、生物(呼吸と血液循環、刺激と反応)9点、地学(月と金星の見え方、太陽系)5点、物理(物体の運動と力)12点で構成されています。
実験問題の準備として、たくさんの実験動画を見ておくことがおすすめです。
実験の動画を確認し、自分の言葉で説明できるようになるまで理解しておくと安心です。
また、理科にもたくさんの計算問題が出題されます。
公式を覚えて繰り返し使っていくと、すらすらと解けるようになるので、たくさんの問題を解きましょう。
社会
令和6年度の入試問題は、歴史(並べ替え問題など)8点、歴史(グラフ統計資料の読み取りなど)9点、地理14点、公民12点、歴史・公民7点で構成されていました。
社会で対策が必要となってくるのはおもに時事問題、地理、歴史です。
時事問題は範囲が決まっていないため、対策が難しいです。
対策方法としては、普段からニュースを見る習慣をつけておくことです。
ニュースを見る時間を決めておくと、効率よく勉強ができます。
歴史は流れで覚えることを意識しましょう。
いつ、どこで、誰が何を起こしたのか、なぜ起きたのかなどを抑えておきましょう。
地理は地域の特色を覚えておくと解きやすくなります。
地名と地図上の位置をしっかりと覚えておきましょう。
奈良県立奈良高等学校の合格に向けた学習計画

次は、奈良高等学校の合格に向けた学習計画についてご紹介します。
1年前からの準備スケジュール
高校受験に向けた1年前からの準備スケジュールは、基礎固めから始めます。
春から夏に向けて、国語は漢字や語彙を強化し数学は計算力を鍛えます。
理科は基本的な用語や法則を覚え、社会は歴史や地理を理解します。
秋から冬は応用力をつけ、国語では長文読解、数学では応用問題に挑戦。
理科や社会では過去問を解き、試験形式に慣れます。
受験3か月前からは過去問で把握し、苦手分野を重点的に復習します。
このように計画的に学習を進めることで自信をもって受験に励むことができます。
直前期の効果的な学習方法
受験直前期は、効率的な学習が鍵です。
まず、過去問を繰り返し解き、出題傾向や時間配分を把握しましょう。
間違えた問題は解説を読み、理解を深めることが大切です。
また、苦手分野を集中的に復習し、重点的に解決します。
無理に新しいことを詰め込まず、これまで学んだ内容をしっかりと確認することが重要です。
リラックスできる時間を持ち、睡眠を十分にとることも忘れずに。
直前期は、精神的な余裕を持ちながら、着実に実力を発揮できるように準備を整えましょう。
まとめ

奈良県立奈良高等学校は、進学実績や教育方針において非常に優れた高校であり、受験対策も計画的に行うことが重要です。
科目別対策では各科目の特性を理解し、基礎から応用までしっかりと対策することが求められます。
受験直前期には過去問を活用し、苦手分野を重点的に復習。計画的な学習と精神的な余裕を持つことで、自信をもって受験に励むことができます。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。