北里大学獣医学部の入試情報!学費やキャンパス情報まで徹底解説
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カテゴリ:学校情報
本記事では、北里大学獣医学部に関する幅広い情報を詳しくご紹介します。
学費や入試科目、難易度といった受験生にとって重要なポイントから、十和田キャンパスの特徴や学生寮、学科の違いまで、進学を検討するうえで知っておきたい内容を網羅しています。
また、生物環境科学科や動物資源科学科といった関連学科の情報も取り上げており、北里大学で学べる教育内容や研究環境について理解を深めることができます。
北里大学獣医学部を志望する方や、獣医師を目指す方にとって進路選び・受験対策に役立つ内容が満載です。
ぜひ最後までご覧ください。
- 北里大学獣医学部の特徴
- 北里大学獣医学部の入試情報
- 北里大学獣医学部の学費や奨学金制度
目次
北里大学獣医学部の概要

まずは、北里大学獣医学部の概要について詳しくご紹介いたします。
獣医学部の特徴と学科構成
北里大学獣医学部は、「農」と「医」の視点を融合させた農医連携教育を重視しており、従来の学問領域の枠を超えた複眼的な視野を育むことを特徴としています。
学部には、獣医学科・動物資源科学科・生物環境科学科の3学科が設置されており、これらが連携することで、動物生命科学を軸とした高度な教育と研究を推進しています。
微生物から動植物、地球環境に至るまで幅広い領域を学びの対象とし、環境問題、感染症、食の安全など、現代社会が抱える複雑な課題に対して、多角的なアプローチを可能にする教育体制が整えられています。
教育理念と目指す人材像
北里大学獣医学部は、獣医療・公衆衛生・食の安全・環境保全といった多様な分野で活躍できる人材の育成を目指しています。
獣医学の専門知識や技術に加え、生命倫理への深い理解、論理的思考力、課題発見・解決能力を重視した教育を行っています。
また、国際的な研修や学術交流を通じて、グローバルな視野を養い、多様な価値観を理解し協働できる柔軟性を育成しています。
さらに、創造性を持って新たな課題に挑み、学際的視点から持続可能な社会づくりに貢献できる人材の輩出を目指しています。
このように、北里大学獣医学部は、専門性・人間性・国際性を兼ね備えた獣医学・生命科学の実践的リーダーを育てることを教育の中心に据えています。
カリキュラムと研究環境

続いて、カリキュラムの内容と研究環境についてご紹介いたします。
獣医学科・動物資源科学科・生物環境科学科のカリキュラム
北里大学獣医学部のカリキュラムは、学科ごとに特色ある実践的な教育が展開されています。
獣医学科では、基礎医学から応用・臨床までを6年間で体系的に学び、附属動物病院での実習や研究を通じて獣医師としての資質を養います。
動物資源科学科は、動物の飼育管理、栄養学、食品科学などを学び、人と動物の関係や食の安全に関わる専門知識を身につけます。
生物環境科学科では、野生動物の保全、植物・水質・土壌などの調査・解析を通じて、自然環境を科学的に理解し、持続可能な社会づくりに貢献できる力を育てます。
充実した研究施設と設備
北里大学獣医学部は、先進的かつ実践的な研究・教育を支える充実した施設を備えています。
十和田キャンパスには広大な附属農場や牧場があり、牛や羊などの家畜を対象としたフィールド実習が行われています。
また、小動物診療センターには日本初の動物用PET診断装置を導入し、がんの早期発見や高度医療に対応する臨床教育を実施しています。
さらに、遺伝子高次機能解析センターでは、トランスジェニック動物の作製や分子レベルでの病態解析が可能な設備が整っており、最先端の生命科学研究にも対応しています。
クリーンルームや感染実験設備なども完備され、国内外の研究機関と連携した高度な研究活動が展開されています。
海外研修プログラムの紹介
北里大学獣医学部では、国際的視野を養うことを目的とした海外研修プログラムを実施しています。
特に獣医学科では、5年次を中心にアメリカの名門大学で約2週間にわたる臨床研修を行い、現地の獣医療現場や教育スタイルを体験します。
また、タイや中国などアジア諸国の大学との交流も積極的に行われており、グローバルな課題に取り組む姿勢や多文化理解、英語での専門的コミュニケーション能力を養う貴重な機会となっています。
こうした海外研修を通じて、国際的に通用する獣医師・研究者としての資質を高めることができます。
北里大学獣医学部の入試情報

次に、北里大学獣医学部の入試について詳しくご紹介いたします。
一般選抜・学校推薦型選抜・共通テスト利用選抜の違い
北里大学獣医学部の入試には、主に「一般選抜」「学校推薦型選抜」「共通テスト利用選抜」の3つの方式があります。
一般選抜は、学部・学科ごとに試験日が設定されており、前期・中期・後期など複数の日程で実施されます。
試験科目は学部・学科によって異なり、それぞれに応じた対策が必要です。
学校推薦型選抜には、公募制と指定校制の2種類があります。
どちらも合格した場合は入学を前提とした選抜方式で、公募制は学校長の推薦が必要、指定校制は大学が指定した高校の生徒のみが出願できます。
共通テスト利用選抜では、大学入学共通テストの成績を基に合否が判断されます。
利用する教科や科目は学科ごとに異なるため、詳細は大学の公式ホームページで確認が必要です。
また、獣医学部では「北里大学で学びたい」という明確な意志を持つ受験生を対象とした総合型選抜も実施されています。
なお、募集要項や選考内容は年度によって大きく変更される可能性があるため、最新の情報は必ず大学の公式ホームページで確認してください。
各選抜方式の募集人数と受験倍率
北里大学獣医学部での前年度の募集人数は、以下のようになっております。
| 獣医学科 | 動物資源科学科 | グリーン環境創成科学科 | |
| 一般選抜 | 前期:45名 後期:15名 |
前期:15名 中期:5名 後期:5名 |
前期:30名 中期:10名 後期:5名 |
| 学校推薦型選抜(公募制) | 20名 | 5名 | 10名 |
| 総合型選抜 | ― | 25名 | 15名 他、女子特別枠:5名 |
| 共通テスト利用選抜 | 前期(3教科方式):8名 前期(5教科方式):4名 後期:3名 |
前期(2教科方式):10名 前期(3教科方式):10名 後期:5名 |
前期(3教科方式):10名 後期:5名 |
また、獣医学部での前年度の受験倍率は以下の通りです。
| 獣医学科 | 動物資源科学科 | グリーン環境創成科学科 | |
| 一般選抜 | 前期:21.6 後期:20.9 |
前期:5.1 中期:11.8 後期:2 |
前期:2.3 中期:5.8 後期:4.6 |
| 共通テスト利用選抜 | 前期(3教科方式):53.9 前期(5教科方式):66 後期:8.3 |
前期(2教科方式):13.2 前期(3教科方式):9.6 後期:3.8 |
前期(3教科方式):14.1 後期:3.6 |
北里大学獣医学部の前年度入試における受験倍率は、学科や選抜方式によって大きな差があります。
特に獣医学科は非常に高倍率で、一般選抜では前期が21.6倍、後期が20.9倍、さらに共通テスト利用選抜では3教科方式が53.9倍、5教科方式に至っては66倍と、私立獣医系大学の中でもトップクラスの難関となっています。
一方、動物資源科学科やグリーン環境創成科学科は、比較的倍率が落ち着いており、一般選抜では動物資源科学科が前期5.1倍、後期2.0倍、グリーン環境創成科学科が前期2.3倍など、選抜方式や日程によって受験しやすい傾向も見られます。
ただし、これらの学科でも共通テスト利用選抜になると倍率が上がる傾向にあり、動物資源科学科では最大13.2倍、グリーン環境創成科学科では14.1倍と高倍率になる場合があります。
このように、北里大学の入試は選抜方式ごとに競争率が大きく異なるため、学力だけでなく出願戦略も合否に大きく関わるといえるでしょう。
偏差値
次に、北里大学獣医学部の偏差値は以下の通りです。
| 獣医学部 | 35.0~57.5 |
| 獣医学科 | 57.5 |
| 動物資源科学科 | 前期:35.0 中期:35.0 |
| グリーン環境創成科学科 | 前期:40.0 中期:37.5 |
最も偏差値が高いのは獣医学科で、偏差値は57.5とされており、私立獣医学部の中でも上位に位置する難関学科です。
これに対して、動物資源科学科は前期・中期ともに偏差値35.0と、比較的入りやすい学科であることがうかがえます。
また、グリーン環境創成科学科は前期が40.0、中期が37.5と、動物資源科学科よりやや高めではあるものの、全体としては穏やかな競争環境といえます。
このように、北里大学獣医学部では、獣医学科は特に高い学力が求められる一方で、他の学科は比較的受験のハードルが低い傾向が見られます。
北里大学獣医学部の入試科目と傾向

次に、北里大学獣医学部の入試科目とその傾向についてご紹介していきます。
入試科目
北里大学獣医学部の入試科目は、以下の通りです。
獣医学科
| 一般選抜 <前期> | 数学、理科、外国語 |
| 一般選抜 <後期> | 数学、理科、外国語 |
| 学校推薦型選抜(公募制) | 小論文、面接、調査書・推薦状 |
| 共通テスト利用選抜 <前期> | 3教科方式 数学、理科、外国語 5教科方式 国語、地理歴史または公民、数学、理科、外国語 |
| 共通テスト利用選抜 <後期> | 数学、理科、外国語 |
動物資源科学科
| 一般選抜 <前期> | 理科、数学・外国語・国語のうち1教科 |
| 一般選抜 <中期> | 数学または国語、理科、外国語 (3教科のうち高得点の2教科を合否判定に使用) |
| 一般選抜 <後期> | <中期>と同様 |
| 学校推薦型選抜(公募制) | 小論文、面接、調査書・推薦状、出願理由・活動報告書 |
| 共通テスト利用選抜 <前期> | 2教科方式 理科、国語・地理歴史・公民・数学・外国語・情報のうち1教科 3教科方式 数学、理科、外国語 |
| 共通テスト利用選抜 <後期> | 理科、国語・地理歴史・公民・数学・外国語・情報のうち1教科 |
| 総合型選抜 | 講義理解力試験、面接、出願理由・自己推薦書、調査書 |
グリーン環境創成科学科
| 一般選抜 <前期> | 数学、理科、外国語 |
| 一般選抜 <中期> | 数学、理科、外国語 |
| 一般選抜 <後期> | <中期>と同様 |
| 学校推薦型選抜(公募制) | 小論文、面接、調査書、推薦状、出願理由・活動報告書 |
| 共通テスト利用選抜 <前期> | 3教科方式 数学、理科、外国語 |
| 共通テスト利用選抜 <後期> | 数学、理科、外国語 |
| 総合型選抜 | 講義理解力試験、面接、出願理由・自己推薦書、調査書 |
| 総合型選抜(女子特別枠) | 講義理解力試験、面接、出願理由・自己推薦書、調査書 |
数学
数学の入試範囲は以下の通りです。
| 獣医学科 | 動物資源科学科 | グリーン環境創成科学科 | |
| 一般選抜 | 数学Ⅰ、Ⅱ、A、B、C | 数学Ⅰ、Ⅱ、A | 数学Ⅰ、Ⅱ、A |
| 共通テスト利用選抜 | 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C | 前期(2教科方式)・後期 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C 前期(3教科方式) 数学Ⅰ・Aまたは数学Ⅱ・B・C |
数学Ⅰ・A |
外国語
外国語の入試範囲は以下の通りです。
| 獣医学科 | 動物資源科学科 | グリーン環境創成科学科 | |
| 一般選抜 | 前期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ、論理・表現Ⅰ、Ⅱ 後期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
前期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ、論理・表現Ⅰ、Ⅱ 中期・後期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
前期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ、論理・表現Ⅰ、Ⅱ 中期・後期 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
| 共通テスト利用選抜 | 英語(リスニングテスト含む) | 英語(リスニングテスト含む) | 英語(リスニングテスト含む) |
理科
理科の入試範囲は以下の通りです。
| 獣医学科 | 動物資源科学科 | グリーン環境創成科学科 | |
| 一般選抜 | ①物理基礎、物理 ②化学基礎、化学 ③生物基礎、生物 のうち1つ選択 |
①物理基礎、物理 ②化学基礎、化学 ③生物基礎、生物 のうち1つ選択 |
①物理基礎、物理 ②化学基礎、化学 ③生物基礎、生物 のうち1つ選択 |
| 共通テスト利用選抜 | 前期(3教科方式) 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』 (地学基礎は選択不可)、『物理』、『化学』、『生物』 のうち1 科目選択 前期(5教科方式) 『物理』、『化学』、『生物』のうち2科目選択 後期 『物理』、『化学』、『生物』から 1 科目選択 |
『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』 (地学基礎は選択不可)、『物理』、『化学』、『生物』 のうち1 科目選択 | 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』 (地学基礎は選択不可)、『物理』、『化学』、『生物』 のうち1 科目選択 |
傾向
続いて、各科目の出題傾向についてご紹介します。
数学
北里大学獣医学部の数学は、教科書レベルの基本的な内容から出題されることが多く、標準的な問題が中心となっています。
出題範囲は数学I・II・A・B・Cで、大問は6〜7題前後とやや多めになっています。
マーク式が中心ですが、最後に記述式の問題が出ることもあります。
頻出単元は、「確率」「数列」「ベクトル」「微分・積分」などです。
全体的に難問は少なく、典型題を正確に解く力が求められます。
教科書例題や入試標準問題を繰り返し演習することが重要であり、基礎力を確実に固めることが合格への近道です。
外国語
英語はマークシート形式であり、長文読解・文法・語法・会話文・整序問題など、幅広い出題がされます。
長文は理系テーマ(医療・環境・動物など)を題材とすることが多く、専門用語に対する慣れもある程度必要です。
難易度としては共通テストと同等か、やや高めに設定されています。
特に、語彙・文法問題には難しめの選択肢が見られ、語彙力と文構造の理解力が求められます。
基礎文法の徹底と、理系トピックを含む英文読解の練習が効果的です。
長文の設問数も多いため、時間配分にも注意が必要です。
理科
理科は物理・化学・生物の中から1科目を選択します。
どの科目も標準的な問題が中心ですが、設問数が多く、スピードと正確さの両立が求められます。
物理では「力学」「波動」「電磁気」などの基本分野が頻出であり、原子分野の出題は比較的少なめです。
問題は基礎~標準レベルが多く、公式の理解と典型問題の練習が得点につながります。
化学では、「理論化学」「無機化学」「有機化学」に加え、「生体高分子」など獣医学に関係する内容が取り上げられることがあります。
計算問題が多く、スピードと正確な計算力が重要です。
また、理論化学では中和滴定やpH、熱化学の計算などが頻出です。
生物は出題範囲が広く、設問数も多いため時間配分がカギになります。
「体内環境の維持」「神経・ホルモン」「遺伝子発現」などの分野からの出題が多く、図表やグラフを用いた読解・考察問題が中心です。
文章量が多いため、速読力と論理的思考力が求められます。
北里大学獣医学部の学費と奨学金制度

次に、北里大学獣医学部の学費や奨学金制度についてご紹介いたします。
初年度学費と4年間の総額
初年度における学費の内訳としては、入学金、授業料、施設管理費となっています。
そのほか、「北里会費(課外活動費)」「父母会費」「同窓会費」などの諸会費や代理徴収金が別途必要となります。
卒業までに必要な学費総額は学科によって異なりますが、5,250,000円~12,980,000円とされています。
これは大学公式資料に基づいた金額であり、毎年の授業料や施設費を合わせた標準的な総額です。
学科別の学費比較
学科別の学費を以下の表にまとめました。
| 学科 | 学費 | 諸経費 | 代理徴収金 | ||
| 入学金 | 授業料 | 施設設備費 | |||
| 獣医学科 | 300,000円 | 1,500,000円 | 530,000円 | 4,000円 | 110,000円 |
| 動物資源科学科 | 250,000円 | 880,000円 | 270,000円 | 4,000円 | 110,000円 |
| グリーン環境創成科学科 | 250,000円 | 950,000円 | 450,000円 | 4,000円 | 110,000円 |
諸経費、代理徴収金は一律となっていますが、入学金、授業料、施設設備費は学科によってそれぞれ異なっています。
獣医学部は専門性が高く、学費も相応の金額となりますが、実習・研究・臨床教育の充実度を踏まえると、費用対効果の高い学びが提供されていると言えるでしょう。
利用可能な奨学金制度と特待生制度
返済が不要な給付型奨学金には、北里大学給付奨学金や北里大学PPA給付奨学金、北里大学学生表彰による奨学金があります。
また、返済が必要な貸与型奨学金には、北里大学貸与奨学金や北里大学PPA貸与奨学金があります。
獣医学部において授業料が免除あるいは減免される特待生制度としては、高等教育の修学支援新制度があります。
他にも、日本学生支援機構奨学金や北里大学と提携した教育ローン(最大1,000万円、実質年率約3.5%)や、日本政策金融公庫の国の教育ローン(最大350万円、約1.7%〜)も利用することができます。
詳細については、大学が公開している資料をご確認ください。
北里大学獣医学部のキャンパス情報

次に、北里大学獣医学部のキャンパスに関する情報をご紹介いたします。
相模原キャンパスと十和田キャンパス
北里大学獣医学部は、神奈川県の相模原キャンパスと青森県の十和田キャンパスの2つの拠点を持ち、それぞれ異なる特徴を活かした教育・研究が行われています。
相模原キャンパスは首都圏に位置し、都市と自然が調和した環境の中にあります。
北里大学病院をはじめとする先進的な医療施設が整っており、他学部との交流も活発で、学際的な学びが可能です。
また、アクセスの良さや生活の利便性も高く、都市型のキャンパスライフが送れます。
一方、十和田キャンパスは青森県の大自然に囲まれた環境にあり、20ヘクタールに及ぶ附属農場や小動物・大動物診療センターなど、実践的な教育施設が充実しています。
特に、核医学・PET診断を導入した日本初の動物医療施設など、最先端の実習が可能です。
また、地域の産業や課題に密着したフィールド研究も盛んで、大学と地域が一体となった学びが行われています。
生活費も比較的安価で、一人暮らしにも適した環境です。
2年次からの十和田キャンパス移行について
北里大学獣医学部では、段階的に学びを深めるカリキュラムが採用されています。
まず1年次は、神奈川県の相模原キャンパスで全学共通の基礎教育を受けます。
ここでは、語学や教養科目、基礎科学などを幅広く学ぶとともに、他学部の学生との交流を通じて、多角的な視野を育むことができます。
そして2年次からは、青森県の十和田キャンパスへ移行し、より専門的で実践的な学びが始まります。
獣医学科および動物資源科学科の学生は、本格的な実習や専門科目に取り組みます。
十和田キャンパスには、小動物・大動物診療センターや附属農場、解剖・繁殖研究施設などが整備されており、豊かな自然環境の中でフィールド型の教育を受けることができます。
学生寮について
北里大学獣医学部では、学生の快適で安心な生活を支えるために、相模原キャンパス・十和田キャンパスそれぞれに学生寮や住居サポート体制が整備されています。
相模原キャンパス周辺には、大学直営の学生寮「北里学生寮」があり、1年次の学生を中心に多くの学生が入居しています。
寮は大学から徒歩圏内にあり、通学の利便性が高いことに加え、管理人が常駐しているため、初めての一人暮らしでも安心です。
また、学生寮では同じ学年・学部の仲間と生活を共にすることで、自然と交流が生まれ、大学生活への適応もスムーズになります。
設備も整っており、食事付きのプランも選べることから、勉学に集中できる環境が提供されています。
2年次から十和田キャンパスへ移行する際には、学生寮に加えて、大学周辺のアパートや下宿が主な住まいの選択肢になります。
地域には学生向けの物件が豊富で、家賃も月3~4万円程度と非常にリーズナブルです。
家具付き物件やペット可の住居も多く、学生のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
大学では、提携不動産会社との連携により住居探しをサポートしており、初めての引越しや一人暮らしも安心して準備できます。
また、生活に必要なスーパーや病院も近隣に整っており、落ち着いた環境で学びに集中できる点も魅力です。
北里大学獣医学部の就職状況や進路

北里大学獣医学部では、各学科ともに非常に高い就職率を誇っており、専門性を活かした幅広い進路が開かれています。
特に、2024年度の卒業生においては、獣医学科と動物資源科学科で就職率100%、生物環境科学科でも約97.5%という極めて高い実績を記録しています。
また、大学院への進学希望者も多く、特に獣医学専攻では毎年就職率100%を維持しており、研究職や高度な専門職への道も確かなものとなっています。
修士課程でも、多様な企業や地方自治体、公的研究機関などへの就職実績があります。
また、大学ではキャリア支援も充実しており、履歴書の書き方指導、模擬面接、学内合同説明会などを通じて、学生一人ひとりの進路実現を力強くサポートしています。
このように北里大学獣医学部では、専門教育に裏打ちされた確かな進路実績と、学生を支える体制が整っており、卒業後も社会で活躍できる土台がしっかり築かれています。
獣医師国家試験の合格率
北里大学獣医学部では、獣医師国家試験において安定した高い合格率を維持しており、学生が国家資格を確実に取得できる体制が整っています。
2024年度の国家試験では、北里大学からの受験者118名中93名が合格し、合格率は78.8%となっています。
これは全国平均(新卒者の合格率83.8%、全体平均71.9%)と同程度かやや上回る水準です。
また、過去の実績を見ても、受験者ベースでの合格率は2023年度が88.9%、2022年度が86.5%、2021年度が94.3%と、毎年高い合格率を記録しています。
さらに、北里大学では標準修業年限で卒業した学生のみを対象とした合格率も公表しており、こちらも毎年約80%前後と安定しており、教育の質の高さがうかがえます。
大学別の全国比較においても、過去6年間の新卒合格率の平均は91.5%とされ、全国の獣医学系大学の中でも上位に位置しています。
こうした実績は、国家試験に向けた学内サポート体制の充実や、基礎から臨床までバランスよく学べるカリキュラムの成果と言えるでしょう。
このように北里大学獣医学部では、獣医師として社会に羽ばたくための国家試験合格に向けて、確かな学習環境と支援体制が整備されており、多くの学生が安心して資格取得を目指すことができます。
主な就職先と進学先
北里大学獣医学部の卒業生は、動物病院での勤務獣医師をはじめとして、公務員、企業勤務、研究機関など多岐にわたる進路を選んで活躍しています。
獣医学科では特に動物病院や自治体、製薬企業などが主な就職先となっており、実践性豊かな学びが社会で評価されています。
動物資源科学科も公務員や食品・畜産関連企業など、専攻領域に直結した進路に就く学生が多く、一方で生物環境科学科は、行政機関や環境関連企業など広範な分野での活躍が見込めます。
また、大学院への進学を希望する学生もおり、特に獣医学科では本学大学院へ進むケースが多く見られます。
動物資源科学科・生物環境科学科でも一定数の進学者がおり、将来的な研究・専門職を目指す道も開かれています。
このように、卒業後の進路の幅広さと大学院進学の可能性が北里大学獣医学部の魅力であり、学生一人ひとりのキャリア選択に応じた環境が整っていると言えるでしょう。
卒業生の活躍事例
北里大学獣医学部の卒業生は、多彩な分野で専門性を発揮し、社会に貢献しています。
臨床獣医師として動物病院でペットの健康管理や治療に携わるほか、公務員として農林水産省や地方自治体の畜産・衛生管理に従事し、食品安全や動物衛生の向上に貢献しています。
さらに、研究者や教育者として大学や研究機関で獣医学の発展に努める卒業生も多く、基礎医学や臨床医学、公衆衛生など幅広い分野で成果を上げています。
加えて、製薬会社や動物用医薬品開発企業、ペットフードメーカーなどの産業界でも技術者や研究開発者として活躍し、業界の発展に寄与しています。
国際的な場での活動もあり、海外の動物病院や研究機関、国際機関においても獣医師や研究者として活動する卒業生がいます。
このように、北里大学獣医学部の卒業生は、臨床、行政、研究、産業界、国際社会と多岐にわたるフィールドで高い専門性を活かし、動物と人間の健康や安全に貢献しています。
まとめ

北里大学獣医学部は、獣医学を中心に幅広い専門分野で活躍できる人材を育成するための充実した教育環境と支援体制を備えています。
本記事では、入試情報や学費、キャンパスの特徴、学生生活、国家試験合格率、就職・進学実績、そして卒業生の活躍まで、志望校選びに必要な情報を幅広く解説しました。
受験を検討している方は、ぜひ本記事を参考にして、将来の進路選びに役立ててください。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。