芦屋学園中学校の偏差値と入試対策を徹底解説!合格までの学習計画も紹介

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カテゴリ:学校情報

今回は芦屋学園中学校についてご紹介いたします。
本記事では、芦屋学園中学校の偏差値や入試傾向を徹底解説しています。
また、学校の特徴から各科目の対策法、合格に向けた具体的な学習計画まで、受験情報を網羅的にご紹介します。

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芦屋学園中学校の学校概要

初めに、芦屋学園中学校の学校概要についてご紹介いたします。

学校の特徴と教育方針

芦屋学園中学校は兵庫県にある男女共学の中高一貫教育の私立中学校です。
芦屋学園中学校では、生徒一人ひとりが生まれながらに持っている価値や個性、かけがえのない自分自身を知り、それを豊かに育て、さらに磨きをかけていき、高く伸ばす学びに力を入れています。
1年次と2年次は学習する姿勢をしっかり身につけ、学力の基礎を固めることを重視しており、3年次は生徒自ら調べる学習やレポート形式の課題学習など、さまざまな学習を取り入れて学力の土台を広げていきます。
また、「言葉で伝える」「文章で伝える」「視覚で伝える」という3つの技法でコミュニケーション能力を育んでおり、秘められた力や考える力を最大限に伸ばす3年間となっています。

立地や通学のしやすさ

芦屋学園中学校は兵庫県芦屋市の、六甲山の麓にある関西一の高級住宅街といわれている六麓荘に所在しています。
学校自体は山の上にあり、阪急芦屋川駅、JR芦屋駅・阪神芦屋駅から無料でスクールバスを運行しています。
スクールバス以外だと、阪急バス「苦楽園」または「日出橋」で下車し、徒歩7分程で学校に到着します。
学校周辺は静かで治安もよく、安心して通うことができます。

卒業後の進学実績

芦屋学園中学校から高等学校卒業後は、4年制大学に進学する生徒が多く、2024年度の主な進学先は関関同立11名、産近甲龍16名、摂神追桃32名です。
併設校である芦屋大学に進学する生徒も多いですが、前述した大学以外にも多くの合格者を輩出しています。

芦屋学園中学校の偏差値・倍率

次に、芦屋学園中学校の偏差値・倍率について解説していきます。

過去5年間の偏差値・推移

過去5年間の偏差値は不明でしたが、2024年度の芦屋学園中学校の偏差値は38程度です。
ランキングでみると、この数値は兵庫県内にある私立中学校の中で202件中167番目という位置付けになっております。
このことから、芦屋学園中学校の偏差値はやや低めであり、入試難易度も高くないといえるでしょう。
また、今後大きく偏差値が上昇する可能性も低いと考えられます。

他校との偏差値比較

芦屋学園中学校と同じ兵庫県芦屋市に所在する甲南中学校と偏差値を比較してみると、甲南中学校の偏差値は47-59程度と、兵庫県内の私立中学校の中で202件中19番目と上位に属していることが分かりました。
最も偏差値が高かったのは、Ⅲ期フロントランナーコースの59であり、芦屋学園中学校と20以上も差があります。

倍率

2022年以降の倍率は不明だったため直近2年間の倍率を紹介していきます。
まず2023年の倍率は募集人数約40人に対して2.38になっており、2024年の倍率は前年と同様の募集人数に対して2.95倍という結果が出ています。
ですので、3人に1〜2人ほど合格するということになります。

入試制度と募集要項

次に芦屋学園中学校の2025年度入試制度と募集要項について詳しく説明していきます。

各入試日程と募集人数

各入試日程と募集人数をまとめた表は以下の通りです。

A日程(午前) A日程(午後) B日程 C日程 D日程
募集人数 約40名 若干名
出願受付期間 令和6年
12月9日(月)

令和7年
1月17日(金)
14:00
令和6年
12月9日(月)

令和7年
1月21日(火)
14:00
令和6年
12月9日(月)

令和7年
1月24日(金)
14:00
令和6年
12月9日(月)

令和7年
1月30日(木)
14:00
入学試験 1月18日(土) 1月18日(土) 1月22日(水) 1月25日(土) 1月31日(金)
合格発表(郵送) 1月20日(月) 1月20日(月) 1月23日(木) 1月26日(日) 2月1日(土)
合格発表(web) 1月18日(土) 1月18日(土) 1月22日(水) 1月25日(土) 1月31日(金)

募集人数はA日程とB日程が約40名、C日程とD日程が若干名となっています。
出願受付期間は全日程ともに令和6年12月9日からで、締め切りは入学試験前日の14:00までとなっています。
合格発表は、入学試験終了後当日にwebで発表され、その後郵送があります。

出願資格と手続き

出願資格と手続きを表にまとめました。

A日程(午前) A日程(午後) B日程 C日程 D日程
出願資格 令和7年3月
小学校卒業見込みの者
出願書類 ・入学願書
・入試結果通知用宛名シール
出願方法 事務室窓口での受付のみ(郵送不可)
受付時間/平日9:00~16:00
土曜9:00~12:00
※最終日は14:00まで
入学手続き 入学金300,000円
(振込料別途)
金融機関から振込
※一旦納入された入学金は返金しません
入学金振込期限 1月23日(木)まで 1月29日(水)まで 1月30日(木)まで 2月6日(木)まで
入学者登校日 2月1日(土)
10:00~12:00
2月22日(土)
10:00~12:00
①受付
受験票を必ずご持参ください
②物品購入 制服(冬服)、制鞄、体操服など
男子約120,000円
女子約110,000円
※費用は令和6年度のものです。
制服の変更により変動する可能性があります。
※夏服等は入学後別途販売
③説明会

出願資格は、令和7年3月小学校卒業見込みの者です。
出願書類や出願方法の詳細は、芦屋学園中学校のホームページをご確認ください。

入試科目

次に入試科目についてまとめました。
一般入試の入試科目は、国語、算数、面接です。
A日程の自己推薦型入試の入試科目は作文と面接で、同じくA日程の英語入試の入試科目は英語と面接です。
自己推薦型入試と英語入試は事前にプレテストの受験が必要になります。

芦屋学園中学校の入試傾向と対策

次に芦屋学園中学校の入試傾向と対策についてまとめました。

国語(全日程)

国語は一般入試全日程の科目です。
解答時間は50分です。
小学校教科書レベルの基本的な問題が出題されます。
漢字や語句、文章の読み取りなど、小学校の標準的な問題を十分に演習し、解けるようにしておきましょう。

算数(全日程)

算数は一般入試全日程の科目です。
解答時間は50分です。
国語同様、小学校の基本的なレベルの問題です。
四則演算をできるようにしておきましょう。
また、分数や小数が混ざった計算問題にも慣れておきましょう。
速さを求める問題や、約数の問題、円の面積を求める問題などがあります。
文章問題では、書かれている内容を正しく読み取り、答えを導く力が問われるので、小学校レベルの文章問題の演習を行い、解答力を養うとよいでしょう。

英語(A日程午前)

芦屋学園中学校の英語入試(A日程午前)は、読解問題と文法・語彙問題を中心とした構成が特徴です。
読解問題では、中学受験レベルに適した英文が出題され、主に内容の理解や要約、設問への適切な回答が求められます。
文法・語彙問題では、基本的な英文法や日常会話で頻出する単語が問われることが多いです。
対策としては、日々の英単語学習に加え、過去問や模試を通じて問題形式に慣れることが重要です。
また、短い文章の要約や日本語訳を練習し、速読力と内容把握力を鍛えることも効果的です。
特に読解問題では、文脈から答えを導き出す力を意識しながら練習を重ねることで、高得点を目指せます。

作文(A日程午前)

芦屋学園中学校の作文入試(A日程午前)は、自分の考えや意見を論理的に表現する力が求められる試験です。
テーマは日常生活や社会問題、将来の夢など身近な内容が多く、考えやすい一方で、具体例を挙げて説得力を持たせることがポイントです。
対策として、日頃から時事問題や学校生活での出来事について意見を述べる練習をすることが有効です。
また、構成を意識し、「序論・本論・結論」の三段構成で書く練習を重ねると良いでしょう。
字数制限内で簡潔かつ明確に表現することを心がけ、漢字や表現のミスを減らすために書き直しや見直しの習慣をつけることも重要です。

面接試験(全日程)

芦屋学園中学校の面接試験(全日程)は、受験生の人柄や考え方、コミュニケーション能力を重視する内容です。
質問は、自分の長所や短所、学校生活で頑張ったこと、志望理由など、自己分析を求めるものが多く、また家族や将来の夢について問われる場合もあります。
面接官の質問に対して、相手の目を見て明るくはっきりと答えることが大切です。
対策としては、想定質問に対する答えを準備し、家族や友人と練習を重ねると効果的です。
また、学校の教育方針や校風を理解し、それに合わせた志望理由を具体的に述べられるようにすることが重要です。
面接当日は清潔感のある服装と礼儀正しい態度を心がけ、自分らしさを自然に伝えることが成功の鍵です。

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芦屋学園中学校は一般入試と自己推薦型入試に分かれ、それぞれ試験科目が異なります。
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入試の傾向を踏まえた対策であったり、過去問演習や面接対策も取り入れることができます。
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合格に向けた学習計画

次に合格に向けた学習計画について説明いたします。

6年生の時期別学習スケジュール

受験をする6年生は、いよいよ受験本番を迎える大切な1年です。
この時期の学習スケジュールは、志望校の難易度、お子様の性格や現在の学力によって大きく変わってきます。
時期別の学習スケジュールを説明するので、ぜひ参考にしてください。
4月〜6月は、基礎力定着と夏期講習の準備が重要になります。
これまでの学習内容をしっかりと復習し、基礎力を固めましょう。
特に国語と算数はすべての科目の土台となるので、重点的に学習しましょう。
夏期講習を受ける場合は、夏期講習で学ぶ内容をスムーズに理解できるように、予習を進めておくことがおすすめです。
7月〜9月は、夏期講習と弱点克服をメインにするとよいでしょう。
夏期講習は受験に向けての総仕上げとなる重要な期間です。
学校の授業だけでは触れることのできない高度な内容や問題演習に取り組むことができます。
また、夏期講習を通して自分の弱点が明確になった場合、その部分を重点的に克服するようにしましょう。
10月〜12月は過去問演習と実戦力強化の時期にしましょう。
志望校の過去問を繰り返し解くことで、出題傾向を掴み、実戦力を養いましょう。
また、模試を受けることで自分の実力を客観的に評価し、残りの期間の学習計画を立てましょう。
1月〜3月は最終調整と体調管理をしっかり行いましょう。
これまでの学習内容を総復習し、特に苦手な部分を重点的に復習しましょう。
また、受験本番に向けて、規則正しい生活を送り、体調管理を徹底しましょう。

苦手科目の克服方法

苦手科目を克服するためのポイントは3つです。
1つ目は苦手な原因を特定することです。
計算が苦手なのか、文章問題が理解できないのかなど、原因によって対策は変わってくるので、具体的な原因を突き止めることが大切です。
原因が分かれば、同じ問題を繰り返し解くことで定着を図りましょう。
2つ目は、小さな目標を設定することです。
大きな目標を立てると途中で挫折してしまう可能性があります。
小さな目標を立て、達成感を味わえるようにしましょう。
3つ目は楽しく学習することです。
ゲーム感覚で学習できる教材アプリを活用したり、一緒に問題を解いたりするなど、楽しく学習できる工夫をしましょう。
自分で説明しアウトプットさせることを意識すると、より理解度が深まります。

模擬試験の活用方法

模擬試験は現状の状況を把握するのにとても良いです。
現在の自分の状況を把握することで自分の苦手な範囲がどこなのかなどを理解することができ、重点的にするべき点が見つかります。
間違えた問題を見直したりと復習を徹底することが出来ます。
複数回の模試の結果を比較し、成績のチェックをすることで成績が上がっていれば、それは自信につながり、下がっていれば、学習方法や生活習慣を見直すきっかけになります。
また、模擬試験は本番を想定して行うため、時間配分の練習にもなります。
各教科の時間配分を確認し、普段から見直しをする習慣をつけることが大切です。

まとめ

今回は芦屋学園中学校の偏差値や入試システム、各科目の対策法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
芦屋学園中学校では、1年次と2年次は学力の基礎を固めることを重視し、3年次は生徒自ら調べる学習やレポート形式の課題学習など、さまざまな学習を取り入れて学力の土台を広げていく方針となっています。
受験を考えておられる方や、本記事を通して芦屋学園中学校に興味を持たれた方は、ぜひ検討してみて下さい。

この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
講師として希学園や浜学園、四谷学院や医学部受験予備校やプロ家庭教師センターなどで中学受験・高校受験・大学受験の集団授業や個別授業で延べ2000人以上の指導に関わり、圧倒的な成績向上と高い志望校の合格率を誇ってきた。
関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。