塾はどうやって選ぶべき?チェックするべきポイントや失敗しない塾の選び方について解説
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カテゴリ:塾
お子さんの中学校入学、高校受験のタイミングで、通塾を検討される保護者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では塾の選び方や確認すべき項目、失敗しない選び方について詳しく解説しています。
記事内では小学生から高校生まで状況に応じた選び方についても詳しく解説しているため、塾を探している方やどこの塾に行くべきか、ポイントを押さえておきたい方は是非参考にしてください。
目次
塾選びにおけるチェックポイントは?

塾選びは学習の質と結果を大きく左右する重要な判断です。
知名度や合格実績だけで決めるのではなく、自分の学力状況や目標、性格、生活スタイルまで含めて総合的に考える必要があります。
どの程度の成績向上を目指すのか、今の学習習慣に無理なく組み込めるか、そして継続して通える環境かどうかを冷静に見極めることが大切です。
また、指導内容やサポート体制、教室の雰囲気なども、実際の学習効果に直結します。
塾は「通うこと」自体が目的ではなく、合格という結果につなげるための手段です。
後悔のない選択をするために、複数の視点から丁寧に比較・検討していきましょう。
学力をどれくらい上げたいのか
塾選びにおいて、学力をどれくらい上げたいのかを明確にすることは非常に重要です。
例えば、授業についていけずテストの点数が悪いため点数を上げたい、苦手科目だけを重点的に勉強したいなどであれば、目指す成績やテストの点数を具体的に設定してみましょう。
そして、その塾に自分の目指す成績や学力に応じたカリキュラムがあるか、苦手な科目に特化したカリキュラムや講師がいるかを確認するとよいでしょう。
自分の学習習慣にその塾が合うかどうか
自分の学習習慣に合うかどうかも塾を選ぶ際にとても重要です。
授業や自習時間が自分の生活スタイルに合っているか、通いやすい時間帯であるか。
自分がじっくり学ぶタイプか、スピーディに進めるタイプかを考え、授業の進行が自分のペースに合っているかまたは自分の学習ペースに合わせた進行が可能かどうか、速さや進度に柔軟性があるかなどを確認してみるとよいでしょう。
これらの要素を考慮し、自分の学習習慣に合った塾を選ぶことで、より効果的に学習を進められるでしょう。
受験の合格実績があるかどうか
また、受験の合格実績があるかどうかという点も塾を選ぶ際のチェックポイントの一つです。
ただし、実績は数字の大きさだけで判断するのではなく、その「中身」を冷静に見極めることが大切です。
まず確認したいのは、自分の志望校や目標レベルに対して、どの程度の合格者を出しているのかという点です。
難関校への合格者数や合格率、現役合格率などを見ることで、その塾がどのレベル層に強いのかが分かります。
また、在籍生徒数に対する合格割合も重要です。
生徒数が多ければ合格者数も増えやすいため、割合で判断する視点が欠かせません。
さらに、実績の集計方法にも注意しましょう。
短期講習生を含めていないか、グループ全体の合算実績になっていないかなど、数字の条件を確認することが大切です。
そして何より重要なのは、その実績がどのような指導やサポート体制によって生まれたのかという点です。
学習管理の方法や個別フォローの充実度など、合格までのプロセスに目を向けることで、自分に合う塾かどうかを判断できます。
合格実績はあくまで結果の一部であり、その背景まで確認することが、納得できる塾選びにつながります。
学習サポートが整っているかどうか
さらに、学習サポートの体制が整っているかどうかも要チェック項目です。
「自分に合った学習方法がわ分からない」や「分からない問題がある」といった場合に適切に指導してくれる体制が整っているかどうかや、自習室や休憩スペースなどの設備が整備されているかなど、快適な学習環境が整っているかどうかを見極める必要があります。
このような快適な学習環境は、集中力や勉強の効率化に直結するといえるため、通塾を検討する場合にはよく確認しておきましょう。
自宅から通塾しやすいエリアにあるかどうか
そして、自宅から通塾しやすいエリアにあるかどうかも通塾を長い目で考えた時に重要なことであるといえます。
通塾は思っているよりも体力・精神力ともに削られます。
本来勉強に費やすべき力を移動の際に消費してしまうのは、すごくもったいないことです。
同様に時間も有限であり、移動に使う時間を1分1秒でも多く学習に使うべきであるといえます。
このように、体力・精神力・時間を有効に使うためにも、自宅から通塾しやすいエリアにあるかどうかは必ず確認しましょう。
指導方法が生徒に適切かどうか
続いて、指導方法が生徒に適切かどうかについてもしっかり確認しましょう。
学習塾の指導方法はいくつかあります。
例えば、集団授業形式と個別授業形式などです。
集団授業形式は、比較的大人数の生徒に対して1人の講師が授業を行う学校型のような形式となっており、モチベーションの維持が期待できます。
一方で、個別授業形式は、生徒1人もしくは2人に対して講師が授業を行う形式であり、個人的な理解度を重視しながら授業が進められます。
どの授業形式にもメリット・デメリットがあるため、自分に合った指導方法を選ぶことが効果的に学習を進められるかを左右するといえるでしょう。
教室の環境や雰囲気があっているかどうか
加えて、教室の環境や雰囲気があっているかどうかも重要なポイントであるといえます。
教室の環境や空気感が自分に合っていないと、集中力が低下し、勉強に身が入らないという事態に陥ってしまいます。
しかしながら、学習環境や雰囲気というものは、実際に体感してみないとわからないことがほとんどです。
体験授業を実施している学習塾も多くあるので、その場合には必ず実際の空気感を肌で感じてみましょう。
保護者の声や口コミなどは悪くないか
その他にも、保護者の声や口コミなども注視するようにしましょう。
ここまで述べてきたチェックポイントは、ほとんどが塾から出されている情報です。
実際に通塾している/していた人からの生の声は、それらの情報にさらに真実味を持たせてくれるかもしれませんし、反対に踏みとどまるきっかけを与えてくれるかもしれません。
保護者の声や口コミなどの信憑性のある情報も参考にしながら、適切に塾を選ぶようにしましょう。
通塾できるような費用感かどうか
塾に通うには、相当な費用がかかります。
一定期間塾に通うための予算について考えておく必要があります。
塾の費用の相場は塾の形式によって違ってきます。
形式については下記に詳しく説明しますが、集団よりは少人数、少人数よりは個別の方が受講費用は高くなります。
塾にかかる費用は一般的に、授業料以外に入学金、設備費、教材費がかかる場合が多いです。
その他、模試受験費用や季節別に開催される特別講習費などもかかってくるのが一般的です。
そのような塾にかかる費用を入塾前に把握し、通塾できるような費用感なのかどうかを調べておきましょう。
塾の形式の違いについて

塾と一言にいっても様々な形式の塾があります。
それぞれの塾の形式の違いについて説明します。
個別指導塾とは?
個別指導塾と聞くと、マンツーマンで指導する塾を想像される方が多いと思います。
しかし、実際は講師1人に対して2〜5人の生徒を指導する塾でも個別指導塾と表記されていますので注意が必要です。
基本的な内容をしっかり教えて欲しい、子どものペースに合わせて指導してほしい、子どもに合う独自のカリキュラムにそって指導してほしい、などの希望がある場合は、マンツーマンの個別指導塾をおすすめします。
受講人数が限られているので講師の目が行き届くことや、分からないことは都度質問できること、また講師との相性が悪ければ変更もできるのが個別指導塾のメリットです。
静かな環境の方が集中できるお子さんや、着実に基本的な部分から進めていきたいお子さん、苦手科目や得意科目に特化したいお子さんに合う塾といえます。
集団塾とは?
集団塾とは大人数をクラス分けし、決められたカリキュラムで講義型の授業をする塾のことです。
身近にライバルがいることでモチベーションが高まることがメリットではありますが、講師1人に対して多くの生徒がいるため、すべての生徒に目が届かないというデメリットもあります。
勉強をするのに仲間がいる方が良い、自ら分からないところは恥ずかしがらずに質問できる、集団での受講に問題のないお子さんに合う塾といえます。
進学塾とは?
進学塾とは、受験に特化したカリキュラムで指導を行う塾のことをいいます。
学校の授業の復習や定期テストの対策などは行わず、基本的なレベルが定着していることを前提に、応用問題や入試に合格するための問題を中心に行います。
多くの進学塾では、学力のレベル別にクラスが分かれており、定期的にクラス替えがあります。
競争心のあるお子さんや志望校が決まっているお子さんに合う塾といえます。
また進学塾の多くは、塾に入るための入塾試験を行っています。
オンライン塾とは?
オンライン塾とは、インターネットを活用して自宅などから受講できる塾のことです。
主な指導形式には、リアルタイムで講師とつなげるライブ授業と、あらかじめ収録された映像授業を視聴するスタイルがあります。
最近では、チャット質問やオンライン面談などのサポートを組み合わせたサービスも増えています。
メリットは、通塾の必要がなく場所を選ばずに学習できること、教室型より費用が抑えられる場合があること、そして自分の予定に合わせて柔軟に学習スケジュールを組める点です。
一方で、対面に比べて緊張感を保ちにくく、自己管理能力が求められることや、講師や他の生徒とのリアルな交流が少ない点はデメリットと言えるでしょう。
そのため、部活動や習い事で忙しい生徒、自分のペースで学習を進めたい生徒、近くに希望する塾がない地域に住んでいる生徒にはオンライン塾が適しています。
反対に、対面での細かなフォローや学習管理を重視したい場合は、通塾型との比較検討が必要です。
どのような塾にあっているかお子さんと相談すると良い
塾選びは保護者だけで決めるものではなく、実際に通うお子さん本人の意思や相性がとても重要です。
どれほど実績のある塾でも、本人に合っていなければ学習効果は十分に発揮されません。
だからこそ、事前にしっかりと話し合うことが大切です。
まず確認したいのは、お子さんの学習スタイルです。
集団授業で刺激を受けるタイプか、個別指導でじっくり取り組むほうが合うのか、自分から質問できる性格かどうかなどを整理します。
また、現在の学力や目標(定期テスト対策なのか、受験対策なのか)についても共有し、塾に求める役割を明確にしましょう。
体験授業を受けた後は、必ず感想を具体的に聞くことが重要です。
「楽しかった?」だけで終わらせず、「先生の説明は分かりやすかった?」「質問しやすい雰囲気だった?」「この環境で続けられそう?」といった問いかけをすると、本音が見えやすくなります。
教室の雰囲気や通いやすさについても率直な意見を聞きましょう。
相談の際は、保護者の希望を一方的に押しつけるのではなく、お子さんの意見を尊重する姿勢が大切です。
そのうえで、学習時間や費用、通塾の負担など現実的な条件も含め、家族で最終判断を行います。
具体的なステップとしては、①目標の共有、②複数の塾を比較、③体験授業を受講、④感想のすり合わせ、⑤条件面の確認という流れがおすすめです。
タイプ別!あなたに合う塾の選び方診断

塾選びで迷ったときは、「有名かどうか」ではなく、自分の目的・学習スタイル・性格に合っているかで判断することが大切です。
以下のチェックリストを使って、自分に合うタイプを整理してみましょう。
① 目的から考える
□ 定期テストの点数を安定して上げたい
→ 学校内容に沿った指導が丁寧な塾、補習型・個別指導型が向いている可能性が高い。
□ 難関校・上位校を目指したい
→ 受験専門の集団塾や実績のある進学塾が選択肢になる。
□ 苦手科目だけを重点的に克服したい
→ 柔軟に対応できる個別指導型が向いている。
② 学習スタイルから考える
□ 周囲にライバルがいるとやる気が出る
→ 集団授業型が向いている。
□ 自分のペースで進めたい
→ 個別指導や少人数制が合いやすい。
□ 部活や習い事が忙しい
→ オンライン塾や時間調整がしやすい形式が便利。
③ 性格から考える
□ 競争心が強く、順位が出ると燃える
→ テストやクラス分けがある集団塾が刺激になる。
□ 質問が苦手で人前で発言しづらい
→ 個別指導や少人数制のほうが安心できる。
□ マイペースでコツコツ型
→ 学習管理をしっかりしてくれる塾が向いている。
□ ついサボってしまう
→ 宿題管理や面談サポートが充実している塾がおすすめ。
最終チェック
・通いやすい場所か
・費用は継続可能か
・教室の雰囲気は合っているか
・体験授業の印象は前向きだったか
これらを総合的に判断しましょう。
塾選びに「絶対の正解」はありません。
大切なのは、自分の目標と性格に合った環境を選ぶことです。
迷った場合は、必ず体験授業を受け、感想を整理してから決めるようにしましょう。
自分に合う塾は、努力を成果につなげてくれる場所になります。
学年別|塾の選び方

お子さんの年齢によって、通う塾は変わってきます。
それぞれの学年に分けた塾の選び方のポイントを説明します。
小学生
先ず小学生の場合は、中学受験を目指すのか目指さないのかで塾の選び方が違ってきます。
それぞれの場合について説明します。
中学受験がある場合
中学受験を目指す場合、中学受験専門の進学塾を選ぶ方が良いでしょう。
進学塾は中学受験に特化した塾で、それぞれの志望校の問題対策や専用のカリキュラムを持っています。
中学受験は、学校で学習する内容とは全く違い、難易度も高いです。
学校で習う基本的な学力がついていないと、進学塾での授業にはついていけません。
中学受験専門の進学塾は集団塾が多いですが、個別指導塾も増えてきており、集団塾と個別指導塾を併用をする場合もあります。
中学受験がない場合
中学受験は目指さず、学校の授業にきちんとついていけるようにしたい、先のことを考えて勉強する習慣を付けてほしい、両親が共働きで子どもの勉強を見る余裕がないのでプロにお任せしたい、などの場合は、補習型の塾を選ぶ方が良いでしょう。
補習型の塾は、学校の授業の内容を定着させたり、同じ曜日の同じ時間に塾に通うことで勉強する習慣も身につくでしょう。
中学生
中学生になると、小学生と比べて授業もぐっと難易度が増し、またクラブなどにも熱中することで勉強との両立が難しくなる子どももいます。
中学生での塾の選び方はどのようなものがあるのか解説します。
高校受験対策をしたい場合
文部科学省の発表によると、日本の高等学校進学率は98.8%にのぼっています。
高校受験対策として塾を選ぶ場合、集団塾、個別指導塾、オンライン塾などお子さんの性格や生活サイクルによって合う塾を選ぶべきです。
高校受験対策のために塾に行く時期は、遅くとも中2の1、2月には入塾することがおすすめです。
公立高校を目指す場合は、中学3年間の学校での成績も考慮されるので、早めの対策が必要です。
定期テスト対策をする場合
高校受検対策としてではなく、定期テスト対策で塾に通うなら補習塾がおすすめです。
補習塾では個別指導も比較的多く、自分に合った進度で学校の復習を行います。
定期テストのために繰り返し問題集を解くことで高得点を目指すことができます。
また、個別指導であることによって苦手分野を集中して教えてもらうこともできます。
そして、授業外のサポートも重要なポイントです。
勘違いで覚えてしまっていたり、分からない分野が出てきた時にサポートしてくれる塾が良いでしょう。
例としては自習室の開放や特別講座があるかということです。
このようなサポートがあれば理解を深めながら学ぶことができます。
高校生
高校生では文系や理系に分かれてより難易度の高いことを学んでいくことになります。
大学受験をする場合、定期テスト対策をする場合、推薦入試を受ける場合に分けて解説します。
大学受験対策をする場合
大学受験対策をする場合は偏差値を上げる必要があります。
そのため、塾の種類としても自分に合った塾を選ぶと良いでしょう。
周りの人と切磋琢磨して成績をあげるなら集団塾、1人で分からないところを徹底的になくしていきたいなら個別指導、自分のペースですすんでいきたいなら映像型の塾など様々です。
まずは自分にとって一番良いのはどれか考えてみましょう。
定期テスト対策をする場合
定期テスト対策をする場合は、個別指導がおすすめです。
個別指導では1人1人に合わせた苦手分野なども細かく教えてくれるため、自分だけのカリキュラムで進んでいくことができます。
定期テストでは基本問題が非常に重要ですが、個別指導塾では、基本の根本を理解してそこから応用が解けるようになります。
推薦入試に合格したい場合
推薦入試に合格するためには校内推薦などを突破するため、高い内申点が必要になります。
内申点はほとんどが定期テストで決まるため、個別指導塾で予習や復習を通して定期テスト対策をするのが一番おすすめです。
高いテストの成績を維持することが非常に難しいのですが、個別塾に通うことによって、勉強へのきっかけを作りモチベーションを保つこともできます。
よくある塾選びを失敗する理由

塾選びは入学金がかかるため慎重に選びたいものです。
しかし、失敗している方も多くいます。
そこで、失敗する理由についてご紹介します。
費用だけで決めてしまう
費用だけで決めてしまうということはよくあります。
しかし、費用が安いのには訳がある場合も多いです。
例えば入塾してからの費用が高額であったり、夏期講習などの特別講習が比較的高めで設定されている場合です。
特に個別授業では塾によって費用の内訳が大幅に異なります。
個別授業で集団授業と同じような授業数をとるとトータルで高額になってしまう恐れがあります。
友達が通っているからという理由で決めてしまう
友達が通っているという理由で決める方も多いです。
実際に紹介キャンペーンをやっていたり、友達がいる方が何かと安心な気がする場合もあります。
しかし、自分の塾に通う目的と友達が塾に通う目的が同じであるとは限りません。
そのため、例えば友達は定期テスト対策のために通っているのに対し、自分は受験の為であるとしたら塾の目的は異なっています。
そうすると結局求めていたような授業を受けられないのです。
合格実績の数字だけで決めてしまう
塾を選ぶときに、保護者の方が気にするのは「合格実績」ではないでしょうか。
その合格実績ですが、問題点があります。
それは合格実績の水増しです。
合格実績は、その塾の力量を表す大切なデータです。
塾選びの際、ポイントの1つとなることは間違いありません。
ただ、志望校への強い思いがあり、合格実績の数字だけで決めてしまうのは危険だといえます。
実際に他の部分が合わず、塾に通うことが苦痛になってしまったという例があります。
そのため、塾を選ぶ際には、総合的に考えましょう。
自宅からの距離だけで決めてしまう
塾への通いやすさは、長期的に続けられるかどうかに大きく影響します。
しかし、自宅からの距離のみを考えるのではなく、ほかのポイントもふまえて塾を選びましょう。
自宅から塾の距離があまりに近すぎると「気持ちの切り替えが難しい」と感じる子供も中にはいます。
子供にとって塾とは、オフである日々の生活から、オンへ意識を切り替えて通う場所であるからです。
複数の要素を加味して選ぶのがおすすめ
塾選びでは、費用の安さや合格実績の多さ、自宅からの距離といった一つの要素だけで決めてしまうのは危険です。
どれか一つが優れていても、自分に合っていなければ十分な成果は得られません。
だからこそ、複数の視点から総合的に判断することが大切です。
具体的には、講師の質や指導の分かりやすさ、教室の雰囲気、質問のしやすさ、学習管理や面談などのサポート体制、カリキュラムの内容や進度などを確認しましょう。
また、振替制度や自習室の利用環境なども、継続しやすさに大きく関わります。
そのうえで重要なのが、自分の状況に合わせて優先順位をつけることです。
たとえば、成績を大きく伸ばしたい場合は指導力やサポート体制を最優先に、部活動と両立したい場合は通いやすさや時間の柔軟性を重視する、といったように整理します。
「絶対に譲れない条件」と「できれば満たしたい条件」を分けて考えると判断しやすくなります。
塾は長期間通う可能性が高い場所です。
目先の条件だけでなく、継続できる環境かどうかを含めて総合的に評価することが、後悔しない選択につながります。
良い塾か見抜くには「体験授業」が必須

塾のパンフレットや合格実績だけでは、本当に自分に合うかどうかは分かりません。
それを見極める最も確実な方法が体験授業です。
実際に授業を受けてみることで、講師との相性や指導方法、教室の雰囲気を具体的に確認できます。
体験授業では、まず「説明が分かりやすいか」を意識しましょう。
単に理解できたかどうかだけでなく、「なぜそうなるのか」まで納得できる説明かが重要です。
また、質問しやすい雰囲気があるかも大切なポイントです。
授業後に自然に質問できる環境か、講師が丁寧に対応してくれるかを確認しましょう。
さらに、授業を受けたあとに「もっと頑張りたい」と思えたかどうかも大きな判断基準です。
モチベーションが上がる授業は、継続につながります。
授業の進め方が速すぎないか、逆に物足りなくないか、自分の理解度に合っているかもチェックしましょう。
他の生徒の様子や教室全体の雰囲気も、学習環境として合っているかを判断する材料になります。
可能であれば、1回だけでなく複数回体験することや、異なる形式(集団・個別・オンラインなど)の塾を比較することもおすすめです。
比較することで、自分にとって何が合うのかがより明確になります。
体験後は、疑問点をそのままにせず、授業内容やサポート体制について具体的に質問しましょう。
カリキュラムの進め方や宿題の量、成績管理の方法などを確認することで、入塾後のイメージがはっきりします。
体験授業は、塾選びの最終判断に直結する大切な機会です。
受け身で参加するのではなく、「見極める」という意識を持って臨むことが、後悔しない選択につながります。
塾選びで迷っているなら個別の会

塾選びにおいてお子さんと塾との相性が合うかは非常に大切です。
そこでおすすめしたいのが、大阪の塾・進学塾個別の会です。
個別の会では私立・国立の中高一貫校コース、大学入試・高校入試・中学入試、浪人生・再受験生・不登校、引きこもりの方などどんな生徒にも合う多種多様なコースメニューを設置しております。
また、個別の会では決まりきったカリキュラムではなく、生徒一人ひとりの学校や第1志望校に合わせた合格までの最短距離を進む完全オーダーメイドの個別カリキュラムとなっており、授業の進捗や定着度も常に確認し、その都度カリキュラムを見直し改善しています。
入学相談会・無料の体験授業は随時受け付けておりますので、少しでも気になられた方はぜひ大阪の塾・進学塾個別の会にお気軽にお問い合わせ下さい。
塾選びのときによくある質問

Q1.個別指導塾と集団塾の違いは何ですか?
A.個別指導塾と集団塾の違いを考えるとき、最も重視すべきなのは「自分の学力や性格に合った指導スタイルかどうか」という点です。
合格実績の高さだけで判断してしまうと、入塾後にミスマッチが起きる可能性があります。
集団塾は、同じ目標を持つ仲間と一緒に授業を受ける形式です。
競争環境の中で刺激を受けながら成績を伸ばしたい人や、ある程度自分で予習・復習を進められる人に向いています。
一方、個別指導塾は、生徒一人ひとりの理解度やペースに合わせて指導が行われます。
苦手科目を重点的に克服したい人や、自分のペースで着実に学びたい人に適しています。
大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、「どちらが自分に合っているか」という視点です。
例えば、質問を積極的にできる性格なのか、周囲の目があったほうが頑張れるタイプなのかによって、最適な環境は変わります。
塾選びでは実績至上主義に偏らず、自分の現状の学力、目標、性格を踏まえて相性を見極めることが、成果につながる最も重要な判断軸になります。
Q2.成績があまり良くなくても通えますか?
A.成績が現時点であまり良くなくても、塾に通うことは十分可能です。
大切なのは「今の成績」よりも、「どのような目的で通い、どのような環境が合っているか」という視点です。
大手塾は、体系化されたカリキュラムや豊富な受験データ、模試や情報力が強みです。
一定の学力層を前提に授業が進む場合もありますが、クラス分けやレベル別指導が整っていることも多く、目標が明確な人には効果的です。
一方、個人塾や小規模塾は、生徒一人ひとりの理解度に合わせた柔軟な指導や、きめ細かなサポートが強みです。
基礎から立て直したい場合や、学習習慣がまだ十分に身についていない場合には、手厚いフォローが合うこともあります。
どちらが「良い」というよりも、「今の自分の学力や目標に合っているか」が重要です。
特に医学部志望のように高い目標を目指す場合は、現在の成績だけで判断せず、基礎を徹底的に固められる環境か、長期的な戦略を立てられる体制があるかという視点も持つとよいでしょう。
Q3.学校の授業や定期テスト対策にも対応していますか?
A.多くの塾では、学校の授業フォローや定期テスト対策に対応していますが、その内容や力の入れ方は塾によって異なります。
個別指導塾の場合は、学校の教科書やワークを使いながらテスト範囲に合わせて柔軟に対策してもらえることが多く、内申点を重視したい人には向いています。
一方で、受験対策に特化した集団塾では、入試レベルの学習を優先するため、学校ごとの細かなテスト対策は限定的な場合もあります。
そのため、入塾前には学校教材を使った指導が可能か、テスト前に補講や特別対策があるかなどを具体的に確認することが大切です。
学校成績の安定を重視するのか、受験本番を見据えた学力向上を優先するのかによって、適した塾は変わります。
自分の目的に合ったサポート体制が整っているかどうかを基準に判断しましょう。
まとめ

この記事では塾の選び方や確認すべき項目、失敗しない選び方について詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
塾の種類や塾に通う目的によって「どの塾を選ぶか」は異なります。
受験対策、成績向上、特定科目の強化など、まず具体的な目的を設定し、そこからお子さんに適した塾を選ぶ必要があります。
そこで今回この記事でご紹介した塾の選び方のポイントを踏まえて、自分に最適な塾を選ぶと、失敗を避けることができるでしょう。
自分の目標に合った選択をして、充実した学びを得られるようにしましょう。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。