獣医学部受験に必要な科目は?数学・理科・英語の重要度と対策法
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カテゴリ:テスト・入試
獣医学部を目指すうえで、どの科目にどれだけ力を入れるべきかは、多くの受験生が最初に悩むポイントです。
実は、国公立と私立では試験科目や配点が大きく異なり、それに応じて最適な学習戦略も変わってきます。
例えば、国公立では共通テストを含めたバランス型の学力が求められる一方、私立では英語や理科(特に生物・化学)の比重が高くこれらの科目で差がつきやすい傾向があります。
ただし、どの科目も高得点が求められるため、苦手科目を放置することはできません。
本記事では、こうした国公立・私立の違いを踏まえつつ、英語・数学・理科といった主要科目の重要度や対策のポイントを整理し、効率よく合格を目指すための勉強方針をわかりやすく解説していきます。
どこに力を入れるべきか迷っている人でも、自分に合った戦略が見えてくるはずです。
- 獣医学部受験に必要な科目
- 獣医学部受験のための効果的な学習方法
- 獣医学部の入試日程と併願戦略
獣医学部受験科目の基本構成

獣医学部の受験対策を進めるうえでは、まず全体の科目構成を正しく理解することが重要です。
国公立大学と私立大学では、求められる科目や試験形式が大きく異なり、それによって勉強の進め方も変わってきます。
また、国公立を目指す場合には共通テストと2次試験という2段階の試験をどう攻略するかも大きなポイントになります。
ここでは、国公立大学と私立大学それぞれの受験科目の特徴を整理したうえで、共通テストと2次試験の違いについてもわかりやすく解説していきます。
国公立大学の受験科目一覧
国公立大学の獣医学部を受験する場合は、「共通テスト」と「2次試験(個別試験)」の2段階で評価されるのが基本です。
まず共通テストでは、国語・地理歴史や公民・数学・理科・英語といった幅広い分野から出題され、一般的に5教科7科目が求められます。
理系であっても文系科目を含めたバランスのよい学力が必要であり、獣医学部は特に高得点が求められる傾向があります。
そのうえで行われる2次試験では、英語・数学・理科(生物や化学など)を中心とした記述式の問題が課されることが多く、思考力や応用力が重視されます。
出題科目や配点は大学ごとに異なり、英語・数学・理科2科目といった総合力を求める大学もあれば、特定の科目の比重が高い大学もあります。
例えば、北海道大学のように幅広い科目で高いレベルが要求されるケースや、帯広畜産大学・鳥取大学のように理科や英語で差がつきやすいケースなど、特徴はさまざまです。
このように国公立大学の獣医学部では、共通テストでの基礎力と2次試験での応用力の両方が求められるため、全体を見据えたバランスのよい対策が不可欠です。
私立大学の受験科目一覧
私立大学の獣医学部では、主に「一般選抜」と「共通テスト利用入試」の2つの方式があり、それぞれで必要となる科目が異なります。
まず一般選抜では、英語・理科・数学を基本とした3科目構成が主流であり、理科は生物や化学から1科目、または大学によっては2科目が求められる場合もあります。
国公立大学と比べて科目数は少ないものの、その分1科目あたりの配点が高く、特に英語や理科での得点力が合否を大きく左右します。
一方、共通テスト利用入試では、共通テストの成績のみ、または個別試験と組み合わせて合否が判定されます。
必要科目は大学ごとに異なりますが、英語・数学・理科を中心とした3〜5科目程度が課されることが多く、一般選抜よりも幅広い科目の対策が求められる点が特徴です。
具体例として、日本大学では英語・数学・理科(生物または化学)の組み合わせが一般的で、基礎から標準レベルの問題を確実に得点する力が重視されます。
日本獣医生命科学大学でも英語・数学・理科を基本とした構成が採用されており、理科の理解度が合否に直結しやすい傾向があります。
また、北里大学では英語・数学・理科の3科目が重視され、特に数学を含めた総合的な学力が求められる点が特徴です。
このように私立大学の獣医学部は、科目数が絞られている一方で高得点勝負になりやすいため、主要科目を重点的に鍛えつつ、どの科目でも安定して得点できる力を身につけることが重要です。
共通テストと2次試験の違い
国公立大学の獣医学部入試では、「共通テスト」と「2次試験(個別試験)」がそれぞれ異なる役割を担っています。
共通テストは主に基礎学力と幅広い知識を測る試験であり、5教科7科目にわたってバランスよく得点する力が求められます。
一方、2次試験は各大学が独自に実施する試験で、思考力・応用力・記述力といった、より深い理解を問うことが目的です。
配点比率は大学によって異なりますが、獣医学部では共通テストの比重が比較的高いケースが多く、全体の4〜6割程度を占めることもあります。
そのため、共通テストで高得点を取ることが合格への大きな前提条件となります。
一方で、2次試験の配点も決して小さくはなく、記述問題を中心とした試験で差がつきやすいため、ここでの出来が最終的な合否を左右する重要な要素になります。
また、出題形式にも大きな違いがあります。
共通テストはマーク式が中心で、スピードと正確さが求められるのに対し、2次試験では記述式や論述問題が多く、途中過程や論理的な説明まで評価されます。
特に英語の記述や理科の論述問題では、単なる知識だけでなく理解の深さが問われます。
また、獣医学部では共通テストの得点率が高水準になりやすいため、ここで大きく出遅れると挽回は難しくなります。
ただし、2次試験の配点が高い大学では、記述力や応用力で差をつけることで逆転が可能な場合もあります。
したがって、共通テストで安定して高得点を確保しつつ、2次試験で確実に得点を伸ばせる実力を身につけることが、合格への最も現実的な戦略といえるでしょう。
数学の重要度と対策法

獣医学部受験において数学は、大学や入試方式によって重要度が大きく変わる科目です。
必須科目として高いレベルが求められる場合もあれば、出題範囲が限定されていたり、そもそも数学Ⅲが不要なケースもあります。
そのため、志望校に応じて必要な範囲や対策の深さを見極めることが、効率的な学習の鍵となります。
ここでは、数学Ⅲが不要な大学の特徴を整理するとともに、獣医学部で求められる数学のレベルや出題傾向、さらに合格に向けた効果的な学習計画について詳しく解説していきます。
数学にどこまで力を入れるべきかを明確にし、無駄のない対策を立てていきましょう。
数学3が不要な獣医学部一覧
獣医学部入試では理系でありながら、すべての大学で数学Ⅲが必須というわけではなく、大学や入試方式によっては数学Ⅲが不要、あるいは数学の負担が比較的軽いケースも存在します。
主な大学を整理すると、以下の通りです。
| 区分 | 大学名 | 数学の扱い・特徴 |
|---|---|---|
| 国公立 | 宮崎大学 | 数学ⅠA・ⅡBまで |
| 国公立 | 山口大学 | 数学ⅠA・ⅡB中心 |
| 国公立 | 岩手大学 | 数学Ⅲを含まない |
| 国公立 | 鹿児島大学 | 一部方式で数学Ⅲなし |
| 国公立 | 帯広畜産大学 | 総合問題で数学選択なし可 |
| 国公立 | 岐阜大学 | 一部方式で数学なし受験可 |
| 国公立 | 鳥取大学 | ※現在は数学Ⅲが必要 |
| 私立 | 日本大学(生物資源科学部 獣医学科) | 数学ⅠA・ⅡBまで |
| 私立 | 日本獣医生命科学大学 | 数学ⅠA・ⅡB中心 |
| 私立 | 北里大学 | 一部方式で数学Ⅲ不要 |
| 私立 | 酪農学園大学 | 数学ⅠA・ⅡBまで |
| 私立 | 麻布大学 | 数学ⅠA・ⅡB中心 |
私立大学では英語・理科・数学の3科目構成が一般的ですが、数学は数学ⅠA・ⅡBまでの出題にとどまる場合が多く、数Ⅲが必須でないケースが多く見られます。
ただし、科目の扱いは大学ごとだけでなく入試方式によっても異なり、数学の代わりに理科2科目を課す形式や、科目選択制が採用されている場合もあります。
また、数Ⅲが不要であっても数学自体の難易度が高い大学(例:北里大学)もあるため、単純に負担が軽いとは言い切れません。
このように、数学Ⅲが不要な獣医学部はいくつか存在するものの、その分志望校の選択肢が限られるほか、共通テストでは数学が必要になるケースが多い点にも注意が必要です。
単に数学を避けるという視点ではなく、全体の科目バランスや得点戦略を踏まえて志望校を選ぶことが重要です。
獣医学部数学のレベルと出題傾向
獣医学部の数学は、医学部ほどの最難関ではないものの、理工系学部と同程度〜やや高めの中上級レベルに位置づけられます。
国公立では数学Ⅲを含む記述式問題が出題され、思考力や記述力が求められる一方、私立では数学ⅠA・ⅡB中心で標準問題を確実に解く力が重視される傾向があります。
出題分野は、微積分(最大最小・面積)が最重要で、これに加えて確率・ベクトル・数列が頻出です。
特に複数単元を組み合わせた問題も多く、横断的な理解が求められます。
難易度の特徴としては、極端に難しい問題よりも標準レベルの問題をいかに速く正確に処理できるかで差がつきやすい点が挙げられます。
したがって対策としては、典型問題の習得と過去問演習を通じて出題パターンに慣れることが重要です。
数学の効果的な学習計画
獣医学部合格を目指す数学対策は、「基礎固め→応用力強化→過去問演習」の3段階で進めるのが効果的です。
段階ごとに学習内容と教材を明確にし、着実にレベルを上げていきましょう。
まず、基礎固め期間(高2後半〜高3春)では、数学ⅠA・ⅡB(必要に応じてⅢ)の基本概念や典型問題を完全に理解することが最優先です。
教科書例題や基本問題を反復し、公式の意味や解法の流れを自分で説明できるレベルを目指します。
推奨教材は「チャート式(黄・青)」「Focus Gold」学校配布の問題集などです。
この時期の目標は、見た瞬間に解法が浮かぶ問題を増やすことです。
次に、応用力強化期間(高3春〜夏)では、標準〜やや難レベルの問題に取り組み、複数分野を組み合わせた問題にも対応できる力をつけます。
入試標準問題や志望校レベルの問題集を活用し、苦手分野を克服して初見でも考えて解ける力を養います。
推奨教材には「基礎問題精講」「標準問題精講」「1対1対応の演習」などがあります。
最後に、過去問演習期間(高3秋〜直前)では、志望校の過去問を中心に実戦力を仕上げます。
時間配分や解く順序も意識しながら演習し、弱点を復習して安定して合格点を取れる状態を目指します。
使用教材は志望校の赤本や、共通テスト対策問題集が適しています。
獣医学部の数学は、難問に挑む力よりも標準問題を正確に得点する力が合格の鍵です。
そのため、基礎の徹底→応用の習得→過去問での仕上げ、という順序で学習を積み上げることが最も効率的で確実な戦略となります。
理科科目の選択と対策

理科は獣医学部受験で得点差がつきやすい重要科目です。
どの科目を選ぶかによって勉強の負担や得点戦略が変わるため、選択の判断は合格に直結します。
特に生物を選ぶと不利になるのでは、と考える受験生も少なくありませんが、実際の入試データや出題傾向を見ると意外な実態が見えてきます。
また、化学や物理の出題パターンを理解することで、効率よく得点を伸ばすことが可能です。
ここでは、科目選択の実態や出題傾向を分析し、理科2科目を効果的に学習する方法までを順に解説していきます。
生物選択は本当に不利?実態調査
獣医学部受験で「生物を選ぶと不利になる」と言われることがありますが、過去の入試データや大学側の見解を分析すると、必ずしもそうではありません。
理科2科目の選択で生物を含む受験生が特に不利になる傾向はなく、むしろ獣医学部では生物の知識が入試内容と親和性が高いため、高得点を取りやすい場合が多いのが実態です。
化学や物理が得意な受験生もいますが、科目選択だけで合格率に大きな差はありません。
大学側も「生物+化学」「化学+物理」など、受験生の得意分野に応じた科目選択を前提としており、生物選択者が不利になることは想定していません。
そのため、科目によるペナルティは基本的にないと考えて良いでしょう。
生物選択のメリットは、出題範囲が暗記中心で得点が安定しやすく、獣医学の学習との親和性が高いことです。
一方、記述や応用問題で考察力が求められる場合や、他科目との得点差を広げにくい点がデメリットとして挙げられます。
結論として、生物選択が不利という誤解に惑わされず、自分の得意科目や理解の深さに応じて選択することが重要です。
生物に強みがある受験生は積極的に選ぶ価値があり、化学・物理が得意な場合はそちらを組み合わせる戦略も有効です。
最終的には、最も得点しやすい科目の組み合わせを選ぶことが合格への近道となります。
化学・物理の出題傾向分析
獣医学部の理科では、化学と物理も重要な得点源となります。
化学は有機化学や生化学分野の出題比重が高く、生命科学との関連性が強いため、獣医学の学習内容と直結する知識が問われることが多いのが特徴です。
具体的には、炭化水素や脂質、タンパク質の構造・性質の理解、酵素反応や代謝経路の基本知識が頻出です。
また、化学計算問題としてはモル計算や溶液計算、化学平衡の応用問題も定番です。
物理については、力学・電磁気学の基礎分野が中心です。
力学では運動方程式や仕事・エネルギー、運動量の問題が多く、単純計算だけでなく問題文から条件を整理してモデル化する力が求められます。
電磁気学では電場・磁場・回路の基礎問題が出題され、実験や日常現象との関連を考えさせる応用問題も見られます。
これらは獣医学の診断機器や生体現象を理解する上でも重要な知識です。
出題傾向としては、化学・物理ともに基本法則の理解と公式の応用力が問われることが多く、難問奇問よりも「標準問題を正確かつスピーディに解く力」が合格のカギとなります。
過去問分析では、獣医学部特有の生命科学への応用や、条件整理が必要な計算問題が繰り返し出題されており、単なる暗記では対応できない論理的思考力が重要です。
理科2科目の効率的学習法
獣医学部受験では理科2科目の得点力が合否を左右します。
効率よく学習するためには、時間配分、科目間の関連性の活用、実験・考察問題対策、過去問演習の4点を意識することが重要です。
まず、時間配分では、基礎固めの期間は各科目に均等に時間を割き、応用力強化期には苦手科目を重点的に学習します。
過去問演習期には、入試での配点比率を意識して時間配分を調整し、得点効率を高めます。
次に、科目間の関連性を活用することが効果的です。
生物と化学は密接に関連しており、代謝や生化学の問題では化学の知識を活用すると理解が深まります。
また物理では、力学や電磁気の法則が生物現象のモデルとして登場することもあり、科目を横断して学ぶことで応用問題への対応力が高まります。
実験・考察問題では、データやグラフを読み取り法則を導く論理的思考力が求められます。
過去問や問題集で典型例を繰り返し練習し、グラフや表の情報を整理する習慣を身につけることが重要です。
最後に、過去問の活用では、出題パターンや頻出分野の把握、時間配分の確認を行います。
まず基礎問題を確実に解き、解けなかった問題は知識の補強と計算手順の整理を行い、慣れてきたら本番を意識して時間を計り、解答の順序やスピードを調整することで得点力を最大化できます。
理科2科目は、科目ごとの理解に加えて関連性や論理的思考を活用することが合格への近道です。
基礎固めから応用力強化、過去問演習までの流れを意識し、効率的に学習を積み重ねましょう。
英語の配点と対策重点

獣医学部受験では、英語は共通テスト・二次試験ともに重要な得点源であり、配点の高さや科目構成によって合否に直結する科目です。
特に、専門科目に関わる英語表現や獣医学特有の単語・用語が含まれる場合もあり、英文読解力だけでは不十分です。
また、長文読解や論理的文章の理解力が問われる傾向も強く、効率的に得点するには出題パターンを把握した対策が不可欠です。
ここでは、獣医学部における英語の配点比率、専門用語対策、長文読解攻略のポイントを順に解説します。
獣医学部英語の配点比率
獣医学部入試における英語は、国公立・私立を問わず主要3科目のひとつとして高い得点比重を占める重要科目です。
配点の割合を具体的に見ると、国公立大学では共通テストと2次試験を合わせて全体の約25〜30%、私立大学では個別試験の全体の約30%前後が英語に割かれており、他科目と比べても無視できない影響力があります。
具体例として、北海道大学獣医学部では共通テストで英語100点、2次試験で150点が配点され、全体で約25%を占めます。
私立大学では北里大学、酪農学園大学、日本大学などで、英語は個別試験300点中100点前後が配点され、全体の約33%となっています。
これにより、私立・国公立いずれの大学でも、英語の得点力が合否に直結することが明確です。
この配点比率から考えると、獣医学部志望者は英語を優先科目として学習計画に組み込むことが必要です。
獣医学専門用語の英語対策
獣医学部の英語では、一般的な英文読解力に加え、獣医学関連の専門用語の理解が得点力に直結します。
特に動物解剖学、病理学、薬理学などの基本用語は、長文問題や論文風の文章で頻出するため、早めに対策を始めることが重要です。
対策の基本は、主要分野の専門用語リストを作成し、意味・読み・用法を整理することです。
解剖学では「liver(肝臓)」「kidney(腎臓)」、病理学では「inflammation(炎症)」「necrosis(壊死)」、薬理学では「antibiotic(抗生物質)」「analgesic(鎮痛薬)」などを押さえ、単語帳やフラッシュカードで毎日反復して定着させます。
長文読解では、専門用語が文章理解のカギになることが多く、前後の文脈から意味を推測する力が重要です。
過去問や教科書の英文記事を使い、専門用語が出てきた際の読み方のパターンを身につけましょう。
語彙力強化の具体的方法としては、分野別単語帳の作成、英文記事の音読、過去問での専門語チェックが有効です。
英語長文読解の攻略法
獣医学部入試の英語長文では、一般的な文章だけでなく、科学論文や専門書風の文章が出題されることが多く、文章構造の理解と論理的読解力が求められます。
効率よく得点するためには、文章形式への慣れ、図表問題への対応力、時間配分の工夫、過去問を活用した実践練習の4点がポイントです。
科学論文形式の文章では、段落ごとの役割を意識して読み、結論や根拠を正確に把握することが重要です。
専門用語や略語が出てきても、文脈から意味を推測する練習を日頃から積んでおくことで、得点につながります。
図表問題では、まずタイトルや単位、凡例を確認し、文章と照らし合わせて情報を整理することが大切です。
過去問で典型パターンを把握し、素早く処理できる訓練を行うことが効果的です。
時間配分のコツとしては、1題あたりにかける時間を目安で決め、読みやすい問題から手をつけて難問に時間を残すなど、戦略的に解く順番を決めることが効率的です。
また、過去問を用いた演習では、入試時間を計って解き、専門用語や図表問題も含めた本番を意識したスピードと正確さを養います。
間違えた問題は解法のプロセスや文脈の読み取り方を復習し、類題に応用できる力を身につけましょう。
獣医学部の英語長文では、論文形式の文章に慣れること、図表を素早く読み取る力、時間配分の管理が得点の鍵です。
大学別入試科目の詳細比較

獣医学部を志望する受験生にとって、大学ごとの入試科目や方式の違いは学習戦略を立てるうえで非常に重要です。
国公立大学と私立大学では、科目構成や配点比率、共通テストの利用有無などが大きく異なるため、志望校ごとに優先的に学習すべき科目が変わります。
ここでは、国公立・私立それぞれの獣医学部を例に、科目構成や入試方式を比較・分析し、効率的な受験戦略の参考となる情報を整理していきます。
国公立獣医学部の入試科目比較
国公立大学の獣医学部入試では、共通テストと2次試験(個別試験)の両方が課されますが、科目構成や配点比率は大学ごとに大きく異なります。
代表的な大学を比較すると、北海道大学、東京大学、東京農工大学、岐阜大学、大阪公立大学では、共通テストでは数学・理科2科目・英語が必須で、2次試験でも数学Ⅲや理科2科目、英語を課すことが多く、幅広い学力が求められます。
一方、岐阜大学では2次試験で数学Ⅲが不要な方式もあり、大学ごとに受験戦略を変える必要があります。
共通テストの配点比率は高く、合格者の得点率は概ね80%前後が目安です。
特に最難関校では85%以上を狙うこともあり、高得点の確保が合格の前提となります。
2次試験では、大学ごとに科目の難易度や範囲に差があり、多科目でバランスよく得点できる力が求められるのが特徴です。
| 大学 | 共通テスト科目 | 2次試験科目 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 数学・理科2・英語 | 数Ⅲ・理科2・英語 | 多科目でバランス重視 |
| 東京大学 | 数学・理科2・英語 | 数Ⅲ・理科2・英語 | 最難関、総合力重視 |
| 東京農工大学 | 数学・理科2・英語 | 数Ⅲ・理科2・英語 | 科目数多め |
| 岐阜大学 | 数学・理科 | 数学・理科 | 数Ⅲなし方式あり |
| 大阪公立大学 | 数学・理科2・英語 | 数Ⅲ・理科2・英語 | 標準〜難 |
このように、国公立獣医学部は大学ごとに共通テストの重視度と2次試験科目の構成が異なるため、志望校ごとに必要科目や配点を確認し、効果的な学習計画を立てることが合格への鍵となります。
私立獣医学部の入試方式比較
私立大学の獣医学部では、一般選抜・共通テスト利用入試・推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜など)といった複数の入試方式があり、科目構成や出題傾向が方式ごとに異なるため、志望校ごとに対策を変えることが重要です。
一般選抜では、日本獣医生命科学大学、日本大学、北里大学、酪農学園大学の多くで英語・数学・理科の3科目が中心です。
数学や理科は大学ごとに範囲や選択科目が異なり、数学はⅠA・ⅡB中心、理科は物理・化学・生物から選択する形式が一般的です。
共通テスト利用入試を併用する大学では、共通テストの英語・数学・理科の成績を活かしつつ、独自試験や追加科目で総合判定を行う方式もあります。
推薦入試や総合型選抜では、基礎学力に加えて面接や小論文が課される場合があり、科目構成だけでなく入試形式全体の理解が求められます。
北里大学や酪農学園大学では、共通テスト型の科目数が多く、受験生の得意科目に応じて柔軟に選択できる仕組みもあります。
| 大学 | 一般選抜(個別方式) | 共通テスト利用入試 | 推薦・総合型選抜 |
|---|---|---|---|
| 日本獣医生命科学大学 | 英・数・理(独自試験) | 共通テスト+理科独自 | あり(基礎学力型等) |
| 日本大学 | 英・数・理(独自試験) | なし | あり(学校推薦等) |
| 北里大学 | 英・数・理(独自試験) | 共通テスト型(科目選択可) | あり |
| 酪農学園大学 | 英・数・理(独自試験) | 共通テスト幅広い方式あり | あり(詳細は要確認) |
私立獣医学部では、一般選抜での3科目型が基本ですが、共通テスト利用入試や推薦入試など多様な方式があり、大学ごとに必要科目や配点の傾向が異なります。
志望校の最新募集要項を確認し、それぞれの入試方式に応じた学習計画を立てることが重要です。
入試日程と併願戦略

獣医学部入試では、入試日程の把握と併願戦略の立案が合格への重要なポイントになります。
大学ごとに試験日が重複する場合や、共通テスト利用入試と独自試験の組み合わせが異なるため、スケジュール管理が不可欠です。
ここでは、2026年度の入試日程を整理するとともに、効果的な併願校の選び方や共通テストでのボーダーラインを踏まえた戦略を解説します。
2026年度獣医学部入試日程一覧
2026年度(令和8年度)の獣医学部入試はすでに終了していますが、入試日程の全体像を把握することは、併願戦略や今後の学習計画を立てるうえで参考になります。
ここでは国公立・私立・共通テストのスケジュールを整理し、大学ごとの主要な試験日程と合格発表日を一覧表形式で示します。
なお、正確な日程や方式は各大学の公式発表を必ず確認してください。
共通テスト(国公立・共通テスト利用)
| 日程 | |
|---|---|
| 大学入学共通テスト | 2026年1月17日(土)・18日(日) |
| 追試験 | 2026年1月24日(土)・25日(日) |
国公立大学(前期・後期・中期の目安)
| 大学 | 試験区分 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 前期 | 2月25日〜 | 3月初旬頃 |
| 東京大学 | 前期 | 2月25日〜 | 3月初旬頃 |
| 岐阜大学 | 前期 | 2月25日〜 | 3月初旬頃 |
| 大阪公立大学 | 前期 | 2月25日〜 | 3月初旬頃 |
| 各大学 | 後期 | 3月12日〜 | 3月後半 |
※獣医学部は中期日程を実施していません。前期・後期の2回が基本となります。
※前期・後期の日程は大学ごとに若干前後する場合があります。
私立大学(代表例)
| 大学 | 入試区分 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 日本獣医生命科学大学 | 一般選抜 第Ⅰ期 | 2026年2月5日 | 2026年2月11日 |
| 一般選抜 第Ⅱ期 | 2026年3月10日 | 2026年3月14日 | |
| 共通テスト利用 第Ⅰ期 | 共通テスト実施日 (1/17〜18) |
2026年2月11日 | |
| 北里大学 | 一般選抜 前期 | 2026年2月1日 | 2026年2月9日 |
| 一般選抜 後期 | 2026年3月7日 | 2026年3月16日 | |
| 共通テスト利用 | 1/17〜18 | 2026/2/9 / 3/16 (前期・後期) |
|
| 酪農学園大学 | 第1期学力入試(A日程) | 2026年2月4日 | 2026年2月14日 |
| 第2期(学力・共テ併用) | 2026年3月3日 | 2026年3月10日 |
効果的な併願校選択戦略
獣医学部受験では、志望校の偏差値や難易度、地域、入試日程の重なり具合を考慮して併願校を選ぶことが合格のカギとなります。
まず、偏差値レベル別に組み合わせを考えることで、第一志望と安全校・チャレンジ校をバランスよく配置できます。
例えば、第一志望が偏差値65の国公立の場合、併願として偏差値60前後の私立大学や、前期・後期の日程が異なる国公立大学を組み合わせるのが効果的です。
また、地域性も重要です。
遠方の大学は移動時間や宿泊費が必要になるため、複数の遠方大学を同時に併願すると負担が大きくなります。
そのため、都市圏の大学と地方の大学を分けて受験する、あるいは前期と後期で距離の近い大学を組み合わせると効率的です。
さらに、受験日程の最適化も重要です。
前期・後期の国公立日程や私立の複数期をうまく組み合わせることで、重複を避けつつチャンスを最大化できます。
滑り止めとしての併願校は、学力的にやや余裕のある大学を選ぶと安心です。
ただし「簡単に合格できる大学=安心」ではなく、志望校合格に向けて十分な学習意欲を保てるレベルを選ぶことがポイントです。
共通テストボーダーライン分析
獣医学部受験では、大学入学共通テスト(共テ)の得点率が合否を左右する重要な指標となります。
過去3年間のデータを見ると、獣医学部の共テボーダーライン(合格可能性50%前後)は大学や入試方式によって差がありますが、いずれも高得点が求められる傾向です。
過去3年間の推移(模試想定・ざっくり傾向)は次のようなイメージです。
- 2023〜2024年頃:80〜90%台前半が上位獣医学部でのボーダー想定
- 2024〜2025年:同様に80%台後半〜高い大学では90%台
- 2024〜2025年:同様に80%台後半〜高い大学では90%台
※年度ごとの公表データは各大学・予備校ごとに扱いがあり、詳細な3年推移一覧は公開されていないため、あくまで模試想定値としての傾向です。
私立大学では、日本獣医生命科学大学の共テ利用入試で3教科方式は約85%、4教科方式でも約83〜84%が目安とされます。麻布大学でも約82%前後がボーダーラインの一例です。国公立大学では、全国平均60%前後に対して、78〜88%程度の高得点がボーダーとなるケースが多く、特に数学・理科2科目・英語の得点が合否に直結します。
科目別では、理科や数学の得点が特に重要で、共通テスト全体の平均を上回る得点が安全圏に入るための目安となります。
概ねのラインは以下の通りです。
- 安全圏:85%以上
- 合格可能性高:80〜85%
- 合格可能性中:75〜80%
- 合格可能性低:70%未満
共通テストでボーダーラインを下回っても、わずかな不足であれば2次試験(個別学力試験)で逆転することは十分可能です。
特に国公立大学では、数学・理科・英語の記述力を強化することで、共通テスト得点にやや不足があっても合格に届く例があります。
そのため、共通テストでは80〜90%台を目安に得点を確保しつつ、科目ごとの得意分野を伸ばし、2次試験での挽回力も意識した学習が獣医学部合格への戦略として非常に重要です。
よくある質問

獣医学部を目指す受験生からは、科目選択や学習戦略、合格可能性に関する疑問が多く寄せられます。
ここでは、受験生が特に悩みやすい質問をピックアップし、最新データや傾向に基づいた分かりやすい回答をまとめます。
これを読むことで、科目選びや学習計画の迷いを減らし、効率的な受験戦略を立てやすくなります。
獣医学部の受験科目は何科目必要ですか?
獣医学部の受験科目は、国公立大学と私立大学で大きく異なります。
効率的な学習計画を立てるためには、科目数や内容を正しく把握しておくことが重要です。
国公立大学では、大学入学共通テストで5教科7科目が基本です。
具体的には、国語(現代文・古文)、数学(ⅠA・ⅡB、大学によっては数学Ⅲも必要)、理科(物理・化学・生物の中から指定の2科目)、英語(リーディング・リスニング)が課されます。
さらに、各大学ごとの2次試験(個別学力検査)では、数学・理科の記述問題や英語の小論文・面接が加わる場合があります。
北海道大学や東京大学の獣医学部では、共通テストで一定得点を確保したうえで、2次試験で逆転を狙う戦略も有効です。
私立大学では、一般的に英語・数学・理科(2科目)の3科目で受験可能な大学が多く、数学はⅠA・ⅡBまでで受験できる大学がほとんどで、数学Ⅲ不要のケースもあります。
理科は生物・化学・物理の中から大学指定の2科目を選択します。
具体例として、日本獣医生命科学大学、北里大学、酪農学園大学、麻布大学では、この科目構成で受験可能です。
共通テスト利用入試を組み合わせる場合は、科目数や配点が変わることがあります。
まとめると、国公立大学は共通テスト+2次試験で計7〜8科目程度、私立大学は英語・数学・理科2科目の3科目が基本です。
大学によって数学Ⅲの必要性や理科科目の指定が異なるため、必ず最新の募集要項を確認しましょう。
数学3が苦手でも獣医学部に合格できる?
数学3(数Ⅲ)が苦手でも、獣医学部合格は十分に可能です。
実際、大学や入試方式によっては数学3が不要、または選択科目として扱われるケースがあります。
数学3不要の主な大学例
- 宮崎大学
- 山口大学
- 岩手大学
- 鹿児島大学
- 帯広畜産大学
- 北里大学(私立)
- 日本獣医生命科学大学(私立)
- 麻布大学(私立)
※鳥取大学など、近年の入試変更で数学3が必要になった大学もあるため、最新の募集要項の確認が必須です。
対策としては、まず、数学ⅠA・ⅡBの完成度を高めることが重要です。
数学3を使わない分、ⅠA・ⅡBで高得点を狙う必要があります。特に関数・微積分の基礎、確率・統計、ベクトルの応用問題に慣れておくと効果的です。
次に、理科科目を重点的に強化します。
数学3の負担が減る分、理科2科目(生物・化学・物理)の配点比重が高くなる大学が多く、得意科目で高得点を稼ぐことで総合点をカバーできます。
また、過去問演習で出題形式や時間配分に慣れることも安心感につながります。
数学3を使わない方式の過去問を繰り返し解くことで、実践力を身につけましょう。
さらに、不安を解消するためには、志望校の方式を確認し、自分の得意科目で勝負できる大学を選ぶことがポイントです。
数学3を避ける分、理科や英語で高得点を取る戦略が合格につながります。
このように、大学選びと学習戦略を工夫すれば、数学3が苦手でも獣医学部合格は十分可能です。
生物選択だと獣医学部受験で不利になる?
獣医学部受験で「生物選択は不利になるのでは?」と心配する人もいますが、実際の入試データや大学の傾向を見ると、生物選択が不利になるわけではありません。
理科2科目選択では、国公立・私立ともに生物+化学の組み合わせが最もスタンダードで、獣医学の学習内容と直結しているため、むしろ得点しやすい科目といえます。
物理・化学の組み合わせも可能な大学はありますが、生物選択者の合格率は大きく劣るわけではありません。
生物選択のメリットとしては、獣医学に直結する知識が得点に活かせること、実験・考察問題に対応しやすいこと、暗記・理解型の学習で得点を安定させやすいことが挙げられます。
一方で不安を克服するには、化学や物理の基礎知識を押さえ、過去問演習で実験・考察問題に慣れることが大切です。
また、英語や数学で高得点を狙うことで、総合点を補う戦略も有効です。
つまり、生物選択は決して不利ではなく、得意科目として活かせる科目です。大学ごとの理科選択条件や配点を確認し、他科目とのバランスを意識した学習計画を立てることが、獣医学部合格へのポイントとなります。
獣医学部の共通テストボーダーは何%?
国公立大学の獣医学部における大学入学共通テストのボーダーは、全体的に高く設定されており、難関大学では合格可能性50%のラインはおおむね80〜85%前後です。
大学別に見ると、最難関の北海道大学や東京農工大学は約86〜88%、大阪公立大学や帯広畜産大学、山口大学は78〜82%程度、中堅レベルの岩手大学、岐阜大学、鳥取大学、宮崎大学、鹿児島大学は71〜80%程度となっています。
年度や選択科目、配点方式によって多少の変動はありますが、共通テストで高得点を確保することが合格の大前提です。
科目別の重要度では、数学と理科(生物+化学が主流)、そして英語が最も重要で、これらで高得点を取ることが合否に直結します。
一方で国語や地歴公民は大学によって必要な場合とそうでない場合があり、配点は理系科目ほど高くありません。
獣医学部は共通テストの配点比重が大きいため、まずは理系科目と英語で8割以上の得点を目指すことが戦略上不可欠です。
まとめると、国公立獣医学部の共通テストボーダーは、最難関大学で85%前後、中堅〜標準大学で78〜82%、やや取りやすい大学でも70%台後半が目安となり、受験戦略を立てる際は自分の得点率を踏まえて出願校を慎重に選ぶことが重要です。
私立と国公立どちらが入りやすい?
一概にどちらが入りやすいとは言えませんが、科目数の少なさや方式の多様性から、私立の方が戦略的に挑みやすい側面があります。
私立大学と国公立大学では難易度や特徴が大きく異なります。
国公立獣医学部は偏差値が概ね62〜70程度と高く、募集定員も少ないため倍率は3〜5倍程度になることが多く、共通テストと二次試験で安定した高得点を取ることが求められます。
学費は年間授業料が比較的低く、6年間で約350万円前後と経済的負担も抑えられる一方、教育内容は数学・理科・英語など理系科目中心で総合的な学力が問われ、将来的には公務員や研究職、大学院進学など幅広い進路につながります。
一方、私立獣医学部は偏差値が58〜65程度で、倍率は受験方式によって5倍以上になることもあります。
国公立よりも入試方式のバリエーションが多く、得意科目を活かして挑戦できる選択肢があるのが特徴です。
ただし学費は6年間で約1,200〜1,500万円と高額になる傾向があり、教育内容は大学ごとに異なるものの、臨床系や小動物臨床の実践教育が充実している大学が多く、将来の進路も臨床中心になることが多いです。
総合的に見ると、国公立は学力基準が高く競争も激しいため「入りやすい」とは言えませんが、学費が安く将来の進路の幅が広い点が魅力です。
私立は受験方式の選択肢があり、得意科目を活かしやすい反面、学費は高額です。
学力や得意科目、経済的状況、将来の進路希望に応じて、どちらを目指すか戦略的に判断することが重要です。
まとめ

獣医学部受験を成功させるには、まず国公立と私立で科目構成や配点の違いを理解し、志望校に合わせた戦略を立てることが重要です。
国公立では共通テストでの高得点(目安80〜85%)と、2次試験での応用力・記述力がカギとなります。
私立では英語・数学・理科の3科目での高得点勝負が中心で、数学Ⅲ不要の大学や生物選択が有利なケースもあります。
科目ごとのポイントを再確認すると、数学は基礎固めと標準問題の正確な処理が重要で、理科は生物・化学・物理の関連性を活かした効率学習、英語は専門用語の理解と長文読解力の強化が得点の鍵です。
次のステップとしては、まず志望校の入試科目・配点・日程を確認し、自分に合った併願校も検討します。
そのうえで、基礎固め→応用力強化→過去問演習の学習計画を立て、必要に応じて予備校やオンライン講座の活用も検討してください。
各科目の重要ポイントを押さえた効率的な学習と戦略的な志望校選定が、獣医学部合格への最短ルートとなります。
この記事の執筆者:個別の会代表 谷本秀樹

関西No.1の個別の医学部受験予備校『医進の会』の代表でもあり、これまで600人以上の生徒家庭に関わり、豊富な入試情報と卓越した受験指導で数多く志望校合格に導いてきた、関西屈指のカリスマ代表。