洛南高等学校附属中学校・洛南高等学校 コース・実績

洛南高等学校附属中学校

洛南高等学校附属中学校では、明確なコース制は採用しておらず、生徒全員が共通の高水準カリキュラムのもとで学ぶ中高一貫教育を展開しています。
この一貫教育の中で、生徒一人ひとりの資質や将来の進路に応じて、段階的かつ柔軟に学力を伸ばしていくのが特徴です。
教育の根幹には、仏教の教えを基にした「心・学・身」の全人格教育があります。
これは知識の習得だけでなく、礼儀や感謝の気持ち、社会性を育てる人間教育にも力を入れていることを意味します。
授業では思考の過程を重視し、「なぜそう考えるのか」といった論理的な思考力を養うスタイルが徹底されています。
さらに、学習のリズムとして「Check&Study型学習(予習→授業→復習→確認)」を徹底し、定期的な小テストや補習、学習合宿、自習支援などを通して基礎から応用まで着実に力をつけていきます。

洛南高等学校

洛南高等学校では、高校段階でもコース制は採用せず、中高一貫の共通カリキュラムを基本としています。
しかし、志望進路や学習スタイルに応じて選べる「空パラダイム」と「海パラダイム」の2つの進路パラダイムが用意されており、生徒一人ひとりに最適な学びを提供しています。

空パラダイム

空パラダイムは、最難関大学や医学部を目指す生徒のための進学特化型コースです。
附属中学校からの内部進学生と高校からの外部入学生が同じクラスで学び、互いに切磋琢磨しながら高い目標に向かって努力する学習環境が整えられています。
高校課程は早期に修了し、その後は難関大学入試に対応した高度な演習に取り組んでいきます。
1年次は、特別講座の開催や予習・復習のサポートにより、基礎学力の定着を徹底します。
2年次からは、内部生と足並みをそろえた授業が展開され、より専門的な学びが始まります。
3年次には、学習合宿や自学自習会といった多様な学習支援が実施され、生徒一人ひとりの志望校合格に向けた後押しが行われます。
知的探究心を大切にし、主体的に学び続ける姿勢を育てるこのコースでは、仲間とともに高め合いながら、夢の実現に向けて力強く進んでいくことができます。

海パラダイム

海パラダイムは、生徒一人ひとりの多様な目標や価値観を尊重し合いながら、広い視野と柔軟な思考を育むコースです。
生徒たちは、それぞれの自己実現のかたちを認め合い、学びや課外活動を通して自分らしい成長を目指します。
このコースは、志望進路や活動スタイルに応じて2つのプログラムに分かれています。
αプログラムでは、京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪公立大学などの国公立大学合格を目標とし、標準カリキュラムに加えて主要教科の発展学習を積み重ねていきます。
βプログラムでは、全国の有名私立大学の文系学部への進学を視野に入れ、学習とクラブ活動の両立を重視し、推薦入試対策や実践的な表現力の育成にも力を入れています。
クラス編成は、βプログラムの単独クラスと、α・β混成クラスの2タイプとなっており、互いの違いを尊重しながら、それぞれの目標に向かって学べる環境が整っています。
学力の向上だけでなく、豊かな人間性の育成を大切にした学びが特徴です。

洛南高等学校附属について相談・問い合わせ

洛南高等学校附属中学校の入試では、単なる知識量だけではなく、高度な「思考力」「記述力」「応答力」が問われる傾向にあり、特に算数では発想力・空間認識力を必要とする問題、国語では論理的な読解と記述力、理科では図やデータを正確に読み解く力が重視されます。
試験時間も比較的長く、集中力と持久力、時間配分の巧さも重要なポイントです。
年々問題の難易度は高まっており、合格者でも得点率が6〜7割ほどとされていることから、単なる演習量だけではなく、問題の本質をつかむ力が求められる学校といえます。
「個別の会」では、こうした洛南附属の入試傾向に特化した対策を行っており、特に記述式問題への対応力や、図形・条件整理などの複雑問題に対する応用思考の育成に力を入れています。
また、過去問分析を踏まえた時間配分の指導や、弱点克服に向けたカリキュラム設計など、個別最適化された学習支援を提供します。
入試本番で実力を出し切れるよう、模擬演習や記述添削、個別面談による戦略的指導も行っています。
洛南高等学校附属中学校・高等学校の受験をお考えの方は、ぜひお気軽に「個別の会」までご相談ください。
志望校合格に向けて、一人ひとりに合わせた丁寧なサポートを行います。