京都女子中学校・高等学校 コース・実績

京都女子中学校

京都女子中学校には、生徒一人ひとりの進路や目標に合わせた3つのコースが設置されています。

顕道コース(中学2年より設置)

国公立大学の医療系進学を目指し、建学の精神に基づいた教育を展開します。
生と死の問題に真摯に向き合い、「心ある医療人」として必要な人間性を育むことを重視しています。

東雲コース

国公立大学進学を目標に、知的好奇心を原動力とした学びを推進します。
自ら課題を発見し、主体的に取り組む力を育てることで、学問に対する深い探究心を養います。

藤華コース

最難関の国公私立大学から京都女子大学まで、多様な進路に柔軟に対応できるコースです。
探究プログラムを通じて「食」をテーマに多様な世界を学び、体験的に視野を広げます。
また、学年ごとに設定されたCEFRの目標値を目指し、少人数制の英会話指導で実践的な語学力を磨きます。

京都女子高校

京都女子高等学校には、生徒の進路や目標に応じて多彩なコースが設けられています。

CSコース

2022年度に新設された、難関国公立大学への進学を目指すコースです。
高校入学生を中心に、原則として同じクラスで3年間学びます。
AIアプリを活用して学習の進度や理解度に応じた個別最適化学習を行い、弱点克服や発展的な学びをサポートします。
また、クラブ活動後の18時からは外部講師による進学講座を実施し、実践的な受験対策を進めます。

Ⅱ類型

国公立大学をはじめとする難関大学進学を目標とするコースです。
1年次の学習状況を踏まえて、2年次から文系・理系に分かれます。
また、希望に応じて2年次進級時にⅠ類型への変更も可能です。
高校3年次には進路に応じた選択講座が開講され、特に国公立大学の二次試験に対応する論述演習を中心に実力を高めます。

Ⅰ類型

難関私立大学(文系)進学を目指すコースです。
高校2年次から選択でき、英語・国語・社会の文系3科目に特化して学びます。
学習内容を絞ることで各科目を深く理解し、受験科目の得点力を強化します。
さらに、多くの生徒が指定校推薦や内部推薦を活用して希望する大学への進学を実現しており、特に私立大学文系学部の指定校推薦はⅠ類型が優先されます。

ウィステリア科

京都女子大学への内部進学を前提とした、大学と連携した一貫教育コースで、国際教育に重点を置いた独自のカリキュラムが特徴です。
大学の講座を先取りして受講し、入学後に単位認定を受けられる高大連携講座や、1年次の「京都の伝統文化」、2年次の「建学の精神の具現化」、3年次の「国際理解」をテーマとした探究学習など、多様な学びが用意されています。
さらに、茶道や華道を通した文化教育、京都の伝統文化を学ぶための杉本家訪問、キャリア教育の一環としてハウスメーカーの研究所を訪問する特別授業など、実践的で豊かな教育が展開されています。

京都女子について相談・問い合わせ

京都女子の中学入試では、国語・算数・理科・社会の全科目において、思考力・表現力・応用力を重視する傾向が見られます。
国語では、論説文を中心とした文章読解が多く出題され、漢字や語彙力も高得点に欠かせません。
算数では、「図形」「速さ」「場合の数」といった文章題や図形問題が多く、正確性とケアレスミス対策が求められます。
理科は、生物・化学・地学・物理の各分野から幅広く出題され、特に実験問題や記述形式への対応力が必要です。
社会では、歴史・地理・政治のバランスが取れた出題に加え、時事問題や都道府県の特色、漢字指定の記述問題も頻出します。
こうした入試傾向に対応するため、個別の会では「記述力の強化」「読解力の養成」「応用力の育成」に重点を置き、過去問演習だけでなく、類題や発展的な問題にも取り組むことで、着実に得点力を伸ばしていきます。
個別の会では、京都女子中学校・高等学校に関するご相談を随時受け付けております。
各コースの特徴や入試傾向、学校生活の様子など、気になることがあればぜひお気軽にお問い合わせください。
経験豊富な講師陣が、受験生一人ひとりの目標や学習状況に応じて丁寧にサポートいたします。