開智高校の特徴まとめ
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教育の特徴
授業を柱とした学習システムを用いて、志望大学への現役合格を目指す。
基本は、“授業第一主義”。「予習→授業→復習」のサイクルを定着させることで内容の理解を確実なものにして、国公立大学に現役合格するのに十分な高い学力を養成する。
⇒初期指導
新入生に学習習慣を確立させるために、徹底した初期指導を行う。
具体的には、入学前課題によって生徒の学習習慣を把握し、入学後すぐの宿泊研修で学習スキルの基礎を身につけるために指導する。入学前課題とは、入学前の時間を有効活用してもらうために入試合格者に配布されるもので、合格者登校日にこれの進捗を一人ひとり確認する。宿泊研修は2泊3日で行われ、授業を受ける際の心構えやノートの取り方、予習・復習のやり方などについて指導される。
⇒授業時間
基礎学力と応用力を十分に養うため、授業時間を最大限に確保している。
平日の授業数は1日に6~7限。1限あたり60分となっている。さらに、土曜日には3限の授業を行い、長期休業日も出来るだけ短くすることで、一定の学習リズムが保たれやすくなる。
⇒小テスト
基礎学力定着のための反復演習として、各教科の小テストを毎日行っている。大学受験に備えて、基礎学力を無理なく身につけるための工夫である。また、各生徒の学習到達度や定着度を的確に把握するためにも、定期考査や日々の小テストの他に確認テストや模擬試験を随時行っている。
もしも理解が不十分であると判断された場合は、補習授業などで分かるまでサポートがある。
⇒特別講習
演習授業や特別講習を充実させ、大学受験の不安を減らす。
教材・指導法・大学入試の内容や生徒の状態を分析し、可能な限り授業を効率化し学習進度の前倒しをはかる。そうすることで、3年次では志望大学の入試対策の時間を十分に確保することができ、現役生でも浪人生にも引けを取らない学力が身につく。また、得意科目は成績を伸長しつつ、苦手科目を克服するため教科ごとに特別講習を実施し、学力の向上をはかる。さらに、長期休業中にも特別講習を行う。
⇒国際交流
日本とは違う文化に触れることで、国際理解に繋がる貴重な経験となる。幅広い視野、異文化の知識と理解、世界で活躍するきっかけや経験を学ぶ。語学研修や英国研修、また英国の学校や紺国の姉妹校の生徒たちとの交流などの取り組みをすることで、世界で健闘する人間の育成をサポートする。
⇒個別指導
教師が団結し、生徒一人一人を手厚くサポートする。
教員室の扉はいつでも開放されていて、机と椅子を設置している。
二者面談を随時行い、学習面はもちろんのこと、日々の生活・進路相談についてもサポートする。
⇒自学自考
進路指導室周辺のアカデミックラボと呼ばれるスペースのほか、図書館など自学自習のための環境が十分に用意されており、始業前、放課後はもちろん、長期休業中にも開放されている。日頃から主体的に予習・復習ができる環境に身を置くことで、授業が一層効果的なものになる。
⇒進路指導
学年ごとにテーマを定めて進路を行っている。進路関係のイベントが充実していることもあり、入学時から進学に向けての意識を高めることができる。具体的には、定期開催される進路学習や進路講演会のほか、開智オープンセミナーや大学見学会など。これらは生徒たちが自身で進路について考える良い機会となっている。また、より効果的な指導に繋げるため、定期的に模擬試験で生徒一人ひとりの実力を分析している。
コース紹介
⇒SⅠ類コース
このコースで目指すのは、難関国公立大学への現役合格である。共通テストや二次試験に備え、5教科のバランスを考慮したカリキュラムが組まれている。
3年間の学習で志望大学へ合格できるだけの実力を十分に身につけるためにも、先取り学習を行うほか、進路目標に合わせた実践的な授業に取り組んでいる。2年生から、希望する進路によって「理系」と「文系」に分かれる。
⇒Ⅰ類コース
このコースで目指すのは、和歌山大学をはじめとした国公立大学への現役合格である。
生徒がそれぞれ自分に合った学習スタイルを見つけ、実践できるように、得意教科を中心に個性を伸ばす指導を行っている。SⅠ類コースと同じように2年生から「理系」「文系」で分かれるほか、国公立大受験対策の授業を導入して実力を養う。
学校生活
韓国姉妹校訪問(釜山)[隔年](高校生希望者)、教育実習、英国交換留学生受け入れ、開智オープンセミナー
(大学出張講義)(1・2年)、演劇鑑賞会、バンクーバー語学研修(高校生希望者)、Dartford Grammar School 来校、大学見学(1年)、英国交換留学生派遣、センター試験壮行会、OB・OG講演会、英国研修
進路
令和5年度入試 大学入試結果(卒業生289名) 【4月1日現在】
⇒国公立大学等 155名合格(過卒生6名含)
難関大といわれる東京大(文Ⅲ)に現役合格。さらに大阪大には(工3・外4)7名の合格、また開校以来初の、東京芸大(音・声楽)にも現役合格。他は、名古屋大(工)1名、和歌山県立医大(医2・薬2・看7)11名、神戸大 4名、大阪公立大 9名、横浜国立大 1名、和歌山大 36名、広島大 3名、岡山大 4名、京都工芸繊維大 2名、東京農工大 1名、奈良女子大(工)1名、大阪教育大 5名、九州工大 2名などに合格 ※大学入試合格者数は延べ人数で表記しています。
⇒近畿(大阪・和歌山・京都・奈良・兵庫・滋賀)の国公立大学には91名合格
大阪大 7名、神戸大 4名、大阪公立大 9名、和歌山大 36名、和歌山県立医大 11名、京都教育大 1名、大阪教育大 5名、奈良教育大 3名、奈良女子大 1名、滋賀県立大 2名、兵庫県立大 4名、奈良県立大 3名、神戸市立外大 1名、京都工芸繊維大 2名、福知山公立大 2名
⇒私立大学(抜粋)
関関同立大には 184名(関西 70・関西学院 42・同志社 29・立命館 43)産近甲龍大には 254名(近畿 219・京産 18・龍谷 12・甲南 5)関東には、慶応 1名、早稲田 1名、上智 1名、東京理科 3名、青山 1名、中央 1名、法政 2名 他多数合格 私立大合格総数 828名
⇒医・歯・薬・獣医・看護の合格
埼玉医科大(医)1名、関西医科大(医)1名、兵庫医科大(医)1名、近畿大(薬)4名、立命館大(薬)2名、京都薬科大(薬)1名、大阪医科薬科大(薬)2名、帝京大(薬)1名、大阪大谷大(薬)2名、摂南大(薬)5名、神戸学院大(薬)10名、朝日大(歯)2名、東京医療保健大(和看)14名、関西医療大(看)5名、武庫川女子大(看)3名、四天王寺大(看)1名、岡山理科大(獣医)1名