関西大学高等部 コース・実績 

関西大学高等部の特徴まとめ

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2010年4月に関西大学の3つめの併設校として開校しました。 関西大学に内部進学できるのが併設校の強みの一つです。 関西大学合格後に国公立大学の受験に挑戦することも可能で、難関国立大学や医歯薬系大学などの合格者も多数います。

教育の特徴

文理バランスのとれた学力を習得し、考動できる基盤をもつ、また海外研修や留学生との交流などで視野を世界に広げ、多文化共生に応じた資質・能力・態度や技術をもった人材の育成をします。 高等部では、自分が何に興味・関心があり、どの学部・学科を選択するのかをしっかりと考えさせ、自ら学ぶ力を身につけるよう指導します。 また、幅広い分野を網羅した探究学習での活動を通して、大学で学ぶための下地となる一般教養や探究能力の習得を目指します。 探究学習とは、自ら課題をみつけ、それを解決するための論理的思考力や手法に加え、自らの興味関心に気づき真理を深めようとする態度を身につけていくためのプロジェクト科目です。 このプロジェクト科目を根幹として課題研究や国際理解教育を推進し、教室内だけに留まらず、フィールドワークも実施し、グローバルリーダーとして活躍できる人材の育成に力を入れています。 また、ICT環境の充実を図り、学校生活において日常的に活用しています。 ICTを活用する最大のメリットは、瞬時に情報を共有できる点にあり、そこから得た気づきを自らの思考や行動に反映することにより、一人ひとりがさらなる高みをめざすことができます。 探究学習においてもICTは、必要な情報を収集したり、思考を促しながら論文作成に取り組んだりするうえで、大きな役割を果たしています。

関西大学との連携教育

関西大学併設校としてのメリットの一つは高大連携教育です。 特に探究学習や進路指導において積極的に展開しています。 生徒の興味・関心及び進路希望に対応したキャリア教育では、関西大学高大連携センターが実施している高校生が課題(テーマ)を決めて、科学の分野で興味関心を持っている研究に取り組む課題提案型のプログラムを実施しています。 このプログラムでは、関西大学の併設校の高校生を対象に、希望する課題に関する研究や実験について、関西大学の理工系3学部(システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部)の研究室で体験できます。 また、課題研究を進めていく段階で、各ゼミのテーマを専門とする大学教員や各分野の専門家が特別講師として授業に参加し、どのような切り口で考えればよいのかといった疑問に対してアドバイスを行います。 また、卒業論文執筆において、希望する生徒は英文アブストラクトの作成にチャレンジできます。 その際生徒はガイダンスとして、関西大学の先生から専門的な講義を受け、さらに、関西大学に進学した本校の卒業生から個別で指導を受けることができます。

クラス編成

1年次は、高等部からの入学生と、中等部からの進学生からなる4クラス編制です。 2年次では科目選択と同時にクラスを編制します。 希望する進路と成績により、主に関西大学進学をめざすⅠ類と、難関国公立大学をめざすⅡ類とに分かれます。 成績によっては3年次に再編制を行う場合もあります。 Ⅰ類・Ⅱ類とも、5教科を中心としたカリキュラムで授業を展開します。 Ⅰ類では、関西大学への内部進学に対応した指導をおこない、Ⅱ類では難関国公立大学受験を目指し、より深い学習内容や問題演習に取り組みます。

学校行事

体育祭、文化祭、大学野球春季リーグ戦(関関戦)の応援など関西大学と連携したものがあります。

進路実績

関西大学をはじめ、難関国立大学や私立医歯薬系大学への進学も目指しています。
2022年3月卒業生 合格者数( )内は過年度卒業生
国公立大学 23(3)
私立大学 115(48)
私立医歯薬医療系大学 31(1)
関西大学への進路状況 2022年度入試
志願者数 106名
合格者数 106名
募集人数 男女 約50名