大阪教育大学付属高等学校 池田校舎 コース・実績

大阪教育大学付属高等学校 池田校舎の特徴まとめ

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大阪教育大学附属高等学校池田校舎は、文部科学省によって高等学校普通教育を目的として設置された国立大学法人の附属高等学校です。 教育大学の附属校として、以下の3つの使命と役割があります。 ① 基礎学力を充実させる普通教育を実施 ② 大学学部の学生の教育実習を指導 ③ 研究教育校・教育実践校として教育研究を進める このため、6月と10月に大阪教育大学からの多くの学生を教育実習に受け入れて、教員養成機関としての役目を果たしています。また、大阪教育大学の教職員や様々な教育研究機関と共同して教育研究を行い、その実績を公開授業研究会、研究紀要などを通じて、地域や全国の教育関係者に発信しています。 1972年より服装は自由化し前・後期の二期制を導入しています。 個人を大切にし、自由で自主・自律を尊ぶ校風で、お互いの顔が見える小規模校だから可能になった校風といえます。 今、新しい時代への教育改革をめざして、国際教育や総合的学習に力を入れており、海外の高等学校とも交流を深めています。

授業

教育大学附属学校として教育実習生を多く受け入れ、日本の教育課題に打ち込む教育実践、公開授業研究による成果の発信を行っています。 本校の授業は国立大学附属学校ならではの最先端かつユニークなものです。教室には電子黒板とWi-Fi環境が整備されており、情報機器を積極的に活用します。また、受験テクニックを学習するのではなく、各教科・科目の本当の面白さや奥深さを見出し、真の実力を身につけることができるように工夫されていることが特徴です。

教育課程

教育課程は文・理などというコースを設けていないのが特徴で、1・2年次は全員が共通科目を履修します。3年次では共通科目に併せて一週間の半分以上の時間を選択科目とし、生徒たちは自分の進路に応じて、それぞれ履修する教科・科目を選ぶことができます。選択科目などでクラスを分けたりせず、様々な特性を持った生徒が共に学びあい、互いに高めあう学校生活を送ることができます。また、選択の方法によっては授業のない時間ができることもあります。この時間は、図書室を利用するなどして、個々のペースに合わせて学習することができます。

安全な学校の取り組み

生徒たちが日々、安心して学校生活を過ごせるように学校安全への取り組みを行っています。
附属池田小学校事件を語り伝えていくために(教職員研修)
防災訓練(生徒、教職員)
学校安全の集い(生徒、教職員)
救命救急講習会(教職員研修)
体育の授業での着衣泳(生徒)
水泳安全の集い(生徒、教職員)
防犯訓練(教職員研修)

学校行事

附高祭
1・2日目が内部、3日目が一般への公開日となっています。舞台発表と模擬店という2つの企画を全クラスが4月から作り上げていきます。
視聴覚行事
年変わりで演劇・音楽・古典芸能を鑑賞し、芸術的感性を一層高めます。
2年修学旅行
行き先から一日のプランまで、生徒たちが企画します。近年の行き先は北海道の道東方面です。
附高オリンピック
1日目が陸上競技の部になり、2日目が球技の部で、毎年競技の種目やルールは生徒自らが決定します。クラスごとの縦割りでチームを結成し、学年の壁を越えた交流を行います。

進路

ほぼ全員が4年生大学に進学しています。高校を卒業する時には、どの大学に進学したかがよく話題にされますが、高校での進路指導は、一人ひとりの生徒がそれぞれの目標や進む道を自覚し、長い人生で自分の本領を発揮できるような基礎を創り上げることです。1学年約160名という小規模で、HR活動や生徒会活動、クラブ活動等を通じて、互いを刺激し、自分そのものと向き合い、自らの持っている力をそれぞれ伸ばしていけるような環境作りを意識しています。将来自分がしたいことを生徒自身が考え、選択し、確立していけるように、学年、教科、進路指導担当者が連携してサポートしています。

募集人数

約160名(付属池田中学からの進学者100名、国際枠8名程度を含みます) ⾃宅から⽚道1時間30分以内で通学でき、指定地域に居住する者