大阪教育大学付属高等学校 天王寺校舎 コース・実績

大阪教育大学付属高等学校 天王寺校舎の特徴まとめ

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本校の使命

研究学校
大学と一体となって教育の理論及び現場の教育の実際に関する研究を行います。
実証学校
教育研究の結果到達した理論を実験・実施し、広く教育界の参考に供します。
実習学校
大阪教育大学学生の教育実習を行い、次世代の教員を育てます。
現職教育学校
大阪府立諸学校との人事交流等を通じて、現職教員の研究、研修の場となります。

特色ある学習活動

2年生の終わりまで全生徒が同じ教育課程の授業を受け、理系・文系といったコースやクラス分けがないのが特徴です。3年生では選択科目があります。
通常の教科・科目の授業
すべての教科科目を幅広く学習します。基礎基本を大切にしながら、各教科分野の本質、学習や学問の本質に近づく内容を目指し、学ぶ喜びと楽しさとを深く感じることができる授業が展開されています。
学校設定教科・科目
探究・研究を主な目的とした教科「学びのもり」を設定し、学び方の修得や課題解決力の育成を図っています。「生命論」「環境論」では生命や医療、環境に関わるテーマを通して、現代的な課題、答えのない課題に対して議論を通じて自分なりの意見を形成し、主体的活動につながる力を育てていきます。プログラム全体を「科学のもり」と名付け、「科学知識に基づく議論と体験を通して、現代科学を担う科学者や技術者育成のためのカリキュラム・教材・教授方法の研究開発」を題材にSSHに取り組んできました。
スーパーサタデー
平日の授業で実施できなかった課題研究や、進んだ内容の教科の補足授業、入試対策の演習等を土曜日に行っています。年間、または学期ごとにプログラムが組まれており、スーパーサタデーは必修ではなく、希望する生徒たちが参加します。

学校行事

なるべくたくさんの「本物」に触れ、直に感じる経験が直観や判断力、知的センスをレベルアップさせるのに役立つと考えています。
体育大会
運動会ではなく競技大会・記録会を行います。
遠足
登山等を主にした「歩く」行事です。
芸術鑑賞
文楽、能・狂言、歌舞伎、古典落語といった日本の伝統芸能を、3年間でひと通り鑑賞します。美術館や博物館での芸術鑑賞も行います。
研修旅行
普段の生活では体験できないようなことを学習する旅行行事です。事前学習を通じて現地を知り、様々な活動を積極的に行います。九州・屋久島を中心に組まれたコースで歴史、自然、文化に触れます。
地学実習
2年生の2学期には、貝塚市蕎原で地質調査実習を行います。全員が参加する伝統がある実習です。附属天王寺中高に在籍している理科教員全員が各班を担当し、現地の案内から説明、課題提示までを行います。
夏季校外研修
夏季休暇などを利用して、高エネルギー加速器研究機構での実習を主に目的としたつくば研修、西はりま天文台を中心とした研修、ハンセン病施設岡山愛生園での研修など、最先端の科学や社会問題を論点とした研修を実施しています。

募集人数

16名程度 受験資格「通学時間が約90分以内の本校が定めた地域に現住所があり、保護者と同居している者」

進路

合格者数
国立大学 56名
公立大学 18名
私立大学 190名