東大寺学園中学校
東大寺学園中学校ではコース制を設けず、男子生徒のみの完全中高一貫教育を活かして、生徒一人ひとりの学力や興味・関心を深める教育が実践されています。教育方針としては、「進度」よりも「深度」を重視しており、中学段階から高校の内容を先取りしつつも、単なる先取りにとどまらず、思考力や応用力を養う授業が展開されています。
また、東大寺の歴史や精神に触れる「東大寺学」や、写経・仏像学習・田植え体験といった体験型授業も多く取り入れられており、学びをより実感のあるものとしています。
さらに、東大寺学園では生徒の「自由」が最大限に尊重されており、生徒たちは互いに切磋琢磨しながら、自主性や個性、そして豊かな感性を育んでいきます。
授業以外にも、「東大寺学」の学習に加えて、体育大会や球技大会などの体を動かす学校行事、さらに研修旅行やスキー研修といったさまざまな行事が用意されており、友人関係を築きやすい環境が整っています。
これにより、中高一貫教育における人間関係の不安にもきめ細かく対応されています。
東大寺学園高校
東大寺学園高等学校では、中学校と同様にコース制を設けておらず、中高一貫教育の強みを活かして、生徒は中学で培った基礎学力を土台に、より高度で質の高い高校教育に取り組んでいます。学びの面白さや楽しさを継続的に感じられる環境が整っており、それが大学進学後の確かな力へとつながっています。
学校生活では、夏山登山、修学旅行、文化祭(聖武祭)など多くの学校行事が実施されており、仲間とともに多様な経験を積むことができます。
また、クラブ活動や同好会も非常に盛んで、全国レベルの実績を持つ団体もあり、生徒たちは自由で活気ある雰囲気の中で、自主的に活動を展開しています。
こうした中高一貫での自由な教育環境のもと、学校行事やクラブ活動を通して、生徒は個性や感性を豊かに育んでいきます。
校内の施設も充実しており、学習面だけでなく心身の成長を支える多様な設備が整っています。
図書館には貴重書を含む約6万冊が所蔵され、日々の学びを支える重要な場となっています。
また、生物室、音楽室、陶芸室、美術室、視聴覚教室A〜C、カウンセリングルームA〜Cなど、多様な教育活動を支えるための専門施設が配置されています。
中でも「サンガティ・スクエア」は東大寺学園独自の空間で、生徒たちの憩いや交流の場として親しまれています。
このような充実した教育環境と活動の積み重ねにより、東大寺学園高等学校は毎年多くの国立大学合格者を輩出し、その他の難関大学への進学実績も非常に高い水準を維持しています。
自由で主体的に学びに向き合える校風と、それを支える教育体制が、進学・人生の基盤となる力を確実に育てています。
東大寺学園について相談・問い合わせ
東大寺学園中学校の入試は今年度から難易度が下がったことから小さなミスや、取りこぼしに注意が必要です。また全科目を通して問題量が多く、素早い問題の取捨選択や的確に問題を解く力が求められます。
特に算数と理科の難易度が高く、国語、社会の点数を確実にとったうえで、算数・理科でより一層点数を取ることが大切です。
4教科(国語・算数・理科・社会)または3教科(国語・算数・理科)の選択制で出願後の変更はできません。
「個別の会」では、ひとりひとりの学力や苦手科目を把握し、基礎力の定着から苦手科目の克服まで個別のカリキュラムを作成し、中学受験指導の経験豊富なプロ講師陣が完全個別指導で合格まで導きます。
東大寺学園中学校受験を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。