須磨学園中学校・高等学校 コース・実績

須磨学園中学校

須磨学園中学校には、難関国公立大学を目指す「Aコース」と、最難関国公立大学を目指す「Bコース」の2つのコースが設けられています。

Aコース

Aコースは、中高一貫教育の中で、基礎から応用までをバランスよく学べるカリキュラムが組まれており、生徒一人ひとりのペースに合わせて着実に学力を伸ばしていくことができます。
このコースでは、通常の授業に加え、土曜の午後には希望制で探究理科・数学、ICT、英会話などの特別授業が行われており、より発展的な学びに取り組む機会が用意されています。
また、すべての授業で確認テストが実施されており、その日の理解度を即座に確認することができます。
理解が不十分な場合は、再テストや個別指導によって確実にフォローする体制が整えられています。
さらに、「TBM教育(To Be Myself)」を通じて、生徒自身が目標を設定し、自律的に学ぶ姿勢を育てていきます。
ICT機器の活用や、英語4技能を伸ばすプログラムも充実しており、グローバルな視野を持った学習者の育成にも力を入れています。

Bコース

Bコースは、最難関国公立大学や医歯薬系学部への現役合格を目指す、より高度な学びに特化したコースです。
学習への高い意欲と、自ら主体的に深く学ぶ姿勢を持つ生徒に適した環境が整えられています。
Bコースでは、通常の授業に加えて土曜日の午後に行われる特別授業が必修となっており、思考力・応用力をさらに高める発展的な学習が継続的に行われます。
授業後には毎回確認テストを実施し、その日の理解度を即座にチェックします。
理解が不十分な場合は再テストや個別フォローが行われるなど、学び残しを防ぐ手厚い体制が整っています。
これらの学習スタイルは、Aコースと同様に「その日のうちに理解を深める」ことを重視しています。
Bコースは、知識の習得にとどまらず、自ら課題を発見し、解決に向けて深く思考する力を養うことで、難関大合格を現実のものとする、より挑戦的で実践的な学びのステージとなっています。

須磨学園高校

須磨学園高等学校では、I類・II類・III類の3つのコースが設けられており、それぞれの目標に合わせた専門的な学びが展開されています。
III類はさらに英数コースと理数コースに分かれており、2年生への進級時にコースの変更も可能です。

Ⅰ類

Ⅰ類は、国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指す進学志望の強い生徒に適したコースです。
1年次には基礎学力の徹底強化を行い、2年次以降は一般入試だけでなく、スポーツや芸術分野の推薦入試にも対応できる応用力を養います。
また、スポーツや芸術分野においては、神戸大学や筑波大学、早稲田大学、東京藝術大学など、多くの実績を持っており、学業と課外活動の両立が可能な環境が整っています。
授業は隔週土曜日に特別授業が行われ、放課後も生徒が自分のペースで学習や部活動に取り組める柔軟な時間割が組まれています。

Ⅱ類

Ⅱ類は、難関国公立大学への現役合格を目指す進学志向の強い生徒に最適なコースです。
このコースでは、すべての教科において課題設定と時間の使い方を重視し、表現力や記述力といった入試に直結する力を段階的に養っていきます。
さらに、習熟度別の特別講座を通じて、一人ひとりの学力に応じたきめ細かな学習指導が行われており、確実に実力を高めることができます。
また、多くの生徒が学業と課外活動の両立を実現している点もⅡ類の大きな特徴です。
1年次に身につけた基礎力をもとに、2年次以降には上位コースであるⅢ類へのコース変更も可能で、進路の希望や学力の伸びに応じた柔軟な選択ができる体制が整っています。

Ⅲ類(英数・理数)

Ⅲ類は、「英数」と「理数」の2タイプで構成される最上位コースで、最難関国公立大学や医歯薬系学部への現役合格を目指す生徒のために設けられています。
いずれのタイプも、高度な学力と論理的思考力、表現力をバランスよく育成するカリキュラムが整っています。
Ⅲ類(英数)では、文系・理系どちらの進路にも対応可能な学習内容で、英語と数学を中心に強化します。
英文の構造分析や速読力、スピーキングを含めた英語4技能を高めると同時に、数学では演習を通して出題意図を読み解く力や論理的思考力を養います。
さらに国語では古典から現代文まで幅広く扱い、記述力や読解力、表現力を磨いていきます。
Ⅲ類(理数)は、理系・医歯薬系を志望する生徒に特化したコースで、数学・理科の圧倒的な演習量が特徴です。
厳選された問題によって高い応用力と発想力を養うほか、科学系の英文資料を活用して英語の読解力や要約力も鍛えます。
国語では小論文や記述問題を通じて、理系分野にも求められる思考力と表現力を徹底的に磨いていきます。
両タイプともに、週末(土曜)授業があり、放課後は自律的に計画を立てて学習に取り組むスタイルが基本です。

須磨学園について相談・問い合わせ

須磨学園中学校の入試では、全教科で幅広い範囲から出題されるうえ、知識問題や時事問題も含まれるなど、総合的な学力と柔軟な思考力が求められます。
そのため、単に過去問や難問に取り組むだけでなく、日頃から身の回りの出来事に関心を持ち、幅広い知識を身につけておくことが重要です。
こうした傾向を踏まえ、「個別の会」では須磨学園中学校の出題レベルに即した過去問や問題集を用い、丁寧な解説を通して記述力や知識問題への対応力を養成し、実際の入試に近い形式に慣れながら、実力を着実に高めていきます。
一方、須磨学園高等学校の入試では、国語で長文読解中心の出題が特徴的であるため、「個別の会」では速く・正確に読み解く読解力の養成に力を入れています。
数学では基礎から応用まで幅広く出題される傾向があるため、まずは基礎力をしっかり固め、そのうえで応用問題に取り組むことで、出題範囲全体に対応できる実力を養います。
個別の会では、こうした中高の入試傾向と教育内容をふまえ、「今、何を重点的に伸ばすべきか」を明確にしながら、個々の学力や課題に応じた最適な教材選定・学習法・スケジュールを提案しています。
特に教科ごとの特性をふまえ、記述力・思考力・資料読解力などをバランスよく伸ばせるよう、具体的な対策と学習計画を提示し、効率的かつ確実な受験準備を一人ひとりに合わせて丁寧にサポートしています。