清風南海中学校
清風南海中学校では、入試の成績に基づき「スーパー特進コース」と「特進コース」のいずれかに振り分けられます。また、両コース間での入れ替えは、学年末(3月)に学業成績などをもとに行われます。
スーパー特進コース
スーパー特進コースは、東京大学・京都大学・医学部医学科など、国内最難関レベルの国公立大学合格を目指すハイレベルな進学コースです。授業では高度な先取り学習が行われ、演習量も多く、思考力や応用力を養うための指導が徹底されています。
自学自習の習慣を早期に身につけさせる方針のもと、日々の学習姿勢や学力の伸長が重視されます。
特進コースを希望していても、入試成績がスーパー特進コースの基準に達している場合は、スーパー特進コースへの合格となります。
その際、入学時には本人が希望するコースを選ぶことができます。
募集人数は、A入試で90名、B入試で20名です。
特進コース
特進コースは、京都大学、大阪大学、神戸大学などの難関国公立大学への進学を目指すコースです。中高6年間を通じて、基礎から応用まで段階的に学力を伸ばしていくカリキュラムが組まれており、学力の定着と発展をバランスよく図る教育が特徴です。
スーパー特進コースと比べて演習量や学習負荷はやや抑えられていますが、生徒の理解度や進度に応じた丁寧な指導が行われます。
スーパー特進コースが不合格だった場合でも、成績に応じて特進コースへの「回し合格」があります。
募集人数は、A入試で130名、B入試で30名です。
清風南海高校
清風南海高校では、スーパー特進コースと特進コースに加え、「3か年特進コース」が設置されています。3か年特進コース
3か年特進コースは、高校から入学する新入生を対象とした進学重視のコースです。このコースは中学校からの内部進学生とは別編成で、外部からの高校受験生専用に設けられています。
このコースの最大の特徴は、3年間で難関国公立大学への現役合格を目指す集中的なカリキュラムです。
高校2年生までに高校の学習内容をほぼ修了し、高校3年では大学入試演習に特化した実践的な授業が行われます。
また、定期的な補習や長期休暇中の勉強合宿なども実施され、学力向上のためのサポート体制も非常に充実しています。
清風南海について相談・問い合わせ
清風南海中学校の入試では、算数は図形分野の比重が高く、思考力と処理力の両方が求められます。国語は記述や選択肢の精査力、幅広い分野への対応が必要です。
理科は典型問題とともに、見慣れない題材への柔軟な対応力が問われ、社会は読解力と正確な情報処理が鍵となります。
また、高校入試では英検資格による加点制度も導入されています。
個別の会では、こうした清風南海中学校・高等学校の入試傾向を踏まえ、各教科の特徴に合わせた対策を行っています。
過去問演習や記述・図形・資料読み取りなどへの重点的な取り組みにより、本番で実力を最大限発揮できる力を育てています。