大阪教育大学附属天王寺中学校
大阪教育大学附属天王寺中学校には、文系・理系や国際系などといったコース制度は設けられていません。全生徒は1〜2年次に共通カリキュラムで基礎学力と幅広い教養をじっくり養い、3年次に入って各自の興味や進路に応じた選択科目を履修する「選択中心型カリキュラム」に移行します。
ただし、これはコース分けではなく、ホームルームのクラス編成とは無関係に、クラス単位での共通学びが維持されます。
また、附属天王寺中学校は「質実剛健」を理念とし、無理に特定教科に偏らない全教科的な学びと探究型授業を推進しています。
理科では顕微鏡実習や磯観察、自由研究などを通して体験的な学びを重視し、国語では読書タイムやプレゼンテーションによる発表活動、英語では暗唱や弁論大会を通じてコミュニケーション能力や表現力を育成します。
さらに、附属天王寺中学校は大学附属校として研究校機能を持ち、STEAM教育的視点を導入した独自カリキュラムを展開しています。
課題発見や創作、探求を重視しており、多様な視点を統合する力を伸ばしています。
大阪教育大学附属天王寺高校
大阪教育大学附属天王寺高等学校では、文系・理系などの学科別コース制度は導入されていません。その代わりに、全校生徒が共通カリキュラムのもとで基礎から応用まで幅広く学び、3年次に個々の興味や進路希望に応じた選択科目を履修する柔軟な教育体制をとっています。
文理の分離はあってもクラス編成とは無関係であり、全員が共通クラスで学びながら選択科目を通じて自分の学びを深めていきます。
教育理念は「授業第一主義」「鍛錬主義」「本物志向」「課題研究」「文武両道」を掲げる「天高育成プログラム」に象徴され、教養と探究力を両立させる全人教育を推進しています。
学年を問わず、理科実習、探究型教科「創知」、校外研修やスーパーサタデーなど多彩な実践活動を通じて、生徒の主体性と協働性、論理的思考力を育成しています。
校風は「自由闊達・質実剛健」を掲げ、学習だけでなく、自治活動や行事を通じて本物志向の力を養い、生涯学び続ける力を育んでいます。
学びのスタイルを固定せず、生徒自身が興味関心に応じて柔軟に学ぶ力を培いたい方にふさわしい環境といえるでしょう。
大阪教育大学附属天王寺について相談・問い合わせ
大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校では、入試を通じて「思考力」「表現力」「応用力」が重視されており、単なる暗記型の学習では対応できない高度な問題が出題されます。中学入試では、算数での複雑な図形問題や思考型文章題、国語では記述を伴う論理的読解、理科や社会では観察力と考察力を問う資料問題などが多く、幅広い教科力と柔軟な思考が求められます。
高等学校の入試においても、思考の深さとスピードを兼ね備えた解答力が問われ、特に記述や論述問題への対応力が合否を左右します。
「個別の会」では、こうした附属天王寺の入試傾向に的を絞り、記述力・思考力・図形処理・資料読解などの対策に力を入れています。
過去問分析に基づいた模擬演習や記述添削、時間配分の最適化、弱点補強プランなど、生徒一人ひとりの課題に合わせた個別最適化指導を提供しています。
そして、入試本番で実力を最大限に発揮できるよう、戦略的かつ実践的な学習支援を行います。
附属天王寺中学校・高等学校を目指す方は、ぜひ「個別の会」にご相談ください。
難関校合格に向けて、丁寧で的確なサポートをお約束いたします。