西大和学園中学校・高校 コース・実績

西大和学園中学校

西大和学園中学校は中高一貫であり、コース制は設けられていませんが、生徒一人ひとりの興味や進路に応じて選択・参加できる多彩な教育プログラムが整備されています。
中でも理系に関心のある生徒向けには、「スーパーサイエンススクール(SSH)」プログラムが用意されており、中学1年から高校まで段階的に科学的探究力を養うカリキュラムが組まれています。
さらに、英語や数学の力を高めたい生徒には「スーパー英語・数学講座」があり、通常授業よりも高度な内容に挑戦できます。
また、国際的な視野を広げたい生徒には、「国際教育プログラム」や「アクションイノベーションプログラム(AIP)」が設けられており、模擬国連、語学研修、海外大学での研修、起業体験型のプロジェクトなど、世界を舞台に活躍する力を育てる学びの場が数多く用意されています。
さらに、学力面だけでなく、人間力・感性を育む情操教育にも力を入れており、芸術鑑賞会や自然体験、講演会などを通して豊かな人格形成を目指しています。

西大和学園高校

西大和学園高校は東大・京大・国公医コースのみ設けています。

東大・京大・国公医コース

西大和学園高校では、東京大学・京都大学・国公立医学部医学科を目指す生徒のために、専門的なカリキュラムと指導体制を整えた特別クラスが設けられています。
高校2年次からは「東大クラス」と「京大・国公医クラス」に分かれ、それぞれの志望進路に合わせた高度な学習が行われます。
3年次には内部進学生との混合クラスとなり、より実践的な受験対策が進められます。
その成果として、2025年度の進学実績では、東京大学に44名、京都大学に26名、国公立大学の医学部医学科には45名が合格しており、全国でもトップクラスの合格者数を誇っています。

西大和学園について相談・問い合わせ

西大和学園中学校・高等学校の入試では、各教科において高度な思考力・記述力・分析力を要する問題が多く出題されるのが大きな特徴です。
算数では例年通り4題構成ですが、3年連続で平均点が下降傾向にあり、特に今年度は難化が顕著でした。
図形問題を含む小問集合から応用問題、大問形式の融合問題まで幅広く出題され、自力で正答まで到達する力が求められます。
国語では、論説文・物語文・古文の3本立てで、記述量は年々増加傾向にあります。
特に80字や90字の記述問題への対応力が合否を分ける要素となっており、段落整序や接続語など文脈を読み解く力も重要です。
理科は4分野からの出題で、前半は基本的な知識問題、後半は実験やデータをもとに思考力を試す問題で構成されます。
条件整理力と計算処理能力が求められ、特に地学や生物では未知のテーマへの対応力も必要です。
社会では、統計や資料、地図・写真などを活用した多面的な問題構成が特徴です。
単なる知識だけでなく、時事問題やアニマルウェルフェア・スマート農業など、社会への関心の深さも問われます。
高校入試における英語では、リスニング、並べ替え英作文、和文英訳、説明文と物語文の読解と、総合的な英語力が問われます。
特に和文英訳では自然な英文表現が求められ、読解では専門的な内容の理解と要約力が必要とされます。
数学は、標準的な小問から、図形・二次関数・空間図形といった応用問題まで出題範囲が広く、計算力と論理的な処理力の両方が求められます。
特に、後半の大問は複数の設問が連動しているため、途中の答えに自信を持って進める力が必要です。
国語の高校入試では、論説文・物語文・古文の三分野からの出題があり、記述問題や読解問題の難度も高くなっています。
特に古文では主語の判別や和歌の解釈など、高い読解力が求められます。
理科や社会についても、基礎知識に加えて実験考察・資料分析などの総合力が問われ、日頃の学習の深さと広さが結果に直結する内容となっています。
こうした入試や教育の特徴を踏まえ、個別の会では、志望校合格に向けて「今、何を伸ばすべきか」を明確にし、現在の学力や課題に応じた最適な学習方法・教材・スケジューリングを一人ひとりにご提案いたします。
特に、教科ごとの特性に応じて、記述力・思考力・資料読解力などをバランスよく育成するための具体的な対策や学習計画を示し、効率的かつ着実な受験準備をサポートしています。