京都薬科大学 コース・実績

英語

大問数3題
試験時間90分
解答形式選択・記述式
傾向

読解総合問題は、語句整序に難しいものがあり、また文法的知識も利用した的確な記述力と慎重な判断力が求められるような設問がみられる。
会話文についてはドラマや小説の1シーンからの出題であり、内容が読み取りづらい中で英文和訳や内容真偽など多様な設問。

対策

過去問や問題集などでさまざまなテーマの英文に多く接することで、背景知識の充実と正確な読解力の養成を図る。
接続詞や準動詞、前置詞などの用法に注意し、語句整序問題は基本的な構文や文法、熟語などの知識が問われるものも含まれるため、重要構文集などで頻出表現をしっかり身につけておく。

数学

大問数4題
試験時間90分
解答形式全問空所補充式
傾向

問題の設定や題材が工夫された出題がみられる。
数値計算に関しては、ねばり強く取り組むことを求められるものも多い。全体的にみれば、標準的な出題といえる。

対策

基本事項は確実に身につけておき、公式や定理を完全に活用できるようにしておくことが重要。
数列では漸化式がよく出題されるので、漸化式のさまざまなパターンを身につけておく。
図形の面積問題は頻出なので、短時間で解けるようにしておく。
受験対策の問題集を選ぶ際には、空所補充式の問題を多く扱っているものを選び、時間を計って解答する練習をしておく。
幅広い分野から出題されるので苦手分野をつくらないように満遍なく学習する。

化学

大問数4題
試験時間90分
解答形式選択・記述・計算・論述・描図
傾向

無機・有機ともに、全般的には標準的な事項や理論分野に関する理解力を試す方針がうかがえる。また、実験事象の観察と理論とを関連付けた理解力をみることをねらいとしている問題もある。
論述問題がかなり出題されており、実験操作の目的や操作の誤りの指摘などがよく出題されている。また、グラフを描かせる問題も出題されている。

対策

実験事象についての的確な知識の集積と、これに対する理論的考察に力を入れる。また、実験操作の目的を簡単に説明する練習もしておく。
電子配置と化学結合だけでなく、中和反応や酸化還元反応の化学式も書けるようにしておく。
理論計算に関しては、基本問題の習熟に努める。論述問題に関しては法則を自分の言葉で説明でき陽に練習する。また、グラフを描かせる問題もあるので練習しておく。