神戸薬科大学 コース・実績

英語

大問数5題(一般選抜前期)
試験時間80分
解答形式マーク式と記述式の併用
傾向

読解問題を中心に出題され、英語の総合力が問われている。テーマは医学系のものが目立つが、例年1題は他分野(文化・社会問題など)のものも出題された。難しめの文章やかなりの長文も出題されているので要注意。 一部出題されている記述式の問題は、例年、語彙の問題、整序問題、指示語の抜き出しが主体であるが、2021年度に続き、2022年度も英文和訳が出題。

対策

単語を書かせる問題や、派生語や語形変化を問う問題が出題されているので、意味だけでなく、綴りや派生語などにも注意を払っておく。
出題形式は毎年似たものが多いが、多少の変更はあるので、数年分の過去問を繰り返し練習しておくとよい。語句整序は高度な知識と応用力が求められるため、念入りに対策しておく。

数学

大問数5題(一般選抜前期・中期)
試験時間〈一般前期〉80分
〈一般中期〉60分
解答形式空所補充形式
傾向

ほとんどが教科書の例題もしくは章末問題程度の基本レベルの問題であり、取り組みやすい。
微・積分法、数と式、対数関数など、出題範囲からまんべんなく出題されている。
整数の性質、データの分析からの出題もみられるので注意が必要。

対策

教科書の基本事項。定義・定理・公式を徹底的に理解し、定理や公式は単に覚えるだけでなく、導き方も確かめて、それらを用いて応用できるようにしておく。
計算力を要する問題もあるので、正確で迅速な計算力の養成が必要。また、問題を解き終わったあとで必ず見直しをする習慣をつけておこう。

化学

大問数〈一般前期〉7、8題
〈一般中期〉5題
〈一般後期〉6題
試験時間〈一般前期〉100分
〈一般中期〉80分
〈一般後期〉60分
解答形式〈一般前期〉記述式
〈一般中期・後期〉全問マーク式
傾向

小問集合では基本的な問題が中心だが、正(または誤)のすべての組み合わせを解答する問題が多いため、やや難しい。特定のテーマによる大問では、各小問が連動した内容がみられる。
反応理論を重視した出題が多いので、現象面だけでなく反応性にも注意しておく。

対策

弱酸・弱塩基の電離平衡、緩衡液および熱化学方程式からの出題は頻出のため、各種化学平衡とルシャトリエの原理はよく理解しておく。
分子の構造は、極性の有無を含めて主なものを整理しておくこと。気体の発生と検出、捕集方法も同様である。
ベンゼン誘導体をはじめ、アセチレン、エチレン、エタノールの誘導体などは、教科書や参考書にある反応経路図を参考にして、自分なりにノートに整理する。