神戸学院大学薬学部 コース・実績

英語

大問数6題
試験時間70分
解答形式マークセンス方式
傾向

文法や読解などバラエティーに富んだ出題で、総合的な英語力が問われている。出題形式は毎年多少の変化があり、過去にはメールの読み取り、グラフ・表の読み取り、簡単な計算が求められる問題が出題されたこともある。ここ数年では、英文のパラグラフを並べ替えさせる問題が出題されているため注意が必要。読解問題の大部分は、空所補充、内容説明、同意表現、内容真偽、欠文挿入箇所、英文和訳などの形式であり、標準的なレベルであるが、分量が多いためスピードが要求される。設問や選択肢にはやや難しい語句が含まれている場合があるが、読みやすい標準的なレベルである。文法・語彙問題は空所補充・語句整序が出題される。会話文問題では発音・アクセント問題が毎年出題される。

対策

単語を確実に覚えることに加え、発音・アクセントの確認が必須。
会話特有の表現を押さえておくことが必要となる。
文法・語彙問題は頻出の文法分野から出題されることが多く、文法書1冊を繰り返し見直し、確実に知識を身につけておく。

数学

大問数4題
試験時間70分
解答形式マークセンス方式
傾向

出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・A 」である。
微・積分法、確率、図形と方程式の項目が必ず出題され、過去には指数・対数関数、三角関数なども出題された。内容は標準レベルであるが、まんべんなく学習しておく必要がある。

対策

頻出問題は過去問や入試問題集で徹底的に練習することが必要。
文字係数を含む方程式と不等式、さまざまな条件のもとで関数の最大値・最小値を求める問題は特に重要であり、問題分をしっかりと読んで解いていく練習をする。

化学

大問数6題
試験時間70分
解答形式マークセンス方式
傾向

出題範囲は「化学基礎・化学(高分子化合物の性質と利用を除く)」で、理論を中心として無機や実験、有機の問題など広範囲で出題される。設問数が多く、計算問題が毎年出題されている。ほとんどが標準レベルの問題であるが、計算問題や応用問題では思考問題を含むため、時間配分には注意が必要である。

対策

過去問の演習から傾向をつかみ、理解力を深めるとともに応用力や計算力を養い、弱点分野をなくすように学習を重ねておく。
化学の基礎理論が特に重要であり、周期表で元素の性質を整理し、気体の発生反応、沈殿の生成と溶解反応を中心として化学反応式を理解することに力を入れて学習する必要がある。
有機化学を重視して、芳香族化合物の各合成のスキーム、糖類、アミノ酸とタンパク質、合成高分子化合物は特に注意が必要。