岡山理科大学獣医学部 コース・実績

英語

大問数〈A日程〉4題
〈B日程〉3題
試験時間〈A日程〉60分
〈B日程〉3科目120分
解答形式記述式、選択式
傾向

長文のテーマは科学系のものが多い。文法。語彙問題では空所補充、誤り指摘が出題されており、基本的な語法力が試される。また、会話文問題については、前後の内容から適当な会話文を選ぶ力が試されている。
読解の英文や会話文、文法・語彙問題は、いずれも標準レベルである。

対策

難解な文法・構文を問われることはないが、基本的な文法力は必須である。標準的な文法問題集を1冊繰り返し学習することが望ましい。
長文読解では科学に関する評論文がよく出題されるので、日頃からそうした文章に興味をもち、知識を増やすように心がける。

数学

大問数〈A日程〉5題
〈B日程〉3題
試験時間〈A日程〉90分
〈B日程〉3科目120分
解答形式記述式
傾向

出題分野は出題範囲のほぼ全範囲にわたっており、幅広く偏りなく出題されている。その中でもよく出題されているのは、2次関数、三角関数、確率、数列、微・積分法、ベクトル、図形と計量などで、年度により証明問題や図示問題も出題されている。

対策

入試問題で頻出の典型的な問題が数多く出題されているので、まず教科書で基本事項について徹底的に理解を深め、問題の基本的な解き方を確実に習得することが大切。重要な定理や公式については、自分の力で証明できるようにしておくとよい。
試験時間内に迅速に処理できる計算力を養うため、平素から計算をこまめにする習慣をつけ、計算間違いをしたときは、その原因を探り、同じ誤りをしないように克服しておくこと。

物理

大問数〈A日程〉4題
〈B日程〉3題
試験時間〈A日程〉60分
〈B日程〉3科目120分
解答形式記述式
傾向

大問3題のうち、1題は力学、次いで電磁気からの出題が多く、残りの波動もしくは熱力学からの出題となっている。小問の出題分野は原子分野も含み、多岐にわたっている。
2022年度は理由とともに論述する問題が出題された。また、やや複雑な証明問題が出題されることもある。
いずれも基本~標準レベルの内容で構成されており、難問の類は出題されていない。

対策

教科書、傍用問題集の例題や練習問題の復習を徹底する。
物理に自信がない人は、頻出である力学、電磁気を中心に、基本から標準までのレベルの問題演習を行うことが合格への近道となる。
基本的な問題が解けるようになれば、時間配分を意識して過去問演習を行おう。
論述や証明が求められた場合には記述力が問われるので、立式や計算の過程を普段から丁寧に書くこと。

化学

大問数〈A日程〉5題
〈B日程〉4題
試験時間〈A日程〉60分
〈B日程〉3科目120分
解答形式記述式、選択式
傾向

内容はほとんどが教科書の範囲内。設問も平易でわかりやすい。
記述の内容は物質の構造式・名称・用語・反応式などである。
計算問題も出題されるが、解答は答えだけが求められている。

対策

教科書に記載されている事柄を隅々まで理解しておく。
平素の授業を大切にし、教科書を完全に理解した上で、問題集で実戦練習を重ねて実力を身につけよう。
「逆滴定」や「限界半径比」といった教科書の発展レベルの計算問題まで出題されるので、こうした分野の演習にも取り組んでおく。

生物

大問数〈A日程〉5題
〈B日程〉4題
試験時間〈A日程〉60分
〈B日程〉3科目120分
解答形式論述式、空所補充形式
傾向

どの分野もまんべんなく出題されており、進化・系統が出題されることもある。
論述問題、実験考察問題では、教科書レベル以上の内容が求められる場合もあり、難しいものが一部みられる。
全体の難易度としては標準レベルである。

対策

空所補充問題は出題範囲が広く、問題数も多いので、大まかな知識だけでは不十分である。丁寧に教科書を読み、十分に理解出来たら問題集をやってみて、知識を確実にしておこう。
論述問題は毎年必ず出題されているので、解答欄に合わせて要点をコンパクトにまとめる力が必要になる。そのため教科書の太字の用語や重要な現象などはひととおり自分の力で説明できるようにしておこう。