日本獣医生命科学大学獣医学部 コース・実績

英語

大問数2題
試験時間60分
解答形式マークシート方式、記述式
傾向

読解英文は標準的なレベルの文章で、随筆から時事問題や自然科学系の論文まで内容はさまざまである。注が多く付いているため、本文との行き来に時間を要するが、それ以外の単語は容易なものが多く読みやすい。 また、長文とは言っても、文法・語彙の力を試す設問が多い。

対策

学校での授業の予習・復習を徹底的に行うことが最もよい。
読解問題の対策としては、標準的なレベルの英文を多読するのもよい。
英文の語句整序・空所補充ではイディオムが扱われることも多いので、単語を覚える際に、一緒に身につけておく。また、英単語を記述する問題もあるので、正確に書けるようにしておくこと。

数学

大問数5題
試験時間60分
解答形式マークシート方式、記述式
傾向

各分野からバランスよく出題されているが、中でも微・積分法、確率、数列、ベクトル、図形と計量(三角比、三角関数を含む)は頻出である。また、融合問題もよく出題されている。
各問とも、基本的・標準的な問題であり、教科書の節末・章末問題程度である。

対策

年度を通して見ると出題範囲からまんべんなく出題されており、融合問題も出題されているので、特定の分野だけでなく、全分野にわたって幅広く学習しておくことが大切。
例年、似通った問題があり、その類題も多いので、出題傾向を知る上でも過去問はぜひ解いておきたい。また、解法がパターン化された問題が多いので、どのパターンの問題かを見抜く力をつけておく。

化学

大問数5題
試験時間60分
解答形式マークシート方式、記述式
傾向

有機化学を中心に見慣れない物質や高校では直接扱わないことに関する問題など、やや難度の高い問題もあるが、全体的には基本から標準レベルの問題。
計算問題が重視されており、出題量も多い。
近年は特に、化学反応式とその量的関係を問う問題が多くみられる。

対策

化学反応式とその量的関係については反応式を自分で書けるようになること含めて十分に学習しておく。
pH、化学平衡、反応速度なども計算問題に関わる内容として重視する。
代表的な化合物の反応なども十分に押さえておき、基本的な物質の合成実験についても学習しておく。タンパク質、アミノ酸についても整理しておくこと。

生物

大問数5題
試験時間60分
解答形式マークシート方式、記述式
傾向

基礎~標準レベルの問題が中心だが、やや複雑な計算問題を含み、一部に教科書レベルを超える用語を答える問題、専門的な知識を要する問題もみられることがある。
体内環境、動物の反応、遺伝情報、生殖・発生などのほか、生態や進化・系統からの出題もよくみられる。
実験や図表に関連した考察問題もみられる。

対策

少しレベルの高い内容は、教科書には書かれていなくても、図説などの副教材には書かれていることが多いので、図説にもしっかり目を通し、図やグラフに注意しながら隅々までよく学習する。
用語については、教科書の索引を利用して1、2行程度でポイントを押さえて説明できるよう、繰り返し実際に書いて練習しよう。
計算問題については、まずは例題レベルの基礎的なものに数多く当たって考え方に慣れること。